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全社キックオフのクリエイティブ制作裏話聞いてみた!

こんにちは、プロダクト本部 クラウドログ事業推進部(参考:「クラウドログ」ってどんなサービス?)デザイナーの長野です。先日冷蔵庫のバターの賞味期限が切れていたのでクッキーを作ったのですが、できたてのクッキーを見て「作りたてなのに賞味期限切れだ...」と通常ならありえない状況を生み出してしまったことに気付き感動しました。※クッキーは美味しくいただきました。

さて今回は、10月に開催された全社キックオフの裏話をメンバーに聞いたのでつらつらと書いていきたいと思います!
弊社では10月を年度初めとしているため、この全社キックオフでは、諸々表彰(各選出者のLT付き!)や各部署からの前期の業績発表などなど、「今期もみんなで頑張っていこう!」と全体の士気を高めるコンテンツが盛り沢山でした。


■全体を通して

まずは全体を通して

【宮崎】:今回キックオフイベントに向けたクリエイティブ制作全般を担当しました。
各賞のトロフィー、賞状のフレーム、そしてオンライン参加者用のお食事ボックス。この3点を作り一体感の醸成や表彰にさらなる情緒的価値を与えることを目的に、こういうものを作りたいという相談をデザインMGRの村上さんに行いました。

【村上】:私は全体のスケジュール調整等と、宮崎さんのサポート的な役割で今回携わりました。

難しかった点とやりがい

【宮崎】:難しい点で言うと、納期があるので、それに合わせて動かないといけなかったことでしょうか。スケジュール的に結構ギリギリでした(笑)。
やりがいに関しては、デザイナー、アートディレクターと一緒に良いものを作っている感じがあった点でしょうか。自分はデザイナーではないですが、かといって何もフィードバックしないのは違うと思っています。
なので、できる限りのデザインフィードバックをすることは心掛けてました!

【村上】:予定外のこともあり結構ギリギリなスケジュールでしたが、なんとか間に合って本当に良かったですよね!


■各制作物の制作秘話

お食事ボックス

今回のデザイン制作の背景
【のま】:お食事ボックスのデザインを担当したのまです。
今回キックオフイベントはオフラインとオフラインの参加者がいて、オンライン参加の方には簡単な軽食を詰めたお食事ボックスを送ることになりました。目的としては、一体感を醸成したいため、と宮崎さんにお話を頂きました。届いた方々に、クラウドワークスの一員であることを感じていただけるものを作ることがゴールでした。

大変だったこと
【のま】:途中認識齟齬があった点ですかね。当初はキックオフ用の送付ボックスの依頼で進めていました。ですが、実はキックオフだけでなく、会社としてお得意様に何かものを送る際などの用途も兼ねたものをイメージされてたとのことで、そこの齟齬があった点です。
しかし、何パターンか案を出し、クラウドワークスっぽさもありつつ、キックオフのお祭り感もあるものに最終的に決まっていきました。

工夫した点
【のま】:他社を参考にしながら調査もしつつ、クラウドワークスらしさをだせるものはどんなものだろう?と考えました。
ちなみに、クラウドワークスでは「よ!」(否定や賛成ではなくとりあえず相手の意見を受け入れる時の言葉)というワードが社内でよく使われるので、カルチャーとして一番最初に自分の頭に浮かんだのでこのワードも入れ込みました。
次回また機会があれば擦り合わせをしっかりしつつ、パターンももっと出せることを目標にチャレンジしたいです。


トロフィー

制作まで
【宮崎】:結構こだわりが詰まってます!トロフィは表彰とブランドが混ぜ合わさり具現化したものだと考えます。誰も見たことがないめちゃくちゃすごいのを作りたかった。
まずトロフィーの形をどうするか?の調査から入り、チームでいろいろなトロフィの写真を集めました。木を基調としたモダンなものやベーシックなものなど。そして素材感なども含めこんなサイズ感でこんな形のものが欲しいというざっくりした要件書みたいなものを作りました。制作は外部に依頼するので、そのざっくり要件書を村上さんがもっと詳細に言語化していってくれました。

