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一目均衡表の使い方【仮想通貨トレード手法③】

どうも、PENです。
副業で仮想通貨トレードをしている会社員です。

最近は仮想通貨への投資する前に知っておきたい基礎知識をまとめてます。

今回は第3弾として、一目均衡表についてまとめていきます。
一目均衡表の中でも特に「雲」と呼ばれる部分の詳細と活用方法についてです。

ちなみに第2弾はこちら↓


一目均衡表(雲)は下記画像の緑の枠のようなものですね。

今回はこの上記の一目均衡表(雲)とは、なんなのか、使い方を含めて見ていきます。

★基礎知識の重要性★
一目均衡表は、仮想通貨をはじめ、投資においてチャートを見る際の基本指標ですが、過去の僕はそういった知識がほとんどないまま、仮想通貨の売買を始めてしまいました。
結果として、かなりの高値づかみをして、含み損を抱え痛い目を見ました。本noteでは過去の自分へのアドバイスも兼ねて「過去の自分がもし知っていたら、今よりも含み損は少なく、投資全体での勝率もアップしているのではないか」と考えた内容をまとめていきます。

★本noteの注意点★
注意点として、超基礎の部分は引用していますが、僕自身がトレードにおいてどのように使っているかをメインに使い方をまとめているため、合っている、間違っているといった部分は保証できないです。ご了承ください。

逆に「もっとこういう使い方ができるよ!」といったアドバイスは大歓迎です。

一目均衡表とは

まず一目均衡表についてです。
ざっくりポイントは下記の3点です。

  • 相場の動きが一目でわかるようなチャート

  • 「雲」といわれる抵抗帯が特徴

  • ローソク足が雲に突入した場合はトレンド転換の目安で、ローソク足が雲を下から上に突破すると上昇シグナル、上から下に突き抜ければ下落シグナル

大和証券さんの解説がわかりやすいので引用します。

時間軸に着目し、ローソク足と5本の補助線(基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、2)を用いて、相場の動きが一目でわかるようなチャートです。
<中略>
「雲」といわれる抵抗帯が特徴で、雲と株価の位置関係や雲の厚さなどで今後の株価を予測します。
<中略>
ローソク足が雲に突入した場合はトレンド転換の目安で、ローソク足が雲を下から上に突破すると上昇シグナル、上から下に突き抜ければ下落シグナルであるといわれています。

金融・証券用語解説 [一目均衡表]

補助線の詳細については下記のとおりです。

金融・証券用語解説 [一目均衡表]

最初は上記の図を見ただけでは「いろんな線や色があって、よくわからない…」となる方も多いかと思います。

そのうえ補助線を、他のテクニカル分析指標(EMAやフィボナッチリトレースメントなど)と組み合わせようとするとチャートが煩雑に、見にくくなってしまうという欠点もあります。

そのため僕自身は、一目均衡表の中でも「雲」と呼ばれる抵抗体のみを活用しています。それが最初に添付した画像の緑の部分です。

本noteではこの「雲」について使い方をまとめていきます。

一目均衡表(雲)のポイント

改めて、雲の特徴を一言でいうと「一目均衡表における雲は抵抗帯として機能し、抜ける際には値動きが大きくなりやすい」です。

もう少し特徴を分解しつつ、掘り下げると下記のとおりです。

  1. 抵抗帯(サポートとレジスタンス)として機能

  2. 雲のラインは水平線が斜め線よりも機能しやすい

  3. 雲を抜けると価格が大きく動く

それぞれのポイントを実際のチャートで見ていきます。

① 抵抗帯(サポートとレジスタンス)として機能

下記の画像は「4時間足の雲(青)」と「日足の雲(緑)」をそれぞれ表示させたものです。

雲の枠は外側からも内側からも抵抗として機能し、反発しやすいポイントになります。

② 雲のラインは水平線が斜め線よりも機能しやすい

下記の画像を見るとわかりやすいのですが、赤丸をつけた雲の水平線部分ではローソク足が反発していることが見て取れます。

一方で下記画像で赤丸をつけたような箇所では特に反発することなく、ローソク足が推移していることがわかります。

特に時間経過で雲を抜ける場合は反発することなく、大きな値動きがないままのことも多いかという印象を持っています。

ちなみに水平線が反発しやすい理由としては、やはり多くの人に意識されやすいということが挙げられます。

水平線の雲は多くの人が長期的に意識する価格帯になるため、反発が起きやすいと考えています。

③ 雲を抜けると価格が大きく動く

下記の画像がわかりやすい例です。

赤丸をつけたところは雲に入るタイミング・出るタイミングなのですが、そこでローソク足が長くなっていることがわかります。


一目均衡表(雲)の設定方法【Trading View】

使い方・ポイントがわかったところで、最後に設定方法を紹介します。
いつものごとく、Tradingviewで設定をします。無料で使えます。


まず、画面下の「+」ボタンをタップ。


インジケータをタップ。


検索画面が出るので、「mtf ichi」と検索し、「MTF Ichimoku」をタップ。
星マークを押すとお気に入り登録ができます。


設定をしていきます。
下記の項目は特に変えなくてOK。


First ichimoku  > Time frame は4時間で設定。
雲だけを表示させたい場合、Tenkan・Kijun・Chikouのチェックを外します。


Second ichimoku  > Time frame は1日で設定。
同様に雲だけを表示させたい場合、Tenkan・Kijun・Chikouのチェックを外します。


無事に表示されたら完了です。
日足画面の場合は日足の雲のみ表示、

4時間足の画面だと、4時間足・日足の両方の雲が表示されます。

以上で、設定の仕方は終了です。

一目均衡表をまだ使ったことのない人はぜひ試してみてください。

このnoteが少しでもお役に立てれば幸いです。


本noteでは、仮想通貨(暗号資産)トレードの経験をベースに、分析手法・トレード内容・ブロックチェーンの最新情報等をまとめています。

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