コラム｜ジュブナイル小説

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Cryrock.eです。

この記事では、私が青春小説を書こうと思った
きっかけになった作品を紹介させて頂いています。

今回紹介させていただくのは、

小説『緑魔の町』

『緑魔の町』は1970年代に発表された、ＳＦ作家筒井康隆先生のジュブナイル小説です。

筒井康隆先生といえば『時をかける少女』を思い出す方も多くいらっしゃると思いますが、私が初めて出会った彼の作品は『緑魔の町』でした。

この本を手に取ったのは中学生の時で、たしかその日は授業で読書の時間があったのに本を忘れてしまい、友人から借りたのが本作でした。

「地下倉庫に閉じ込められた少年が奇妙な世界に迷い込んでしまう物語」なのですが、その世界観に心が躍ったことを記憶しています。

昔出版されていた角川文庫の表紙はとてもおどろおどろしく、不気味な印象があったのですが、現在は角川つばさ文庫から出版されているようです。

表紙の絵も児童書らしく柔らかい雰囲気になっているので、より子どもたちが手に取やすくなっていると感じます。

なお当時の表紙も世界観がよく伝わってきて私は好きでした。

最近はジュブナイルというジャンルの小説をあまり見かけなくなった気がしますが、これからもこのような物語がさまざまな媒体で発表されていくことを、私は期待しています。

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Cryrock.eの青春小説の第一話をまとめたマガジン「青空」はこちらです。

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