見出し画像

12月7日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

ご覧頂き誠に有難うございます。

本日も、よろしくお願いいたします。

さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

日経・TOPIX・マザーズ複合チャート(リアルタイムチャート)
日本市場3指数と寄与度ランキング(リアルタイムチャート)

■値上がり銘柄数は、218。
昨日は、高く始まったあと、手仕舞い売りに押され値を消す場面もありましたが、その後順調に右肩上がりで上昇し、一時700円を超える場面もありました。その後、引けの寸前で大きく売られ本日の相場は終了。結局、+528円高で引けました。米アリババの株高を受け、大きく売られていたソフトバンクグループが7.94%の上昇に。これを受けて1銘柄で85円上昇さました。
また、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体銘柄も非常に強い状況で、値下がり銘柄数が6と、ほぼ全面高の展開になりました。

■TOPIX寄与度ランキングTOP10

TOPIX寄与度ランキング(みんかぶ)

■ソフトバンクグループが急反発
ソフトバンクグループが急反発。前日には3月16日に付けた年初来高値1万0695円から半値以下の水準まで下落したが、短期的には下げ過ぎとの見方も生じており、米株上昇をきっかけに自律的な切り返しとなっている。アリババ株が米市場で大幅高となったことが注目されていた。

■マザーズ寄与度ランキングTOP10

マザーズ寄与度ランキング(みんかぶ)

■FRONTEO、論文探索AIシステム「Amanogawa(特許出願中)」が順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器外科学講座(所在地:東京都文京区、教授:堀江 重郎)で導入

Amanogawa(https://lifescience.fronteo.com/aidiscovery/amanogawa/)は、FRONTEO独自のAIエンジン「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」を搭載した論文探索AIシステムです。研究者が調べたい単語や文章、仮説などを入力すると、PubMed*に掲載されている大量の論文データの中から、入力内容に関連する論文をAIが瞬時に検出します。検索結果は論文内容の類似度によってマップ状にプロットされ、論文同士の関連性やテーマ別の論文数といった論文情報の全体像が一目で把握できます。さらに、検索結果を関連度順にリスト表示したり、ワードクラウド、年代別に表示したりする多様な機能を備えているため、人による作業では膨大な時間を要していた論文探索・分析を効率的に行うことができます。AIを活用することで、従来のキーワード検索では発見できなかった情報や、検索者によるバイアスのかからない情報を見つけることが可能となり、医学・創薬研究における客観性・網羅性に優れた分析を実現します。

■メルカリが事業計画を公開。
メルカリが12月3日、成長可能性に関する資料を開示。国内、米国、メルペイという三本柱の方針や、中期的なビジョン、新たな未開拓領域などについて展望を整理している。

事業計画及び成長可能性に関する事項(メルカリHP)

2021年6月期、メルカリの連結売上高は1,061億円(前年比39%増)に達した。このうち71%を占めるのが国内事業(メルカリJP)だ。
2020年の国内CtoCオンラインコマース市場は約2兆円。そのうち40%程度(7,121億円)をメルカリが占める。不用品の推定価格は年に約7.6兆円と見積もられ、まだ大きな成長余地を残しているとする。

足元のMAUは1,954万人に拡大したが、潜在出品者は3,600万人にのぼるとも説明。鍵を握るのは、より簡便な発送方法、オフライン施策などによる中高年世代の取り込みだ。

より大きな市場を狙うのが米国事業だ。2021年6月期のGMVは11.7億ドル(前年比72%増)、MAUは461万人(同8%増)とそれぞれ拡大した。米国のオンライン・リユース市場は2030年には約1,960億ドルになるという。

中期的には一次流通と二次流通を融合した「循環型社会」の実現、そして米国に加えた更なるグローバル展開を掲げる。法人向け「メルカリShops」を手掛けるソウゾウ、暗号資産領域を狙うメルコインで未開拓領域を攻める方針だ。

昨日の日本市場概況

■市場のポイント

 1.日経平均は急反騰、500円超の上昇で2万8000円台半ばに
 2.前日にNYダウが今年最大の上げ幅みせ投資家心理が改善
 3.オミクロン株に対する過度な警戒感後退、買い戻しを誘発
 4.アジア株や米株先物の上昇を横目に先物絡め底上げ状態に
 5.全体の97%の銘柄が上昇する全面高で売買代金も3兆円超

