見出し画像

【緊急】性的マイノリティ差別主義者・樹木医後藤瑞穂の「情熱大陸」出演への抗議文

タイトルの事案を受け、緊急的に更新します。

先日、5月22日放送予定のMBS/TBS系全国ネット番組「情熱大陸」にて、「樹木医みずほ」の名前で知られる「後藤瑞穂」氏が出演することが、同番組のTwitterで明らかになりました。

「様々な分野で活躍する人たちをひとりひとり密着取材して取り上げ、紹介していくドキュメンタリー番組」として知られる同番組ですが、この後藤氏はネット上でトランスジェンダー差別主義者として広く知られる人物であり、性的マイノリティに対し差別的な主張や、当事者への嫌がらせ行為を繰り返し行っています。

現在後藤氏は、自身のTwitterアカウントをプライベートモードに設定しており、上記の発言を確認することは出来ませんが、以下のまとめに以前の彼女の主張が掲載されています。

上記togetterまとめより(アーカイブ

後藤氏は上の画像のように、女性トイレのオールジェンダー化をトランスジェンダーの策略などと見なして、陰謀論的な主張を日常的に行っていました。

予告を見る限り、当該番組の内容はネット上での後藤氏の主張と無関係に見えますが、性差別的な主張を繰り返すことで知られる人物を好意的に紹介することは、番組のスポンサーであるアサヒグループホールディングス様の企業方針から鑑みても、著しく問題があると思料致します。

性別取扱変更届出制度は、自身の戸籍性と自認性が異なる従業員に対し、業務において自認性での対応を行う制度です。この制度を設けることで、例えば、希望した従業員がトイレや更衣室、健康診断時の配慮について相談しやすい環境となります。

アサヒグループでは、2019年に国内事業会社の人事・総務業務に関わる管理職を対象に「アサヒグループ人権方針」の理解促進の研修や「LGBT対応マナー研修」を開催してきました。また、本年3月には、国内事業会社全社員約10,000名を対象に、LGBTについて正しく理解をするための人権・LGBT基礎知識のeラーニングを実施しました。今後は、国内のアサヒグループの従業員を対象にしたオンラインイベントの開催などを通じて、LGBTへの正しい理解を促します。

アサヒグループが2019年に制定したグループ人権方針では、個人の人権と多様性(ダイバーシティ)を尊重し、国籍・人種・民族・宗教・思想・性別・年齢・障がい・性自認・性的指向・雇用形態その他各国・各地域の法令で保護されている特性による差別や、個人の尊厳を損なう行為を行わないことを掲げています。

この人権方針に基づき、今回新たな制度の運用を開始するアサヒビール(株)は、従業員の多様性を尊重し、従業員の能力を伸ばしていける環境を整えることで、より働きがいのある風土の醸成を目指します。

アサヒビール株式会社 - 性的マイノリティ(LGBT)向けの社内制度を運用開始」より引用

以上の事実に基づき、番組を制作するMBS毎日放送様ならびにアサヒグループホールディングス様に対して、後藤氏の同番組への出演取り消しを強く要求すると共に、性的マイノリティへの差別を許容しない方針を改めて打ち出して頂きたく、ここに要望致します。

2022年5月18日 烏丸百九

※お読み頂いた皆様も是非、同番組への出演取り消しを求める意見の送信をお願い致します。

本記事のURLを貼り付けて頂ければ、文章を書く手間が省けるかと思います。是非ご協力を宜しくお願い致します。

参考記事:後藤氏はTwitterのユーザー名で、イギリスの作家・J.K.ローリング氏への支持を表明しており、同氏の主張に強い影響を受けていると思われます。

ここから先は

0字
異端派リベラリストのバーチャル評論家・烏丸百九が政治/社会/ジェンダー問題/サブカルチャー等について縦横無尽に解説します。

烏丸レポート

¥500 / 月

異端派リベラリストのバーチャル評論家・烏丸百九が政治/社会/ジェンダー問題/サブカルチャー等について縦横無尽に解説します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?