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今週の良かった新曲感想【7/24~7/30】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。7/24~7/30リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『不的』/ 理芽、ヰ世界情緒

 KAMITSUBAKI STUDIO所属のVsinger花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒、幸祜の5人によるグループV.W.Pの“派生曲”と呼ばれるシリーズより、理芽とヰ世界情緒のデュエット曲。作詞・作編曲は理芽に多くの楽曲提供をしてきた笹川真生が担当。
 笹川真生らしさ全開と云うべきか、緊張感を煽る不穏なサウンドで行くかと思えば一変して2人の歌声が切なく響き渡り、不敵な視点からの想いを歌う、危うくも美しい世界観が素晴らしかったです。妖しげでまとわりつく様な、それでいて最後には心地良さが残る至極のアウトロまで見事。生で聴くこともできたので、後述するライブレポも是非。


#2『NAI NAI GIRL’S PRIDE』/ 健屋花那

 にじさんじ所属バーチャルライバーの健屋花那の新曲。5月14日に迎えた誕生日から始まったオリジナル楽曲6ヵ月連続リリース第三弾。作詞:七条レタス(IOSYS)、作編曲:D.watt(IOSYS)。
 IOSYSバンザイ!オタク大歓喜のキャラソン的電波ソング、ライブで絶対盛り上がりますねコレは。可愛いくて楽しくて中毒性もある1曲でした。普通にキック強くてアガるし、健屋ちゃんがノリノリで歌う姿が目に浮かぶし、バーン!とか、お母さーん!とか、サビの合いの手とか本当に好き。


#3『OACL』/ 長瀬有花

 ヴェイパーウェイヴ以降の新しいポップミュージックを問う、捨てアカウント主宰の音楽レーベル「Local Visions」と、音楽事務所RIOT MUSICのサブレーベル「汽元象レコード」所属、長瀬有花によるコンピレーション・アルバム。本作はLocal Visitonsと関わりの深いMellow Blush、こ.Oyama、オリーブがある、Tsudio Studio、upusen、Rhino kawara、自由ヶ丘、Sonic Module、AOTQの9組が参加し、全曲で長瀬有花が参加したアルバム。
 全9曲に渡って唯一無二の独創的な世界観が展開され尽くされた1枚で、音楽体験としての満足感が高すぎましたね。Tr.1「Time Capsule」では宮澤賢治の「春と修羅」の序から始まり、Tr.2以降どこかノスタルジックな雰囲気が漂いながらも、現代的なシティポップの音楽性が出ており、そこに長瀬ちゃん独特の甘く優しい歌声がブレンドされ新しい香りを生み出していく。サウンドで前衛的なアプローチを仕掛けつつ、キャッチーさを損なわない歌詞と旋律も多く、いつの間にか心地良い感覚に浸ることができましたね。作業BGMにガチでオススメです。個人的にはTr.4「さくらりら」とTr.8「夢色ゆらゆら」、Tr.9「ホライゾン」が特に気に入っています。また、こちらのリリース記念オンラインライブも素晴らしかったので是非。


#4『Den of Daylight』/ 獅子神レオナ

 バーチャルタレント事務所「Re:AcT」所属、獅子神レオナの新曲。VTuberが「本人役」として登場する新感覚3Dショートアニメ「でんでんの電脳電車」のOP曲。作詞・作曲:ユプシロン、編曲:⌘ハイノミ。
 レオナちゃんのキレのあるカッコイイ歌声を活かしながら、ポップなサウンドや合いの手で可愛く飾り付けもされた欲張りな1曲。メロディや展開はシンプルだけども、歌詞には"だんだん声も出せてきたじゃん"など煽り文句なども多く非常にライブ向けで一気に化けそうな気しかしないですね。


#5『やぱぱぱにっく!』/ 舞鶴よかと

 福岡県福岡市中央区舞鶴生まれの「バーチャル博多っ子YouTuber」であり、地元福岡を盛り上げるべく活動を行うご当地VTuber"舞鶴よかと"の、2曲目のオリジナル曲。活動5周年&誕生日を記念してリリースされました。作詞・作編曲:ひじり。
 聴き終わってみたら悩みも吹き飛び、彼女の歌声を聴いていると不思議と元気が出てくる1曲でした。開幕から元気いっぱい楽しいキャラソン的ナンバーかと思えば、Cメロから落ちサビに掛けてはエモーショナルに仕上がっているのが良かったですね。矛盾と葛藤をありのままに表現されてるのが刺さると云うか、"まだ… まだ まだ!"の歌い分けも素晴らしかったです。


