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暗号通貨の今後の可能性について②  ビットコインは管理者がいない状態でどうやって回しているの?仕組みは?

ービットコインの仕組みについてー

ビットコインはサトシ・ナカモトと名乗る人物によって投稿された
論文に基づき、2009年に運用が開始された。
ビットコインシステムはP2P(ピア・トゥー・ピア型)のネットワークにより運営され、取引は仲介者なしでユーザ間で直接に行われる。
この取引はネットワークに参加している人によって検証され、
ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。

Wikipediaから持ってきました。
なんだか難しいですね笑。一つ一つ順を追って説明していきます。

まず、開発者について。ビットコインの開発者は
サトシ・サカモトと言われています。そして彼が何者であるかは
いまだに分かっていません。
個人であるかもしれないし団体であるかもしれない。
そんな不思議な人?団体?によって、ビットコインの元になる
9ページの論文を書き上げられ、インターネット上に公開。
興味を持ったエンジニアたちがビットコインを遊び心で作り、
全世界に普及したと言われています。
本当に今でも開発者は誰か分かっていません。

でも、今でも論文自体は見ることが出来ます。ご興味ある方は下記から^^
Bitcoin ホワイトペーパー:https://bitcoin.org/bitcoin.pdf
ホワイトペーパーとは取扱説明書のようなものです^^

P2P(ピアツーピア)という単語があります。
P2Pー対等の者(Peer)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、
通信モデル、あるいは通信技術のこと。
これは、1対1で第三者の干渉も受けない仕組みを
利用しているということですね^^

普通、買い物をするときはりんご1つと、お金(紙幣や硬貨)で交換してやりとりしていきますが、そのお金というのは政府、銀行によって
支配されているため、税金が発生したり色々めんどくさいです。

しかし、ビットコイン自体は、政府や銀行に干渉を受けないので
1対1での透明なやりとりが可能になる。つまり、邪魔が入らないわけです。
一つ前の記事でも説明した通り、キプロスという小国家の人々は
国政破綻を恐れ、彼らの国の法定通貨→ビットコインに資産を変えました。
とても信頼できる、将来資産になるくらいの価値があります。
じゃあ、そのP2Pの仕組みはどのようになっているのか。
それがブロックチェーン。ビットコインの根幹の部分。
むしろブロックチェーンがメインで、ビットコインを副産物と捉える人もいます。その意見、間違ってないです。

ー ブロックチェーン ー


ブロックチェーンは、分散型台帳分散型ネットワークとも
呼ばれています。そのネットワーク、台帳は世界中の人々によって
管理、監視されています。どういう意味か説明しましょう。

例えばあなたがビットコインを1枚買うとします。
(正確には取引所で1BTC買うという表現にはなります。)
その瞬間、「あなたさんが1BTC購入した」と
暗号データとしてネットワークに記されます。
そしてあなただけでなく、色々な人が今この瞬間も、
ビットコインの売り買いをしています。
そのひとつひとつが記載されていき、
それは暗号データで出来た一つのブロックを形成します。

ビットコインの場合、10分に1つのブロックが生成されます。
そしてそれは鎖状に繋がっていきます。
これがブロックチェーンの仕組み。
そこに干渉できる者はいません。
ビットコインは誰が管理しているものでもありません。

ここでブロックチェーンにおいて大切なことを2つ。
①データの改ざんは出来ない仕組みになっていること。
②未来永劫ずっと遡れること
だから革新的ですごいんです。

現在、このブロックチェーン(分散型台帳技術)の技術は
イーサリアムをはじめとした他の暗号通貨は勿論のこと、
NASAやDarpa(アメリカ国防高等研究計画局)、トヨタ、Samsung、Microsoft等の国家機関や大企業も、次世代の技術だとして応用、開発が
進められています。

ーマイニングについてー

ブロックチェーン=分散型台帳の仕組みなのですが、
なんとなく分かって頂けたかと思います。

では、あなたが1BTC買ったという記録は誰がしているのでしょう。
それが世界中の人々、マイナーと呼ばれています。
そして、記録を書き上げていくことをマイニング(採掘)と呼びます。

世界中の人々が競ってブロックを作っています。
正確には、「あなたが1BTC買った」という記録自体を作るときに、
送金自体が正しいのか、二重支払いになっていないか、整合性は合うか
きちんと計算処理されているか検証しているのです。

そして、マイニングに成功した人々へは、マイニング報酬として
ビットコインが渡される仕組みになっています。

その台帳自体は世界中の人に監視されているので
もしデータの改ざんがあった場合は修正される仕組みです。
(仕組み上、改ざんそのものがもはや不可能、困難なレベルみたいですが笑)

このマイニングでビットコインを手に入れることができるわけですね。
なので、一生懸命記録を作ってくれる人がいるわけです。
なので、ビットコインを買う側、ブロックを作る側
どちらにも恩恵がありますよね^^

マイニング方法も沢山あり、それは暗号通貨によって
呼び方や方法も違います。

何より、ビットコインのマイニングに関してはオススメしません。
何故ならマイニングマシンと施設で合わせて
1000万円以上、初期投資に必要になってきます。
昔は全然一般人でも出来ましたが、ライバルが多くなるに連れて
マイニングするのに膨大な高性能のマシンが必要となってきたのです。
画像で言えばこんな感じ。半端ないですよね。

https://btcnews.jp/1d2t5qay14510/より。

ビットコインはマイニングにより入手される一方で、
他の通貨や商品・サービスの対価として受け取ったり、
購入、交換ができる。
暗号通貨ービットコインやその他の通貨の可能性はまさに無限大です。

マイニングは採掘。当時のゴールドラッシュを彷彿とさせます。
まさに夢のような時代なのです。

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