【簡単】匂いと見た目でダイエットする8つの方法
食べ物には僕たちを幸せにする魔法のような力があります。
美味しいものを食べているときは「ずっとこの時間が続けばいいのに」と思ってしまうくらい虜になってしまうものです。
しかしだからと言ってつい食べすぎてしまうとお腹周りが心配になってきますよね...
特にダイエット中の方は食べたいという欲求と痩せるために我慢しなきゃという気持ちが日々せめぎ合っていて大変だと思います。
そこで今回は、無理をせず簡単に食べる量を減らす方法を紹介していきたいと思います。
ポイントは、「匂い」と「見た目」です。
この2つを工夫することによって食事の満足度を高め、食べる量を減らすことができます。
食べるのを楽しみたいけどダイエットもしたい方は必見です。
それでは早速内容に入っていきます。
匂いでダイエット
匂いには食欲を増進させる力があります。
しかし、場合によってはダイエットに活用できることをご存知でしょうか?
ということで、初めに匂いでダイエットする方法を見ていきましょう。
匂いを強くする
食べ物の匂いを強くすることで、食べる量を減らすことができます。
これは、人がどのようにして味を感じるのか、ということと関係してきます。
味を感じるといえば当然味覚を使うのですが、実はそれだけではなく、嗅覚も使って食べ物の味を感じます。
ですので、嗅覚に強い刺激を与えれば、その分強い風味を感じるので少ない量でも満足し、その結果食べる量が減るというわけです。
強い匂いは、匂いの強い食材やハーブ、スパイスを使えば簡単に出すことができるので、手軽に実践できる方法の1つです。
複雑な匂いを嗅ぐ
強い匂いと同様、複雑な匂いを嗅ぐことでも満足度が高まり、食べる量が少なくなります。
これは、被験者に異なるストロベリーヨーグルトを日を変えて食べてもらい、満足度を答えてもらうというオランダの実験を見ると明らかです。
被験者には、15種類のイチゴの匂いからなる複雑な風味を持つものと、1種類の匂いしかしないものを食べてもらったのですが、複雑な風味がするストロベリーヨーグルトを食べた場合の方が満足度が高く、15分間も満腹感が続いたという結果が出ています。
複雑な匂いを持つ食べ物(飲み物)といえば、インドカレーなどの様々なスパイスを使った料理、コーヒー、ワインやウイスキーなどの酒類が思い浮かびます(全部僕の大好きなものです笑)。
このような複雑な匂いのするものを日々の食事に取り入れれば、満足度や満腹感が高まり、必要以上に食べることが減るでしょう。
食べ物以外、またはヘルシーな食べ物の匂いを嗅ぐ
これは少し漠然としていますが、先に例を挙げると、食べ物以外というのはラベンダーやジャスミンといったアロマの香りなど、ヘルシーな食べ物というのは、オレンジなどの柑橘類やオリーブオイルなどが挙げられます。
実際、チョコレートケーキやブラウニーなどのチョコレートが食べたくなるような写真を被験者に30枚見せた後で、食べたいという欲求を抑えるためにどのような匂いが有効なのかということを調べた実験では、水やグリーンアップルの匂いを嗅いだ被験者よりもジャスミンを嗅いだ被験者の方が13%も欲求を抑えることができました。
これは、ジャスミンのような食べ物でない香りには気を紛らわす効果があり、結果食べたいという欲求に抵抗しやすくなるということです。
では、ヘルシーな食べ物の匂いはどうなのでしょうか?これから説明していきます。
ダイエット効果のある匂いがある食品
オリーブオイル
オリーブオイルの香りには、食欲抑制効果があり、香りがない場合と比べて満腹感を感じやすくなります。
これは、オリーブオイルの香りは油分の多い食品を連想させるためだと言われています。
また、ある研究によれば、オリーブオイルの香り付きのヨーグルトを食べた被験者の脳は、食べ物の味や風味を感じるのに関係している脳の部位が活性化することがわかっています。
ここから察するに、オリーブオイルの香りを嗅ぐことによって食べ物の味や風味をより強く感じ、それによって満足度が高まって全体の食事量が減るということが考えられるでしょう。
グレープフルーツ
