流れるもの

命は流れて何時か
消えてしまうと
父が話してくれた
遠くを眺めながら
夏祭りの夜に
やくざ者が父に絡んで
父は怒りを抑え
俺と叩き合おうと言い
やくざ者を殴り倒し
彼の耳元で何かを言った
何故かそんな記憶を
思い出したけど
もう父はいなかった
この世界のどの場所にも




読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします