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上馬交差点と交通の「ルツボ」

上馬(かみうま)交差点は環七と246が交わるかなり大きい交差点。
環七側にはアンダーパスがあり、246側には立体交差は無い。
それに伴い、246の3車線のうち一番右側が右折と直進の両方できるレーンなのだが、
右折車がいると(ほとんどの場合いるのだが)、渋滞が発生する。
直進した車は自ずと第二通行帯にずれてくるので真ん中車線の車にブレーキを踏ませることになる。
ちなみに第一通行帯はバス専用レーンというのもあるが、
左折車も歩行者待ちが多いので、直進したい車が第二通行帯にずれ込んでくる。
私の経験上では右折車がいても第3通交代(一番右のレーン)が結果的に早く進む(ような気がする)。

246の特徴で、朝の上り方向(渋谷方向)と夕方の下り方向(用賀方向)の
渋滞がかなりひどい。
朝は第一通行帯が(7時から9時)バス専用レーンになる。
夕方は逆に下り方向で17時から19時が第一通行帯においてバス専用レーンになる。
(大橋あたりから)

バス専用レーンは路地から246の本線に合流する場合と
本線から左折する場合のみ通行可能で、
それ以外で第一通行帯を進行し続けると取締りの対象になる。

バイクは第二、第三通行帯をバンバン走れるが、自転車は基本的に第一通行帯を走る。
そこがバスレーンと被るので、自転車さんには危険な道路だろう。
そこに更に、都会ならではの電動キックスケーターまで走る。
危険の度合いが極めて高いのは想像に難くない。

アメリカ合衆国が人種の坩堝(ルツボ)と言われるように
246は交通手段の坩堝(ルツボ)のようだ。

ちなみにバス専用レーンを強調したが、
正確には都心の外側にバス優先レーンがあって、
さらにその先の都心に近づくにつれて(246の場合駒沢交差点より都心内側)
バス専用レーンになるのでご注意を。

さらには配送の車、用事で路駐している車(そもそも乗降以外駐停車禁止なのだが)が多数いるに加えて、縫って進むような2輪車の数が半端ない。
礼儀正しい2輪車を見るとリスペクトしたくなる。

渋滞原因やバス専用&優先レーンの紹介をしたが、ここの交差点で一つ気に入っているところがある。
環七から側道に入って246を右折する(上下方向ともに)ときの右矢印が出ている時間。

長い!😀

環七外回りから側道に入り右折すると三軒茶屋方向

右折レーンに列に並んでいて、あぁ一回信号止められるかなと諦めていたら、
あれよあれよとどんどん右折していく。
本当にいつ黄色になるか心配になるくらい右青矢印の時間を長く取ってある。
時間や台数を測ったことはないので、機会があれば、数えてみたい。

最後におまけの江戸現代地図比較コーナー

今は住宅街
246の面影がある。環境的には村しかない(ある意味住宅街)

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