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B.LEAGUE PREMIERと変容するかもしれないファン像【にわかファンの杞憂】

先日Bリーグから2026-27シーズン以降のレギュレーションが発表されました。
とはいえまだ概論の発表で、詳細はこれからとのこと。

競技面や経営面を考慮してのレギュレーションで、ハードルは幾多に渡るでしょう。
個人的には競技面に疎いので、各論への言及は控えますが、B.LEAGUE PREMIER(以下Bプレミア)の方向性を見て思ったことがありまして。

語弊を恐れずいうと、今のファンのなかから離脱する層が一定数いるかもしれないということ。
その一人が自分かもしれないと思ったら、胸が締め付けられる思いになりました。

具体的には、現行のB1から仮にBプレミアに移行した場合、別のチームが生まれてしまうのではないかということ。
例えるなら、今まで○○坂46を応援していたのに、チーム名が変わらずにいつの間にかB○Sのようなグループに変容していた…みたいな感じでしょうか。
(例えのイメージをしやすくする関係で、女性グループから男性グループになっているのはご容赦を…)

世界に通用するリーグと地方創生を両立させるということはある意味、音楽グループに例えるならグローバルグループとご当地アイドルを両立させるということになるのかなと直感的に思ったものの、それらがどう同居できるのかがイメージできませんでした。

おそらく放映権の引き上げも視野に入れてのことでしょうが、一方でアリーナの集客も見据えるとなると、海外展開と地方展開のバランスを取る必要があり、一つのブランド(クラブ・チーム)の見せ方を変えるのか、それとも一つの見せ方に絞るのかを見極める必要が出てくるのかもしれません。
先ほども申し上げたように、日本国内のアーティストや音楽グループが世界で通用する例も少なくないものの、とはいえローカルのものが成功した例はとなると思い浮かばないところなので、おそらく逆輸入的に流行るイメージの「世界でも通用する地方チーム」として自然とアリーナ集客できる仕組みが生まれ、実際にはかなりローカルな動きからは切り離されて行ってしまうのではないかという懸念を抱いています。

今回の発表で、新B2にあたるB.LEAGUE ONEのほうが合っているのでは…という地方クラブファンの方の声を見るに、リーグ側が将来のファン像をどう捉えているのかが気になるところです。
もしかしたら地方で地道にファンとの接点をつくっていって、ファンとクラブ(チーム)の距離が近いところほど、こんな懸念があるのかなと思っていたりします。

記者発表の際に島田チェアマンから、「地方クラブほどBプレミアのチャンスがあるようにしていく」との言葉がありましたが、それはレギュレーション上参入できる余地をきちんと用意していくということであって、実際にBプレミアに参入した地方クラブを応援する人びとがどんなひとたちなのかは正直疑問に思ってしまったところでした。

そんなことで、もしBプレミアを意識しすぎて別の雰囲気のチームができてしまって、いつか自分がファンじゃなくなっちゃうときが来るのかなあという寂しさもありつつ、とはいえ今応援しているクラブは(遠いbj時代からも含めて)好きなので、今を楽しんでいけたらいいのかなと思いました。

そろそろチーム始動ですし、シュンとしてばかりはいられない!
ただの杞憂に終わるかもしれないですしね(笑)
最高の2023-24シーズンになりますように!

※この答え合わせは今ではなく、2026年以降にできればいいと思っています。ひとまず、「あっ…」とモヤモヤしてしまった今の自分の気持ちを整理した内容としてnoteに公開しておきますので、あしからず。

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