転職活動のコツ(現職は金融、新卒入社5年目、役職なし、営業2年・コーポレート2年)

28歳女子、銀行勤務、現職では役職なし。初の転職活動が区切りを迎えたので備忘録として学んだことを記します。近い境遇の方の参考になれば。

【自分のステータス】


2020年卒の新卒入社の銀行勤務して5年目。
上司からのハラスメントをきっかけに会社の事業に限界を感じていたこともあり転職活動を開始。本格的に開始したのは現職を休職してから。合計100社程度を受け、コンサル複数社、メーカー、不動産、等選考が進んでいる状態。希望のコンサルから一社内定をもらい、一旦区切り。

【学んだこと】

・書類が通れば高い確率で採用(=まずはとにかく応募する)


以前どなたかのnoteでみた通り、中途は企業側が選考に時間を取れないので、ほぼ書類選考で落とし、面接に進んだら高い確率で内定と思って良い。私の実際の感覚は100社程度応募のうち、15社程度が書類通過、2社SPI落ち😅、現在も選考が続いてる企業はうち9社程度。うち現時点で内定・準内定状態が3社。(面接回数は2-3回程度が一般的)そのため、書類で落ちるのは当然と思い、どんどん応募するのが良いと思った。

・受かりだすまで時間がかかる


実際、企業のレベルによらず、募集の積極性は案件によりまちまちであり、高いものに応募すれば当然受かりやすい。が、その「ここは積極採用ぽい」の感覚を掴むまで時間がかかったため、実際に面接に進む企業が出てくるまで、1ヶ月程度かかった。(転職活動を始めてから内定が出た現在まで3ヶ月程度経過している)個人的積極採用のサインは以下の通り。
 ○最近募集案件を複数業種で追加している(新たな事業拡大でまとめて複数人募集の可能性あり)
 ○ポジションの職種が細かく限定されていない(明確に詳細な経歴を求めている募集は欠員分のみ補充で倍率が高い可能性あり)

・自己分析は終わりがない


結局いちばん大事なのは「今より自分が幸せになれるか」だと思うけど、どんな環境であればそれが叶うのかは繰り返し自分に問い続ける事が大事と思った。これは、応募前に結論を出す必要はなく、応募案件を見ながら、自分が面白そうと思うことの共通点や、待遇等でこれは外せない点などがわかってくるものなので、応募しながら繰り返し自分に問い続ける事が必要と感じた。これが面接で話す転職の目的や志望理由などにも繋がってくる。

・役職やマネジメント経験がないと必須条件に合致しないこと多数


中途はやはりはっきりと財務や法務等5年程度の具体的な経験年数や資格を指定してくる案件が多く、ライバルもそれらを持っている人が多いので中々手強い。金融機関の総合職は特に最初は異動続きのパターンが多いと思うので、必須条件を満たす案件なだけで希少。私は結局業界未経験歓迎のコンサルか、運良く通った事業会社の管理部門の二択に落ち着いた。

・最終面接の時期を合わせるスケジューリング


初っ端はじゃんじゃん受けて良かったと思うが、最終的には中途は内定承諾までほぼ時間をもらえないので、書類が通過してからは、比較検討するために希望度の同程度の企業の最終結果のでる時期を意識して面接の日程調整を行う必要がある。場合によってはあとから出る企業に事情を説明して早めに選考を進めること等も可能と聞いた。

【やってよかったこと】

・適切なエージェントへの依頼


エージェントは、ほぼ自主的な活動に任されるアプリ使用タイプと、コンサル特化で選考のアドバイス等くれる併走タイプの2種類使用していた。前者では数をうち、後者では職務経歴書を見てもらったり、面接練習をしてもらったり、受ける先を伝えて一気に応募してもらったりとサポートを受けた。後者のエージェントでは担当者に内定数のノルマ等があればサポートが手厚そうだという点と、企業とのつながりもあるエージェントからの推薦があれば通常より書類が通りやすいのではという点において期待し使用を開始したが、結果、期待通り他のアプリよりも通過率が高かったように思う。エージェント選びには注意が必要だが業界特化型の併走タイプを探すと効率が上がる可能性はある。

【後悔したこと】

・落ち続けて自信を失ったこと


初めは落ちすぎて、高望みしすぎなのか、今の会社にいたほうがいいのかと落ち込んだが、受かるかは巡り合わせとコツの問題なので落ち込む必要なし。職務経歴書や履歴書の書き方の問題もあるかもしれないが、私は同じものでも落ちる時期と受かる時期があったのでこだわり過ぎない方が良いと思う。

・同じエージェントで応募し続けたこと


最初は自分の能力不足のせいと思い落ち続けても同じエージェントで受け続けていた(私の場合はduda)が、エージェントによって企業側の最初のコンタクトの重さが異なる(採用可能性が低くても一旦面談がしたいと連絡がもらえるエージェント(ビズリーチ等)から、連絡=選考開始というエージェントまである)ため、自分に向いているサービスを探す意味でも複数併用したほうが吉。エージェントによっては年収や始業日の交渉を代わりにやってくれ、交渉事が苦手な自分にとってはとてもありがたかった。

【まとめ】

途中からヤケクソだったが、とにかく有名エージェントで数を応募し、選考が進む中で企業の優先順位を整理し、選考が終盤にかかれば比較のために面接のスケジュールを並走型のエージェントに相談しながら調整するのが良いと感じた。


私が感じた点は大まかに以上だ。
何事にも通じるが、とにかく始めてみることが大事と思う。
同志のみなさま、是非がんばってください!


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