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生きて下さい···

今日は、朝から何故だか『生きる』という言葉が、脳を渦巻いている

そして突然、10年前の出来事がフラッシュバックする

次男が小学校に上がったばかりの夏休み

一本の電話が鳴った

「○○君とお母さんが、亡くなったって」

自宅のマンションで、子供を道連れにして、自ら命を絶たれました


私は仕事をしていたので、子供達は保育園育ち

幼稚園と違って、0歳からずっと同じクラス

○○君はADHD(注意欠如・多動性障害)があり、お母さんはとても真面目な方だった

懇談会では、いつも皆の前で悩みを相談されていたし、お迎えの際も、いつも先生方に相談をされていた


けれど小学校は学区が違ったので、○○君とは別れてしまい、その後の様子は分からなかった


小学校に上がると、親は急に子供から切り離される

親同士の交流も減る

○○君の場合は、お母さんは頻繁に学校の先生と、お話はされていたのかもしれないけれど


けれども、夏休みだった

お母さん、○○君と二人きり

1人で悩んで悩んで・・・、そしてしんどくなって・・・、思いが煮詰まってしまったのかな

お父さんは、出張中だったらしい


何も出来なかった虚しさ

無力感に苛まれた

誰か気付いてあげれなかったのか?

誰かに助けを求めたのか?



あなたは強いひと

懸命に社会と闘っている

でも強がってはいないかな

意固地になってもダメ

もう無理だと思ったら、その場から離れて欲しい

「逃げる」んじゃないよ

「負け」でもないよ

自分を大切にして下さい!


若かった頃は、出会いと別れの繰り返し

でも今は、あなたと出会えた奇跡

誰も失いたくないの

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