東京市場では、主力株中心に幅広く買い戻され日経平均株価は大幅に切り返す展開、一時は2万8000円台後半まで水準を切り上げた。

■東京市場概況

 7日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが今年最大の上げ幅を記録、これを受けて主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。朝方は不安定な動きで日経平均は高く始まったあといったん値を消す場面もあったが、その後は改めて買い直される展開に。後場に入ると次第高の展開で水準を切り上げ、日経平均の上げ幅は一時700円近くに達し、2万8600円台まで水準を切り上げる場面があった。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株への過度な警戒感が和らぎ、先物を絡めたインデックス買いで底上げ状態に。アジア株市場が総じて堅調だったことや米株価指数先物の上昇もリスク選好ムードを助長した。値上がり銘柄数は2100を上回り、東証1部全体の97%の銘柄が上昇するという全面高様相となった。全体の売買代金も3兆円を上回るなど活況だった。

■前日の米国市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前週末比646ドル高と大幅に反発した。オミクロン変異株に対する懸念がやや後退し、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。

■個別銘柄状況

◯買われた銘柄
ソフトバンクグループ<9984>が大幅高で切り返したほか、レーザーテック<6920>も大きく上値を伸ばした。日本郵船<9101>など海運株も物色人気に。任天堂<7974>が買われ、キーエンス<6861>も上昇、日本航空<9201>も値を上げた。リクルートホールディングス<6098>も堅調。日本ハウスホールディングス<1873>、日本電波工業<6779>が急伸、ラクーンホールディングス<3031>も値を飛ばした。アドウェイズ<2489>、フィックスターズ<3687>の上げも目立った。
●売られた銘柄
Zホールディングス<4689>が売りに押され、シマノ<7309>も冴えない。関西スーパーマーケット<9919>はストップ安に売り込まれた。アイホン<6718>、福井コンピュータホールディングス<9790>が急落したほか、日本CMK<6958>、日本水産<1332>なども大きく値を下げた。

■日経平均寄与度ランキング

◯プラス寄与度上位5銘柄
SBG <9984> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、エムスリー <2413> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約168円。うち86円はSBG1銘柄によるもの。
●マイナス寄与度上位5銘柄
コナミHD <9766> 、日水 <1332> 、SB <9434> 、ZHD <4689> 、日立 <6501> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約5円。うち3円はコナミHD1銘柄によるもの。

業種別株価指数変化率

業種別株価変化率(リアルタイムチャート)

■東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は水産・農林業のみ。
(1)空運業、(2)海運業、(3)金属製品、(4)ガラス土石製品、(5)鉄鋼。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)精密機器、(2)電気・ガス業、(3)医薬品、(4)その他製品、(5)小売業。

◯値上がり率上位10

(1)日本ハウス <1873> 、(2)日電波 <6779> 、(3)ラクーンHD <3031> 、(4)アドウェイズ <2489> 、(5)ARM <8769> 、(6)テノ.HD <7037> 、(7)Fスターズ <3687> 、(8)大真空 <6962> 、(9)泉州電 <9824> 、(10)Jディスプレ <6740> 。

●値下がり率上位10

(1)関西スーパ <9919> 、(2)アイホン <6718> 、(3)福井コン <9790> 、(4)日本CMK <6958> 、(5)日水 <1332> 、(6)宮越HD <6620> 、(7)フジ <8278> 、(8)クロップス <9428> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)マーキュリア <7347> 。

WTI原油先物

WTI原油先物(リアルタイムチャート)

現在のWTI原油先物は、 +2.22(+3.19%)の71.71と続伸。

■原油先物小幅高、オミクロン株懸念後退。イラン核協議中断も支援。
[シンガポール 7日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇している。新型コロナウイルスのオミクロン変異株による燃料需要への影響を巡る懸念が後退していることが背景。イラン核合意再建に向けた協議が中断し、イラン産原油の供給再開が遅れていることも支援材料になっている。

0124GMT(日本時間午前10時24分)時点で、北海ブレント先物は0.34ドル(0.5%)高の1バレル=73.42ドル。前日は4.6%上昇していた。米WTI原油先物は0.43ドル(0.6%)高の1バレル=69.92ドル。前日は4.9%高だった。

原油価格は先週、オミクロン株を巡り、ワクチンの効果が弱く感染が拡大して規制が再導入される可能性への懸念が広がったことから急落していた。

しかし、南アフリカの報告書で、オミクロン感染者が軽症にとどまっていることが示されたほか、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長はCNNで、「現時点で重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘した。

