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3泊4日の遠征記 vol.4 〜ポンコツの田中さん編〜

23年間の社会人人生でお世話になった方に会いにいく。
vol.4は12〜13年ぶりの長崎。
vol.3はこちら👇

長崎では、6名の方に会った。
当初から予定していたのは3名。
ランチで3時間、飲み会で3時間、思い出話とこれから話でとっても楽しかった。
ランチと飲み会の間には、長崎市内観光をして、昔住んでいた家も見てきた。

長崎駅前
眼鏡橋
路面電車からの風景
平和公園
長崎大学医学部
旧長崎医科大学門柱
長崎大学病院
市内のどこにでもある階段

飲み会が終わったのは、23時。
翌日は、8:30から「さとゆみゼミ」がある。
でも、20代のときに先輩に連れて行ってもらっていた「Bar」に行くかどうかを悩んでいた。
一度はホテルに戻る。

「いやっ、悩んだらGOだ」

Googleマップを見ながら歩くこと10分ほど。
ここだ。
10数年前と全く変わらない。
階段をゆっくりと登り、ドアを開ける。
「ギー」。
カウンター席にいるのは、ぼくより年配の夫婦。
マスターと話している。
ぼくは、カウンター席の端に腰掛けた。

会話が途切れたすきに、マスターに向かって、名前、会社名、当時誰と来ていたかを話し出すも、なかなか思い出してもらえない。
海へ一緒に遊びに行ったこと、BBQをしたこと。
まだ思い出してもらえない。

こちらは、喋っているうちに、当時の記憶がどんどん蘇ってくる。
夫婦とマスターの会話にカットインしたまま、マシンガンのように話し続ける。

「わかった!!」

ようやくマスターの記憶に、ぼくの存在が蘇った。
キーワードは、「ポンコツの田中さん」。

当時、一緒に働いていたメンバーに、田中さんが3人いた。
だから、みんな下の名前で呼んでいたのだが、「ポンコツの田中さん」がいた。
ぼくより、先輩だ(笑)

そこからは、夫婦も交えて4人で談笑した。
ぼくが、なぜ、鹿児島〜長崎〜福岡に遠征をしているかを話していたときに、突然奥様から「あんた、力持ってはるから、大丈夫」と太鼓判をいただいた。

4月からフリーランスとして活動することに対して。
家族を養うことに対してだ。

この遠征に行くか行かないか、かなり悩んだ。
それなりの旅費・交通費もかかる。
そもそもニーズはあるのか?

でも、「悩んだらGO」で正解。
ぼく自身、刺激をたっぷり受けたし、何より会う人会う人から「わざわざ来てくれてありがとう」と言われる。
それだけでも、十分来た甲斐がある。

ホテルに戻り、奥様に御礼のメールを送った。
すると明朝6時に。

はようございます。
こちらこそ、楽しい出逢いに感謝しています。ありがとうございました。
二泊三日の長崎で、一番印象に残った人は牧野さんです。(主人もそう言ってます)
食事の店4軒、バー4軒で、一番印象に残った店はblue noteです。
「もう一度、行きたいか」「もう一度、会いたいか」これが基準ですよね。
では私も改めて、今日から一日一日を大切に、日々精進いたします。
東京で会いましょう。

3月9日のメールより

Barでお別れする際に、連絡先の交換と9月に東京でお会いする約束をした。
これからも、「悩んだらGO」。

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