こだわりポイント
【宮崎】:重厚感を出したかったので厚みにも拘りました。また、鏡面の面積をおおくすることで、精緻感を表現したかった。ロゴの部分も、実はよく見ると1ミリ凹んでるんです。ロゴがプリントされた面に、ロゴの部分をくり抜いてもう1枚被せています。あえて、ロゴの部分に凹みを表現することで立体感を表現しました。

難しかった点
【宮崎】:トロフィー制作会社の職人さんとのやりとりが初めてかつオンラインでのコミュニケーションだったので、上手く言語化して伝えてゴールまで持っていくのに苦戦しました。

【村上】:あれかなり大変でしたよね(笑)。

【宮崎】:ひたすらサンプルを見せてもらい、修正してもらって、を繰り返しました。大変でしたが、最終的に納得いく素敵なものが出来て良かったです!
こちらの要望も含めつつ、アジャイルに対応してくれた職人さんには本当に感謝です。キックオフ当日はオンライン参加の方もトロフィー登場に「おぉ〜!」となってて嬉しかったですね!


アクリルフレーム

【畑中】:賞状のフレームとそれを入れる箱のデザインを担当した、畑中です。宮崎さんにざっくりしたイメージは聞いていたので、それを形にしました。賞状のフレームは前回のキックオフ同様で、形状はすでに決まっていたものだったのもあり、方向性だけ合わせていくつか案を出す形でやっていけたと思います!

【宮崎】:はい、畑中さんが紋章のイメージなど要素を細かく聞いてくださったので、アウトプットに違和感なく決まった感じでした(笑) 。こちらもトロフィー同様リッチな感じのものが出来て良かったです!


■初×リモート参加者感想

【長野】:今回キックオフ初+オンラインでの参加でした!結構何も知らない状態で参加しました(笑)。 
割と人数もいるし、自分の部署の人以外、知らない人の方が多いので、最初割と疎外感が有るのかなと若干思っていました。ですが、参加してみたら意外とそんなこともなく、画面越しですが、皆さんの熱量が伝わってきました!
お食事ボックスの箱も、クラウドワークスの一員なんだなというのを感じました。先ほど制作秘話を聞いて、まさに自分がそう感じたのですごいと思いました!
あとは、クリエイティブ系にちゃんとコストをかけていることや、表彰でもしっかり技術職メンバーが評価されている点も素敵だなと感じました。


■次回

【宮崎】:こういうのもらえるよみたいのを前もって公表しておくのもいいかもですね。ワールドカップみたいに、それ狙ってくぞ!みたいな気持ちにさせてくれそうで。各賞に賞金もあったけど、賞金とこういうクリエイティブがセットであることで、より各賞の価値が伝わりますよね。
そして、次のキックオフはチーム表彰なのでトロフィーは今回とはまた違うチーム表彰に根ざしたものでも良いかもしれません。例えば複数のトロフィーをくっつけたら1つの形になる、とかも面白いかも。ジャストアイデアですけど。
あとは、ノベルティのクリエイティブを作っても良いかもです。ちなみに前回はモバイルバッテリーを作ったりしました!
ステッカー作ったりとか、デザインチーム皆で目指したい姿など目的からアイデアを色々出して次回キックオフに臨みたいと思います!

皆さん、今回は制作秘話などお話いただきありがとうございました!
次回のクリエイティブ、どんなものになるのか今からワクワクしています。
キックオフのクリエイティブ制作、タイトなスケジュールの中皆さん本当にお疲れさまでした!


■最後に

クラウドワークスでは一緒にデザインしていく仲間を募集しています。
デザイン組織としても、プロダクトデザインとしても、これからのクラウドワークスをより一層成長するフェーズになりました。
自身の「できる」を増やしていき、一緒に成長していきましょう!