#6『空が咲いた日』/ 月暈-tukikasa-

 2022年5月に始動した、コンポーザー"古池ゆうすけ"、ボーカル"みや"、からなるユニット、7枚目シングル。今回は作詞・作編曲共に古池ゆうすけさんが担当。
 虚しさの先に訴えかける様な全てを吐き出す勢いで歌われるサビの強さたるや、ドストレートにこれだけぶつけらると流石に揺さぶられますね。そのやり場のない感情達を表現するかの如く、アグレッシブで迫力あるロックサウンドも素直にカッコイイです。「空が咲いた日」の意味が感じられる終わり方も良き。


#7『six feet under』/ Mori Calliope

 VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブEnglish所属、Mori Calliopeの新曲。8月18日にリリースするメジャー2nd EP『JIGOKU 6』収録曲を先行リリース。作詞:Mori Calliope、TK(凛として時雨)、作編曲:TK。
 カリオペちゃんに歌って欲しい感じのドンピシャが来てもう最高でした!TKさん節炸裂の神秘性を孕んだ鋭利なサウンドと憂いのあるメロディアスなサビ、そしてカリオペちゃん最強の武器である高速ラップも披露。見事に全てが噛み合ってましたね。あとドラム異次元かよ!と思ったら、Crossfaithのドラマーあまたつが担当してて個人的にはむっちゃ嬉しかったです。


#8『DETECT MY LOVE』/ Mysta Rias

 にじさんじEN所属のバーチャルライバーMysta Riasの初にして最後になったオリジナル曲。作詞:かめりあ & Mysta Rias、作編曲:かめりあ!8月27日に卒業予定となっており、自身のYouTubeアカウントも非公開になることを予告していたんですが、本楽曲の再生数が卒業までに100万回を突破した場合、アーカイブの削除を行わないとコメント。その後、多くのファンがオリジナル曲をリピート再生し、見事突破する快挙も。
 ちゃんとリピートしたくなる位には強い曲でビビる。かめりあさんらしい攻撃力高めの変速EDMナンバーで、ラップまで披露したリアスの歌声も抜群にカッコイイ。音圧に圧倒されながらも終盤まで気の抜けない展開と云うか、ただでさえ音数異常なのに所々ピアノ流れてるのガチ変態で好き。


#9『まなざし』/ HACHI

 Vsingerプロダクション「ライブユニオン」所属の"はちたや"こと、HACHIの新曲。8月11日に2ndアルバム『Close to heart』をリリースする事も発表し、収録曲を先行リリース。作詞・作編曲:tee tea。
 彼女の歌唱力がしっかり引き出され、空間的な音の拡がりを心地よく感じる1曲でした。壮大かつ重厚感のあるストリングスと美しい旋律を奏でるピアノに、シンセのアクセントも良いですね。5分超に及んでゆったりと力強く響き渡る歌声は遠くどこまでも届くと思わせる迫力もあって、ライブで更に更に化ける事間違いなしでしょう。


#10『アンリアルヴェイル』/ Anya Melfissa

 VTuberグループ「ホロライブ」のホロライブIndonesia所属、Anya Melfissaの記念すべき初のオリジナル曲。作詞・作曲:ぼっちぼろまる、編曲:HAMA-kgn(Felion Sounds)。7月28日に行われた3Dお披露目配信にて初披露されました。
 可愛いと楽しさが溢れてて最強!ちょっぴりコミカルで不思議なバンドサウンドに乗せてキャッチーなメロディがひたすら舞い込んできて、思わず踊り騒ぎたくなりますね。アーニャちゃんの丸みを帯びた歌声も非常に可愛いらしくて改めて好きだなぁと。MVも後日公開予定で楽しみです。あと実はもう1曲同時リリースされた「Everlasting knife」もまた違った雰囲気でオススメです。


