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今週学んだこと・感じたこと

私事で恐縮ですが、今週学んだこと・感じたことをまとめてみました。

2024年世界時価総額ランキングで9位に入っているテスラ

毎年話題になる企業の世界時価総額ランキング。

EV以外のガソリン車も含めた自動車生産台数や販売台数では、トヨタ自動車(トヨタ)よりはるかに少ないテスラ。

それなのにトヨタよりもテスラの方がランキングははるか上をいきます。

ランキングが上なのは脱炭素やEV車を採用しているからだと考えられます。

2035年にはガソリン車全面禁止となる国が多いので、このままだと日本の自動車メーカーも地位を脅かされそうです。

一方でテスラは車をインターネットで選んで注文する方法を採用しています。これであれば店舗も多く作る必要がないし、人を雇わなくても済みます。

近い将来日本の車メーカーだけでなくハウスメーカーなどもテスラの販売方法を見習っていくことで、今までのような打合せに多く時間をさかなくてよいなど効率化も図れるかもしれません。

テスラから学ぶことは多いです。

リスキリングの重要性

旧岸田内閣はリスキリング(新しいスキルの学び直し)を推奨していました。ちなみにリスキリングとは新しいスキルを学び直すことをいいます。

以前日本政府として個人のリスキリング支援に5年間で1兆円を投じると発表されていました。

例えば新卒から建築の設計だけをやってきたけど、コンサルタントになりたいと思う人もいるかもしれません。

歳を重ねると色々なしがらみも出てくるのでなかなか新しいことにチャレンジできないのが現状としてあります。

また企業としてもリスキリング者を採用することはなかなか利益が上がらないので、難しいところもあります。

インターネットのおかげで社会の移り変わりはめちゃくちゃ早くなってますので、一つのことしか知らないのも個人としてリスクが高いのも事実です。

そういった人達を応援する意味でもチャレンジしやすい世の中の雰囲気に変わっていくことも必要なのかなと思います。

ソニーの快進撃

2000年代から低迷していた電機メーカー・ソニーグループは、2021年3月期の決算で初めて純利益が1兆円を超え、見事に復活を果たしました。

V字回復を果たしたのは事業の選択と集中で映像系センサー技術に注力したことやゲーム機「PlayStation5(PS5)」の好調、音楽や映画にアニメなどのコンテンツビジネスを強化して業態転換を進めてきたことも寄与しています。

日本はものづくりによって急成長をとげて世界第二位の経済大国にまでになりましたが、時代は変わっていくものです。

時代はものをそれほど必要としなくなりました。

今の時代、生き残るためにはものづくりにこだわっているだけでなくコンテンツづくりにもこだわる必要がありそうです。

過去の価値観からの脱却

日本はもうまもなくGDPでドイツに追い抜かれ、インドに追い抜かれ、5位になりそうです。

一見すると大丈夫なのだろうかと不安になりますが、今の時代は所有ではなくシェア社会。そしてものよりも体験にお金を使う人が多い世の中でもあります。

GDPは消費してはじめて増える指標なので、GDPが下がったからといって不幸せとは限りません。

GDPは今後豊かさの指標ではなくなる気がします。過去の価値観にとらわれすぎてはいけないと感じている今日この頃です。

ベンチャーの強み

自動車産業は日本の強みであり、関連産業まで合わせると約550万人の雇用を産み出していると言われています。

そのうちガソリン車に関わる仕事をしているひとは約80万人いると言われており、ガソリン車が無くなると80万人の雇用が失われることになります。

環境のことを考えようと言われているのに、日本がなかなかガソリン車を捨てて電気自動車など新しいものに変われないのはこういった事情がありそうです。

これは国だけの話でなく企業にも言えることで、歴史の長い大企業は先程述べた自動車産業のように複雑な事情でなかなか変わることができないでいます。

新しい会社はしがらみも少ないのでいかようにも変われるし、そこが強みでもあります。

大企業が動けない間に新しくできた企業が攻め込めば勝機は大いにあります。

若くて経験が無いから契約が取れないというのも言い訳に過ぎず、逆に若さを武器にして行動すればきっと結果はついてくるでしょう。

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