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都内の注文住宅で最近よく求められる空間

有名建築を訪れまくるのが趣味のもえじーといいます。

一時期会社を辞めて日本の各所にある名建築を訪れていたこともあります笑

最近都内で注文住宅の設計をしていてよく求められる空間の一つが「奥行きのある広いバルコニー」です。

バルコニーと聞くと、ひと昔前までは建築基準法の建ぺい率の緩和を適用した奥行きが70センチくらいのものが主流でした。

このタイプのバルコニーですが、洗濯物を干す以外にあまり利用価値が無いのが現状。

そして今の東京という場所では、色々な事情も重なり庭という空間とは疎遠になっています。

そんな理由もあり家の中に庭をつくりたくなる気持ちはとてもわかります。

中でも多かったのは子どもをプールに入れて遊ばせたいというものでした。

昔は地域のコミュニティーも厚かったので、自分の家の前でプールで遊んでいたり、なんだったら車通りの少ない私道にはみ出して遊んでいたりしても許されていました。

最近では色々な条件が重なりなかなか難しい世の中になってきていますね…

このようなことが重なって奥行きのある広いバルコニーを求める人達が増えた気がします。

広いバルコニーはとても気持ちがいいです。

3階建ての家なら2階にLDKを設けることが多いのですが、LDKとつながるように2階に設けると良いでしょう。

2階建てでバルコニーを1,2階に設けられない場合はルーフバルコニーがおすすめです。

屋上のルーフバルコニー

バルコニーの床を構造計画の段階から下げておいてウッドデッキを敷くととても素敵な空間になります。

LDKとつながったバルコニー

奥行きのあるバルコニーなので壁を1.8mくらいまで立ち上げれば囲われたプライベートな空間にもなります。

日差しが強ければ庇やオーニングも後付けしても良いかと思います。

使い方は色々で、そこにテーブルを置いてすごしたりBBQしたり子どものプールで遊んだり水槽を置いといて魚や亀を飼ってみたり。

想像するととても楽しくなります笑

都内で家づくり(特に3階建て)を考えている人は是非とも参考にしてみてください!

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