#11『あの夏(That Summer)』/ Merry Chrimcheez

 韓国のVTuberグループ「VRECORD」所属のVsinger、Merry Chrimcheezの2曲目となるオリジナル楽曲。今回も彼女自身が作詞作曲を手掛けてます。デモ以外だと1月に紹介した「名付け(Naming)」ぶりですね。
 今回もイントロから最高すぎる!!暑さを吹き飛ばす夏らしい爽快なギターリフが前面に出た疾走感あるロックナンバー。天才的なサビ入りからのサビメロにはエモーショナル成分も参戦し、泣きのギターソロまで搭載してくれて神。そんなサウンドと相性抜群な、飾り気のない素朴でピュアな歌声も大好きだし、ラスサビに掛けては特にグッときましたね。


#12『風のたより』/ tayori

 Tazuneru×樂による音楽ユニット"Islet(アイレット)"の楽曲にてこれまで数多くフィーチャリングしてきた歌い手倚水さんとの活動を今後"tayori"という名前で活動を開始する事を発表。そんなtayoriとしては初の新曲。作詞:tazuneru・raku、作曲:tazuneru、編曲:raku。
 名盤を数多くリリースしてきたコラボですからね…今後もこのコラボが確約されている様なモノでファンとしては非常に嬉しいお知らせでした。安定
信頼のIslet節炸裂の幻想的で美しい旋律、サビで魅せる奥行きあるエモーショナルでドラマティックな展開、倚水さんの優しく切なげな透き通った歌声、どれも最高でした。Cメロからラスサビまでがガチで好き。


#13『夢中にちゅ・ちゅ・ちゅ・ちゅーにんぐあっぷ!』/ 電音部

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開するメディアミックスプロジェクト電音部の新曲で、カードゲーム「WIXROSS」とのコラボ曲。作詞・作編曲:MOSAIC.WAV、歌:茅野ふたば(CV:堀越せな)、アキノ(CV:星ノ谷しずく)。
 カードのコラボだけでなく、曲まで生まれるとは思わなんだ。しかも電音部の名に恥じない良曲。オタクが笑顔にならざるを得ないキャラソン感全開の開幕からバッチリそのまま電波電波!なノリで最後まで駆け抜けてくれました。わちゃわちゃ感が堪らないと云うか、MOSAIC.WAVの手に掛かれば電音部も一気にアイドルソングになりますね。アキバエリアの茅野ふたばが選出されたのも納得の仕上がりでした。


#14『RED THIRTEEN』/ Advents

 アメリカ合衆国ニューヨーク州メトロポリタンエリアを拠点とするモダンメタルコアバンドの新曲。今年2曲目となり、アートワーク変わったのでアルバム来る…?(願望)
 開幕から勝利を確信した、むっちゃ良かったです。今回はかなりダイナミックで壮大な雰囲気となった1曲で、躍動するプログレッシヴリフが目白押し。ボーカルワークも天才的で、シンセの使い方やサビメロの組み込み方も相変わらずハイセンスで美しいなと思います。


#15『Dust In The Sea』/ Inchaos

 東方同人サークルDualInsomiNaのメンバーも在籍している中国・杭州出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。驚いた事に、新Vo. Miss Tang Qianと新Gt. Jackieを迎えた新体制初となる音源となりました。
 シャウトボーカルは変わらず、女性ボーカルが変わった形となりましたが、殆ど違和感ないですね。勿論良い意味で。中国語の謎の聴き心地の良さも変わらずだし。ハリのあるプログレッシヴ・メタルコアをベースにしたテクニカルで力強く、時に高尚で美しいフレーズの数々はどれも期待を裏切らないクオリティでした。前後半でガラッと雰囲気を変えてきて彼らの荘厳な世界観を改めて提示した様な1曲だったなとも思います。


