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急激な市場変動に伴う当社ファンドへの影響につきまして

直近、中国・武漢発の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に拡大することにより、急激な市場変動が起こっています。その中で、今回は表題のとおり当社ファンドへの影響につきまして、今後の当社の取組みや投資家の皆様へのお願いを含めお伝えしていきます。

現状認識

当社では2014年6月のサービス開始以来、2016年半ばの英・国民投票でのBrexit決定による市場の混乱、2018~2019年年末年始の市場の大幅下落などにおいても、常に投資家の皆様に「分散投資および手に汗を握らない投資の徹底(※1)」を呼びかけてまいりました。これについては今般の急激な市場変動においても変わりません。

※1 「分散投資および手に汗を握らない投資の徹底」につきましては以下の記事もあわせてご参照ください。

ただ、今般の急激な市場変動が2008~2009年のリーマンショックと同様に実体経済の混乱を招く可能性は現時点で否定できません。2008年~2009年のリーマンショックにおいては、金融市場の混乱が実体経済にも波及しました。

一方、今般は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を抑えるため、各国内における人の移動の制限および国境を越えた人の移動の制限により、各企業の売上や利益の大幅な減少が雇用環境の悪化を招き、各国の経済活動全体を低迷させることが懸念されております。

この場合、当社ファンドの貸付先(海外資金需要者)の業績に悪影響が出る可能性がございます。そこで以下にこうした事態への対策としての当社の取組みをご紹介いたします。

当社の取組み

モニタリングを強化し、全貸付先(海外資金需要者)について、今般の影響を随時ヒアリング中です。とくに今後、貸付先(海外資金需要者)の事業展開する国で広範な感染拡大が認められた場合、一層注視する体制で臨みます。2020年3月17日現在、注視対象としている国はスペインのみです。個別ファンドの運用成績に何らかの影響が出てくることがあれば、遅滞なく該当ファンドを保有されている方にお知らせいたします。

これに加え、先般公開いたしましたファンド運営体制の強化(※2)を持続的に行う一方、投資家の皆様に分散投資の徹底をより一層図っていただくためのファンドラインナップの拡充や機能実装、情報発信の徹底を進めてまいります。

※2 当社のファンド運営体制の強化につきましては以下をご参照ください。

投資家の皆様へ

まず、当社ファンドのリスク(※3)を十分認識いただいたうえ、繰り返しになりますが、引き続き「分散投資および手に汗を握らない投資の徹底」をお願いいたします。

投資家の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご愛顧をいただければ幸いでございます。

※3 当社ファンドのリスクにつきましては以下をご参照ください。

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
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