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フィボナッチリトレースメントの使い方【仮想通貨トレード手法②】

どうも、PENです。
副業で仮想通貨トレードをしています。

トレード分析手法第二弾として、今回はフィボナッチリトレースメントの使い方についてまとめていきます。

ちなみに第一弾はこちら↓

フィボナッチリトレースメントは下記画像のようなものですね。

では早速見ていきます。

★基礎知識の重要性★
フィボナッチリトレースメントは仮想通貨をはじめ、投資においてチャートを見る際の基本指標ですが、過去の僕はそういった知識がほとんどないまま、仮想通貨の売買を始めてしまいました。
結果として、かなりの高値づかみをして含み損を抱え痛い目を見ました。
本noteでは過去の自分へのアドバイスも兼ねて、過去の自分がもし知っていたら、今よりも含み損は少なく、投資全体での勝率もアップしているのではないかと期待を込めたタイトルでお送りしています。

★本noteの注意点★
注意点として、超基礎の部分は引用していますが、僕自身がトレードにおいてどのように使っているかについては個人的な使い方をまとめているため、合っている、間違っているといった部分は保証できないです。ご了承ください。

逆に「もっとこういう使い方ができるよ!」といったアドバイスなどは大歓迎ですので、お気軽にコメントいただけると嬉しいです。

フィボナッチリトレースメントとは

例のごとくいろんなサイトで解説されてるので、わかりやすいものを引用します。

フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ比率と呼ばれる比率を用いて、トレンド相場における反発や反落のポイントを見極めるテクニカル指標です。

フィボナッチリトレースメントとは?使い方や引き方などを解説

使い方はシンプルで、高値と安値を結ぶとその間に5本のラインが自動で引かれます。

下記画像のように、安値を1、高値を0として設定します。
そうするとフィボナッチ比率に基づいた0%、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%、100.0%のラインが引かれます。

ちなみにフィボナッチ比率については下記の通りで、ざっくり言うと「潜在的に意識されやすい比率」のことで、それが市場にも反映されているということですね。

フィボナッチ比率は、イタリアの数学者であるレオナルド・フィボナッチ(1170年頃~1250年頃)が発見した不思議な比率のことです。これのもとになっているフィボナッチ数列では、連続した2つの数字の合計が次の数字となる配列になっており、これを比率に表すと、「0.618」「0.382」といった数字が算出されます。自然界や芸術の世界では、この比率が最も落ち着く、もしくは居心地のよい比率とされており、たとえばミロのヴィーナスもこの比率でつくられているそうです。

初めてでもわかりやすい用語集:SMBC日興証券

フィボナッチリトレースメントで見るべき3つのポイント

ポイントは3つです。

➀ 各ラインがサポートとレジスタンスとして機能
➁ どのラインも同様に効きやすい気がする
➂ 短い期間でもある程度効くが、長期足で効きやすい

それぞれ見ていきます。

➀ 各ラインがサポートとレジスタンスとして機能

まず1つ目のポイントです。
下記画像はイーサの日足のチャートにフィボナッチリトレースメントを描写したものです。
見ての通り、各ラインのところで反発が起きていることがわかると思います。

まず2031の高値から半値戻しで0.5(1518)で反発し、0.236(1789)まで上げたもののそこが抵抗となり再度下落といったような形。
その後も0.618や0.786などでも反発が起きていることが見て取れます。

➁ どのラインも同様に効きやすい気がする

フィボナッチリトレースメントを解説しているページでは、よく「0.382%・0.618%が効きやすい」「その次に0.5・0.786が効く」などのように、ラインによって効きやすさ(サポートや抵抗のポイントとしての働き具合)が違うという話を見かけます。

個人的な見解だと、あまり効きやすさを変わらない(もしくは気にしても仕方がない)かなと感じています。

実際に先程の画像を見てもわかるように、各ラインでそれぞれ反発が見られます。


また、よく効くとされる0.618は最初そこまで価格は落ちずその手前(前回の安値の位置。下記画像の通り)で反発しており、二度目の接触でも若干反発したものの、その後すぐ0.786まで下落しています。

このように効きやすさの点での判断は、実際のトレードでは難しいと感じます。
厳密に言うと効きやすさの強弱はあるのでしょうが、やはりそれを根拠にトレードは難しく、他の指標と組み合わせた上での判断がよいかと考えています。

➂ 短い期間でもある程度効くが、長期間で見ると効きやすい

下記はイーサリアムの4時間足単位で、フィボナッチリトレースメントを描写しています。

各ラインが反発のポイントとして機能していないわけではありませんが、ヒゲでラインを割ることが多かったり、明確に反発してトレンド転換している様子は見えにくいです。

一方で、先程から見ている日足で引いているフィボは見てきたとおり、わかりやすく各ラインのポイントで下落→上昇のように反発が起きていることがわかります。

このようにフィボナッチリトレースメントは、短い期間で引くよりもある長期間で引いたほうが効きやすい傾向はあると考えています。

トレードの際の使い方

わかりやすい使い方だと、高値をつけた後に下落し始めたらショートで入り「どこで利確するか」の利確ポイントの目安として使うことが多いです。

それぞれのラインで全利確でもいいですし、部分利確しながら可能な限り引っ張るというやり方もあります。

逆に0.618などまで下落し、上昇し始めたら次のラインまでロングするということもあります。
反発しきってない状態でポジションを早くに取りすぎると、予定外の動きをするケースもあるので、ちゃんと反発してトレンド転換したかどうかは中止していきましょう。(それが難しいわけですが汗)

フィボナッチリトレースメントの設定方法

最後に実際のトレードのチャートでの設定方法を見ていきます。

僕はチャート分析はTrading Viewのサイトを使っているので、そのやり方を解説します。Trading Viewは無料でもかなり多くの種類のインジケーター・指標を利用できるので便利です。


まず右下のペンマークをタップ。

描写の画面が出てくるので、下にスクロールすると、

「ギャン・フィボナッチ」の項目に「フィボナッチリトレースメント」があります。
ちなみに星マークをタップするとお気に入りに追加できるので便利です。

チャートの画面で安値と高値に1と0を合わせればOKです。

ぜひトレードやチャート分析で活用してみてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

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それでは。


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