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親子談義 ボケについて語る
なあ、なに型?
こう聞かれたらなんと答えるのか。
10歳になる息子はえらく興奮して、
「奥歯がったがた〜」だの
「やまがた〜」なんて言って喜んでいた。
いいねえ。
おれも小さい頃はよく考えてた。
ん、違うな。今でもなにかいい返しがないか考えることがある。
笑いについてはプロじゃないし、
文章書くことについてもプロでもない、
だからここから先は完全にいつもの「おれ調べ」ってやつである。
さて、この「なに型?」って聞かれる問いかけだが、
なぜか素直に血液型を答えないことが多い。
で、それは大阪とか関西だからなのか、笑いが好きだからなのか、単に素直に答えたくないだけだからなのか、理由はこの際どうでもよくで、ボケたいのである。
ボケる。
ボケたい。
ボケるってのは、手品と同じ。
手品って手品見せられた!
タネも仕掛けもわからなかった!
ってちゃんと気づいてもらわないといけません。
つまり、「ボケたよー!」ってわかってもらわないと意味がないんです。
ということで、息子に語ったボケのルールがこちら。
おれ的ボケルールその1 相手が単体の場合
相手がわかるボケにする必要がある。マニアックな解答でも相手がわかるのであればマニアックなほうが突き刺さる。
おれ的ボケルールその2 相手が複数の場合
それなりの割合でわかってもらえるようなベタなボケにする。ただし、その中に意中の人がいるなら狙いを定めたボケでもいい。万人に刺さらなくたっていい。
で、最後、これ超重要。
おれ的ボケルール基本 あくまでも空気読め
ボケるのはどこでもボケりゃいいって話ではない。それは単なるアホだ。ボケていい場所かどうかのTPOは必ず守ります。
ただし、このTPOを守らない場合もあります。
これは自分が発したボケによって空気を変えてしまう力を持っていることと、その変えたことをプラスにして相手を巻き込むほどの威力が必要になるんです。
巻き込むほどの威力ってわかりにくいですが、ファーストボケに加えて、さらにボケる攻撃を繰り広げ、イニシアチブ奪わないとダメです。
10歳の子供はお風呂から上がりたくてソワソワしはじめ、あくびを連発しだしたので、おれのボケに対する講義はこれにて終了となりました。
おれのすきな型は、
雲龍型、不知火型なんだけど、
相撲がわかる人にしか使えないので、普段は適当にボケてます。
菱形
明け方、朝方、夕方
歯型
干潟
四十肩、五十肩
おのおのがた
・・・
まだまだあるよね。
クワガタって定番もあるんですが、ボケたいならオオクワガタ、ミヤマクワガタと品種指定までいったほうがいい場合もあります。
さらに欲を言えば、品種指定するならオオクワガタ、ミヤマクワガタの違いとそれぞれの特徴まで抑えてると笑いのイニシアチブ取れます。
あくまでも「おれ調べ」ですので、責任は自分で取ってください。
サポートしてくださると励みになります! 今もまだ子供と一緒に戦っている裁判、弁護士費用など定収入サラリーマンには非常にきつい戦いをしております。少しでも応援してくださるならおれは全力で戦い続けます。応援お願いします!