見出し画像

当社ファンドの信用リスク分散効果につきまして(2020年6月末時点)

今年、2020年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、世界の経済情勢はまさに激動と呼ぶに相応しい年になりました。その最中にあって、誠に残念ながら、当社ファンドのリスク(※1)が、投資家の皆様にご心配をお掛けするかたちで顕在化する事象も発生しております。一方で、当社は以前から投資家の皆様に向けて、通貨分散や投資実行時期の分散といった「分散投資の徹底(※2)」をおすすめしてまいりました。

そこで今回は、当社ファンドのリスクのうち、投資家の皆様の多くがとくに気にされている信用リスクに焦点を当て、過去の実績値を公表することで、当社ファンドにおける信用リスク分散効果の実際をお伝えしていきます。

※1 当社ファンドのリスクにつきまして、詳しくは以下をご覧ください。

※2 「分散投資の徹底」につきまして、詳しくは以下をご覧ください。

当社ファンドの信用リスク分散効果(2020年6月末時点)

以下のグラフは、当社ファンドのうち2020年6月末までに運用を開始したものを対象としています。そのうえで、お客様がご投資いただいた当社ファンドの実質的な貸付先(海外資金需要者)等の数に応じて、2020年6月末までの分配実績および2020年6月末時点の将来キャッシュフロー予想をもとに、運用成績がプラスの方の割合とマイナスの方の割合を表しています。

画像1

実質的な貸付先(海外資金需要者)等の数が1~9の場合、運用成績がプラスの方の割合は約74.9%、マイナスの方の割合は約25.1%でした。これが、実質的な貸付先(海外資金需要者)等の数が10~19では、運用成績がプラスの方の割合は約80.2%、マイナスの方の割合は約19.8%。20~29では、運用成績がプラスの方の割合は約85.7%、マイナスの方の割合は約14.3%。そして、30~では、運用成績がプラスの方の割合は約92.0%、マイナスの方の割合は約8.0%と、実質的な貸付先(海外資金需要者)等の数が多くなるほど、運用成績がプラスの方の割合が増える(マイナスの方の割合が減る)との結果が得られました。このように、当社ファンドの信用リスクに焦点を当ててみても、「分散投資の徹底」を図ることが、リスク資産への投資を行ううえで最重要事項の一つといえます。

一方で、従来から当社ファンドにおいて「分散投資の徹底」を図るには、投資家の皆様に相応の手間暇をお掛けすることが少なくありませんでした。そこで、投資家の皆様に分散投資をより身近に感じていただくために、当社では「ファンドパッケージ機能(※3)」をご用意しております。

※3 「ファンドパッケージ機能」につきまして、詳しくは以下をご覧ください。

当社としましては、投資家の皆様の資産形成や資産運用を行ううえでの一助となるべく、ファンドおよびこれに付随するサービスの品質向上により一層努めてまいります。投資家の皆様におかれましては、引き続きご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?