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湯島聖堂交差点と宥坐之器
湯島聖堂交差点は本郷通りでお茶の水の北側に位置し、
昌平橋交差点の一つ北の神田明神下交差点から坂を登ってくる道と交わる。
写真の矢印のようにお茶の水の聖橋から湯島聖堂交差点は左に曲がるのと本郷3丁目、東大赤門があるように、そちらが本線で、聖橋からまっすぐ進むと蔵前橋通りと合流する。
聖橋と外堀通りは立体交差なので、接続していない、要注意。
さてタイトルのもう一つ、
宥坐之器
「ゆうざのき」と読む。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132823684/picture_pc_dbe5ff80283d7928e01ad93b66710f4c.png)
JR御茶ノ水駅の北、聖橋の東側ある湯島聖堂は
昌平坂学問所といったほうが馴染みやすいかもしれない。
そこに宥坐之器がある。
中国の歴史上最高に偉大な人物、孔子。
彼が説いた教えに「中庸」や「足るを知る」があり、それを具現化したのが宥坐之器。
多くても少なくてもダメで、ちょうどいいバランスが大事だという考え。
そして今目の前にあること、モノの重要性に気付こうという思想。
この宥坐之器はいわゆる水瓶で、何も入っていないと傾いている。
そこに水を入れると直立し、入れすぎるとひっくり返って水がこぼれる。
中庸を視覚的に教えてくれるとても有益な発明だ。
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