オンチェーンについて
私は現在27歳。航空会社のパイロットとして空を飛んでいます。今後はコックピットを離れ、世界を変えるNFTプロジェクトを立ち上げる夢を叶えます。詳細はこちらの記事をご覧ください。なお、Twitterにて発信をしておりますので、よろしければairbits.eth(@pilotraders)をフォローしていただけたら嬉しく思います。
はじめに
前回の記事では、私が現時点でリサーチする必要がある6つの事柄のうち、IPFSについてリサーチしました。これから調べるべきものは以下の2つです。
・オンチェーン
・独自コントラクト
今回は、この中でもオンチェーンについてリサーチしてみました。
オンチェーンとオフチェーン
オンチェーンとオフチェーンでは「記録される取引の部分」が大きく異なります。
オンチェーンでは、全ての取引がブロックチェーン上に記録されます。これは言い換えると、ブロックチェーンの特徴である「完全な非中央集権」での取引です。誰でも見ることのできる情報となって取引が記録されることで改ざんすることが困難となり、オンチェーン取引によって暗号資産は安全性が保たれています。一方、オフチェーンでは取引の最初と最後のみがメインチェーンに記録されます。
以上をまとめると、オンチェーン取引のメリットとしては安全性があります。デメリットとしては、取引における全ての情報を記録するため、最終的な情報量が膨大になってしまうことがあります。
NFTとオンチェーン
オンチェーンを利用したNFTのことを「オンチェーンアート」と呼びます。このオンチェーンアートは以下のように説明することができます。
一般的な画像フォーマットなどのファイル形式を、AWSなどのサーバー上ではなく、直接ブロックチェーン上に配置したNFT。
ブロックチェーンの世界では、非中央集権を目指す思想が根本にあるため、NFTデータの永続性が重視されています。オンチェーンを利用していないNFTに関して、もしもNFTを提供するサーバーが停止してしまった場合、そのNFTは無価値になってしまいます。このように、NFTをオンチェーン化することによって、そのNFTデータは永続的に存在することができるのです。一方、デメリットとしては使用するデータ量の増加に伴ってガス代が高額になってしまう問題があります。
それでは具体的に、オンチェーンを利用しているNFTご紹介します。
記事執筆の2021年10月12日現在、取引額が547,800 ETH(日本円にして約2,170億円)のCryptoPunksはオンチェーンを利用しています。
記事執筆の2021年10月12日現在、取引額が8,800 ETH(日本円にして約35億円)のBlitmapもオンチェーンを利用しています。
さいごに
今回は、私が現時点でリサーチする必要があるもののうち「オンチェーン」について調べてみました。次回以降は以下の事柄について調べていきます。
・独自コントラクト (2021/10/13執筆)
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