#16『Transparency』/ Revision The Dream

 イスラエルはテルアビブ出身のプログレッシヴ・メタルコアバンド、待望の1stフルアルバム。まとまった音源は2020年リリースのEP『Desidereta』ぶりで、ようやく来たか!と嬉しい限りです。
 って事で今年のガチ名盤確定です、期待通り素晴らしい1枚でした。インスト含めて全12曲と云うボリューム感もさることながら、1曲1曲のクオリティはこれまで通り。浮遊感を煽るキラキラシンセと、ツインリードを要とした美しいメロディとDjnetに刻まれていく鋭いリフ、そして予測不可能かつドラマティックな展開美。どれも魅力に溢れてました。ジャズ由来な気もするリズムチェンジで急変する展開が本当に飽きないし楽しいですね。シャウトとクリーンのコントラストを活かしたボーカルワークもかなりレベルアップしてどの掛け合いも美しかったです。新規曲だとTr.5「Kingdom」と、後半Tr.9「Farewell」~Tr.11「Heart」が特に好きで、Tr.9「Farewell」なんか新鮮な疾走感と壮大なアウトロに感動した。Tr.11「Heart」も超エモーショナル展開に泣き。モダンメタルコア的側面がありつつ初期ERRA好きには堪らないツボも結構多いので、確立したこのスタイルを一生貫いて欲しいです。


#17『Viking』/ Slaughter To Prevail

 ロシアはエカテリンブルク出身のデスコア/デスメタルバンドの新曲。2021年にリリースした2ndフルアルバム『Kostolom』は名盤としても選出、その後はライブ盤などをリリースしてたので、新曲は久々。
 ブレイクダウンの入り最強すぎて笑ってしまった。安定して人間の域を超えているVo. Terribleの全てを圧倒する獰猛さよw 強靭な肉体から繰り出されるグロウルはもうマイク不要で声量と厚みが凄い、身体全体から声が出てる感じすらある。ドラムも最後まで安定感抜群で聴き応えバッチリです。


#18『REVOLUTION』/ Chaosbay

 ドイツはベルリン出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。昨年リリースした3rdアルバム『2222』はガチ名盤として選出させていただきましたね。
 サビメロで開幕を告げ、今回はポストハードコア寄りの壮大な一面を感じさせる1曲。オシャレでキャッチーなメロディセンスと伸びやかなクリーンボーカルが今回も光っていて超好き。太い歪みまくった殴ってくる様なサウンドも健在で、ブレイクダウンでしっかり魅せてくれましたね。


#19『REM』/ Fainthearted

 昨年結成されたばかり南ドイツ出身のプログレッシヴ・メタルコアバンドの記念すべきデビューシングル。久々にデビューシングル系で好みな曲と出逢えましたね。
 疾走アグレッションに叙情的展開を併せ持ちながら、Invent Animate、ERRA系の影響を確かに感じるアトモスフェリックでプログレッシヴなグルーヴも感じられる正統派な1曲。クリーンのサビもキャッチーだし、エモーショナル寄りのフィニッシュもかなり好きですね。そして何より身体が証明しているメインボーカルの安定感が素晴らしい。


―――以上、7/24~7/30はアルバム2枚、シングル17枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
 その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【7/29 バズリズム LIVE V 2023@池袋HUMAXシネマズ】

何だかんだスクリーンは大迫力

 日本テレビ地上波音楽番組「バズリズム02」と日本テレビのVTuber事業を展開するClaN Entertainmentによって開催された「バズリズム LIVE V 2023」のライブビューイングに参加してきました。他は配信しか選択肢なかったので、ライビュが実質現地会場ですね。
 このライブはホロライブ所属のVTuber星街すいせいが「バズリズム02」に出演したことをキッカケに、2015年から続く「バズリズム LIVE」のスピンオフ企画として始動しました。彼女以外にも好きなVTuber/Vsigerが揃っていたので、行くしかなかった感じです。

 会場には幾つか空席がありましたが、8割は埋まってる感じ。スタンディング&声出しも勿論OKだったので特に問題無し。あと体感的に生バンドでも無ければチケット安い訳でもないのに、ここまで来るオタクは流石に熱心な人が揃ってて声デカいし、ノリが良いなと。すいちゃんの時だけ歓声がやたらデカかった気はやっぱりするけど、どの出演者が出てもしっかり盛り上がってて居心地良かったです。

