フリーランス主婦デザイナーの「強み」を言語化する
こんにちは、エスイチです。
PageCraftAppはこちらから
=======
ここ数年「主婦でフリーランスでデザイナー」という人、そして、それを目指す人が増えてきています。(体感ですが)
SNSでフリーランスWebデザイナーが話題になっているのか、教育体制が整ってきたからかは分かりません。
実際、弊社へのご契約もフリーランス主婦デザイナーはかなり増えています。
しかし、実際にうまく稼いでいる人とそうでない人の差はかなり大きい。
弊社で見させていただいている範囲でフリーランス主婦デザイナーとして成功している人の特徴をまとめました。
フリーランス主婦デザイナーで食べていきたい人の参考になればと思います。
成功している主婦デザイナーは何が違うのか
「格上」に挑み、「格上」に頼るマインドが強い
稼いでいる主婦デザイナーさん最大の特徴、それは当然「思考回路」です。
特に自分より格上の方に積極的に関わりに行く精神が群を抜いています。
もちろん、人に上下はありません。しかし、実際には有利な立場にいる人・能力が高い人・カリスマ性のある人…といった差は存在します。
人によってはその差から
「あの人忙しそうだから…」
「用もないのに話しかけるのも…」
「なんか怖そう…」
と、自分の中で格上認定している人もいると思います。
その感覚それ自体は大切です。身の程をわきまえない人は破滅します。しかし、身の程をわきまえることと関係を持たないことは別の話です。
格上に対する緊張感は持ちながら、そこから逃げずに関われるマインドを持つ人は稼げています。
「私の経験談」がとにかく強い
マインド面以外の特徴、それは「主婦デザイナーならではの知見・経験」です。
具体的には
の二軸が強い。
これらは例えば男性である私には真似できない財産です。
もっと具体的なお話をしましょう。
========
最近お話ししたフリーランス主婦デザイナーさんとの実際の会話で出てきたのが「韓国スイーツ」。
2017年ごろから話題になっている流行スイーツの話でした。
私自身は
韓国スイーツが流行っている
20〜30代の女性が多い
ホットクやクロッフルが代表的
新大久保が聖地
という最低限の概要は知ってます。逆に言えばその程度の知識しかなく、会話についていけてもその程度です。
しかし、流行の当事者や利用者である主婦デザイナーさんなら粒度が上がります。
〇〇というお店が韓国フェアをやっていて、そのLPがめちゃくちゃ映えるんですよね
新大久保の〇〇飲食店さん、最近ECを始めたみたいでこういうサイトで売ってるんです
最近私のインスタにも〇〇スイーツすごい出てくるんですよね
もうこの時点で素人(私)とプロ(デザイナーさん)の知識レベルは明らかですし、発言の信用度にも大きな差が見えますね。
このようなより利用者に近い目線で、より具体的な名称が会話の中で出てくるのがフリーランス主婦デザイナーの強みでしょう。
もちろん、これは韓国スイーツに限った話ではありません。
アパレル・ベビーカー・化粧品・生活雑貨・エンターテイメントetc…
主婦だからこそ把握できる趣味嗜好とデザイナーとしての目線をより濃く強みとしている方はとんでもなく強いです。
企業目線で、主婦デザイナーはどう見えるのか
次に買い手の話をしましょう。
依頼する側の企業からして、フリーランス主婦デザイナーは「どう見えて、何を求めているのか」という話です。
強みを活かせる業界なら積極的に起用したい
フリーランス主婦デザイナーならではの強み。
「主婦デザイナーならではの知見・経験」を活かした提案をされると、特徴のないデザイナーよりも魅力的に映ります。
より具体的には
コスメ・美容
サプリメント・健康食品
ファッション小物
子供用品・おもちゃ用品
ペット関連商品
ガーデニング・園芸商品
旅行関連商材
手芸工芸品
のようなジャンルでは「趣味かつ仕事で取り組んでいるから知見がある」ことは魅力的に映ります。
具体的な競合商品例まで出てきたら、なおのこと信頼性は上がります。
前職のECコンサル会社で実際にこのような商材を取り扱っていましたが、男性よりも女性デザイナーさんに依頼する機会が非常に多かったです。
正直「安く使えるデザイナー」と思っている
これは主婦だから〜という理由ではなく「フリーランスだから」の方が大きいですが、80%くらいの理由はコストの安さです。
正社員のように社会保険料の手続きも不要ですし、スポットで利用できる分フリーランスは安く起用できます。そして、デザイン会社より品質保証がされない分"安い"と思われています。
一般的に「フリーランス主婦デザイナーは相場より安い」と思われがちである…という点は認識しておいた方が良いかと思います。
逆に言えば「安く提案して高くする」のは常態化していますので、安めの提案…は適していると言えるでしょう。
いつでも頼れる人なら積極的に起用したい
「使えるデザイナーさんは少ない」
よく言われることですが、いつでも信頼して起用できるデザイナーさんというのは貴重です。
勘違いを防止するためにお伝えしますが「いつでも起用できる」というのは暇していて手が空いている…という意味ではありません。
より具体的に言語化するならば「イメージの共有ができて、業界に対する知見があって、制作スピードが早くて、キャパが空いているデザイナーさん」という人になります。
つまり「〇〇商材ならこの人に頼むべし」というデザイナーです。そりゃ少ないですし、頼りたくなりますよね。
フリーランス・主婦であることを活かした提案をしてください
フリーランスだから、柔軟に対応できる
主婦だから、ニーズがわかる
デザイナーだから、競合がわかる
という強みをはっきり見せることで、ただのデザイナーより強みをアピールできるようになります。
フリーランスである、主婦である、Webデザイナーである…その強みを活かせる土俵で戦ってもらえればと思います。
↓↓↓関連記事はこちら↓↓↓
PageCraftAppはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?