グレープフルーツには甘いものを食べたいという気持ちを抑える効果と、豊富な食物繊維による満腹感を感じさせる効果があります。
これはグレープフルーツを食べた場合の効果ですが、実は匂いを嗅ぐだけでも効果があるかもしれないということが示唆されています。
これはまだマウス実験の段階ですが、グレープフルーツの香りを10分嗅いだマウスは脂肪燃焼機能が76%も上がったという結果が出ています。
まだ研究が必要ですが、グレープフルーツの香りにもダイエット効果があるかもしれません。
オレンジ
イギリスのリーズ大学が行ったダイエット中の女性を対象にした実験によると、チョコレートの香りとオレンジの香りを嗅いだ被験者がどれくらい摂取カロリーが増えるのかを調べたところ、オレンジの香りを嗅いだ方が摂取カロリーが60%少ないということがわかっています。
これは、オレンジの新鮮な香りが脳の感情と記憶を司る部位を刺激し、ダイエットをしているということを思い出したからだと考えられています。
そう考えると、先のグレープフルーツの香りも同じ理屈が当てはまっているかもしれませんね。
食べるときの見た目でダイエット
ここからは、食べ物の見た目を工夫することでダイエットをする方法を紹介していきます。
中身は見えないほうが良い
人は、透明な容器に入った食べ物よりも、中身が見えない容器に入った食べ物の方が1回の消費量が減る傾向にあります。
これは単純で、食べ物を見てしまうとそれを食べたくなってしまうからです。
皆さんも、美味しそうな見た目をしている食べ物を見たら、お腹が鳴りますよね。
食べ物には見るだけで食欲が湧くような魅力がありますから、弁当などを持ち歩く時は中身の見えない容器を使うようにしましょう。
一口サイズに切り分ける
一口サイズに切り分けるだけで食べる量を減らすことができます。
これは、一口一口を味わって食べるようになるためです。
逆にサイズの大きなものを食べるときは、「たくさん食べられる」と思ってしまい、あまり味わわずに食べてしまうので満足感を感じにくくなり、結果として消費量が増えてしまいます。
一口サイズを味わって食べるように心がけましょう。
複数の小さい皿に盛る
複数の皿に盛り付けることで、実際よりも食べ物が多く見えるようになります。
これによって少ない量でも満足しやすくなるのです。
また、同じ量でも小さいさらに盛りつけた方が食べ物がたくさんあるように錯覚します。
これは、デルブーフの錯覚と呼ばれており、下のイメージのように実際は同じ大きさでも大きな円にある黒丸の方が小さく見えてしまいます。
これを逆手に取ることで食べ物の量を多く見せ、少ない量で満足することができるのです。
真っ暗な部屋で食べる
先にも述べた通り、食べ物には見るだけで食欲が湧いてくる力があります。
しかし、逆に見えなければ食欲を抑えることができます。
それが、真っ暗な部屋で食べるという方法です。
真っ暗な部屋で食べると、食べ物の見た目に誘惑されない上に、何も見えない状態で食べ物を口にするので警戒心が生まれ、自ずと食べる量が減るという効果があります。
ただし、何も見えないので食べ物がどこにあるのかわからなくなったり、こぼしやすくなったりすることには注意しましょう(笑)。
赤色の容器に入れて食べる
赤色には食べ物を甘く感じさせたり、温かい食べ物を美味しく感じさせたりする効果がありますが、それと同時に警戒心を高める効果もあります。
というのも、人は赤色を見ると無意識に危険信号と捉えるからです。
これをうまく利用して、容器の色を全て赤色にすると、他の色の場合よりも食べる量を減らすことができます。
まとめ
今回紹介した方法はどれも簡単に実践できる内容になっているので、手軽に試すことができます。
また、組み合わせることもできるので、それによってダイエット効果をさらに高めることも可能です。
今回は食べるときの工夫としてのダイエット方法を紹介しましたが、後日それ以外で理想の体を手に入れる方法を紹介する予定です。
お楽しみに!
それでは。
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