 って事で合計3時間、思ったより楽しめました。グッズ紹介やMC、協賛のCMが合間に挟まれたとは云えボリューム感あったなと(余韻ぶち壊しCMだけちょっとアレだなと思ったけど仕方ないですかね)。曲数も計26曲(内1曲メドレー)で聴きたい曲、予想外で嬉しかった曲もあり大満足。
 オープニングアクトはSODA KITと七海うらら。2曲ずつですが、今年リリースしたばかりのオリ曲をバッチリ披露してくれて嬉しかったです。SODA KITはまた見たいと思ったし、七海うららちゃんは「Trigger」が振り付け含めとても良かったですね、ステップ軽快すぎて羽の付いた足元が可愛いかった。来週のワンマンライブが楽しみです。
 本編は星街すいせいの代表曲「Stellar Stellar」で開幕。いつ聴いても圧巻で会場も歓声が凄かったです。その後は少し映像トラブルが起こるも、司会のバカリズムが上手く笑いを生み出してくれて流石でしたね。無事解決した後は神椿スタジオ所属の理芽とヰ世界情緒が登場し、ソロとデュエット計5曲も披露。2人とも代表曲「食虫植物」と「シリウスの心臓」に加えて最新曲「ルフラン」と「キミ消失セカイ」を歌ってくれて最高でした。中でも「キミ消失セカイ」は次回生バンドで聴きたい、良すぎる。デュエットでは記事冒頭で新曲紹介もした「不的」を披露、ここが意外すぎて嬉しかったですね。理芽ちと情緒ちゃんそれぞれの歌声が左右のスピーカーから別れて聞こえてくるのが素晴らしかったです。

 続いて、.LIVE所属の電脳少女シロ、ヤマトイオリ、カルロ・ピノが登場。ソロ1曲ずつと3人で1曲、カワイイ曲縛りで連続披露してくれました。案の定「可愛くてごめん」がイチバン盛り上がってた気がする。
 その後はラブライブ!シリーズより蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの6人が登場。予習せず敢えて初見で見たんですが、パフォーマンスのクオリティ高くて見応えありました。
 そして中盤ラストは、MCも務めていたホロライブ所属の大空スバルが15分耐久メドレーを披露。コレがガチで凄かった。15分ノンストップでダンスしながら歌うの並大抵の事じゃないし、スバルちゃんのオリ曲も全部歌ってくれて感謝しかない。狂えたし会場もこのメドレーがイチバン熱気あったんじゃないかなと思います。やはり「スターライト」は名曲。

 終盤はホロライブ所属のMori Calliopeと星街すいせいが満を持して登場。こちらも予想通り代表曲と最新曲をソロで披露。カリオペちゃんは「失礼しますが、RIP♡」と、まさかの完全初披露となる新曲「Black Sheep」まで。サプライズすぎて流石に音源リリースが楽しみです。そして事前にアナウンスされていた『Mori Calliope × Creepy Nuts』のコラボでは「よふかしのうた」と「のびしろ」を披露。カリオペちゃんがCreepy Nutsの古くからのファンである事を話しててとても良い雰囲気でしたね。歌の相性も期待通り最高で、あとR-指定さんライブでも歌上手すぎて最高だった。
 すいちゃんはソロで「灼熱にて純情(wii-wii-woo)」を披露。2ndワンマンライブぶりに聞いたけど今日もすいちゃんはバチクソにカッコよかった。やっぱこの曲強すぎるよ…。その後は『星街すいせい × フジファブリック』コラボを開始し、フジファブリックの山内総一郎提供の「先駆者」を披露。予想通りとは云え嬉しかったですね。この曲はライブ会場で聴いてこそな1曲だし、オタクの声出しもバッチリ。このライブで聴いて益々好きな曲になりました。因みにトークでは「先駆者」のデモが届いた時ホロスタッフが盛り上がったとすいちゃんが話して笑いに包まれてましたね。次はフジファブリックの曲「手紙」を披露。すいちゃんも美しい歌声を響かせてくれました。

 トリを飾るのはバカリズム×フジファブリックのコラボによる"フジファブリズム"に、すいちゃんも参加したこの日限りの"FUJIHOSHIBAKARI"で「Tie up」を披露。これもサプライズすぎて飛び跳ねたし、「バズリズム LIVE」である事をしっかり証明しつつ、フィナーレに相応しい1曲でした。普通にバカリズムが面白すぎて笑顔で終わる事ができる曲なんよなw

 そんな感じで改めて来た甲斐は間違いなくあった素晴らしいライブビューイングでした。カメラワークやライブ空間演出もそこそこ凝っていたし、次は生バンド引き連れて現地会場で是非やって欲しいなと思います。ありがとうございました!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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