ANZのアナリストはリサーチノートで「原油市場が過去数週間に織り込んできた最悪シナリオの可能性が低下した」と述べた。

イラン核合意を巡る協議中断も相場を支援している。ドイツ外務省の報道官は6日、イランに対し、核開発プログラムを巡る交渉で現実的な提案を行うよう求めた。[Investing.com]

バルチック海運指数と海運銘柄一覧

12月6日時点 バルチック海運指数です。 (money box)

6日時点のバルチック海運指数は、+64.00(+2.02%)の3235.00と9日連続で上昇しています。

SOX指数と半導体銘柄一覧

12月7日時点 SOX指数 (money box)

12月6日時点のSOX指数は、+188.68(+4.97%)の3,988.75と大幅高。

S&P500ヒートマップ

■半導体は全面高に。
米市場の半導体銘柄は、全面高の展開に。英アーム買収懸念で売られていたエヌビディアが7.96%と大きく反発。SOX指数上昇にも寄与した形。

3指数日足一目均衡表

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

陽線で引け。昨日の大幅高で、底値固めから反転したかのように見えます。MACDは上向きになり、RSIは32%と少し上昇しています。割安な日経平均に海外投資家からの買いが集まった形です。油断せずに、このまま、28,500円台近辺で定着し、少しずつ下値を切り上げていきたいところです。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

TOPIXも日経平均同様の動きで、陽線で引け。直近では、雲の下限がレジスタンスになる可能性はありますが、まずは、ここを抜けていきたいところです。RSIは、38%と若干回復しましたが、このまま50%ラインを抜けるまでは弱いと判断できるので、油断はできないところです。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

陽の丸坊主で引け。こちらは、買いの勢いが強く翌日も続伸しやすい特徴もあるので、本日も期待しています。RSIは切り返して24%ですが、まだまだ売られすぎ水準であるため、まずは直近高値の1,049を突破していきたいところです。

米国市場3指数最新

米市場3指数最新(リアルタイムチャート)
その他指数最新(リアルタイムチャート)
仮想通貨最新(リアルタイムチャート)

■米市場概況のポイント

1.米国株式市場は3指数揃って続伸。
2.新型コロナのオミクロン変異株による経済への影響が限定的で、景気回復期待が再燃
3.SOX指数は最高値。

■米市場概況

米国株式市場は続伸。ダウ平均は492.40ドル高の35719.43ドル、ナスダックは461.76ポイント高の15686.92で取引を終了した。新型コロナのオミクロン変異株による経済への影響が限定的で、景気回復期待が再燃し、寄り付き後、上昇。さらに、金利動向の安定でハイテク株の買いも強く、終日堅調に推移した。セクター別では半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が上昇した一方、電気通信サービスは下落した。

■個別銘柄状況

半導体メーカーのインテル(INTC)は自動運転部門モービルアイの株式上場計画を発表し上昇。バイオのノババックス(NVAX)は欧州連合(EU)による同社製ワクチン承認が近いとの報道を好感し、大幅上昇した。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)や電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの目標株価引き上げで上昇した。一方で、メディアのコムキャスト(CMCSA)はブロードバンド契約者数の拡大ペースを巡り弱い見通しを示したことが嫌気され、下落。 オンラインスタイリングサービスを提供するスティッチフィックス(SFIX)は取引終了後に四半期決算を発表。弱い見通しが嫌気され、時間外取引で大幅下落している。

ADR値上がりランキング(円換算)

ADR株価ランキング(money box)

ADR値上がりランキングは、引き続き凸版印刷が1位となっている。
また、半導体銘柄の東京エレクトロンが3位に、レーザーテックが7位、アドバンテストが10位にランクインしてきた。

日経平均CFDの今は!?

日経平均先物CFDチャート(リアルタイムチャート)

現在の日経平均CFDは、+402円の28,857.70と続伸。

米市場は、米政権のファウチ首席医療顧問がオミクロン株について、感染者の重症化の度合いはそれほど高くないようだとの見方を示したことでオミクロン株への過度な警戒感が後退し大幅反発。また、同じように大きく売られていたIT・ハイテク関連にも買い戻しが入りNASDAQ、S&P500も大幅続伸になりリスクオンの流れになりました。今週は上昇一服の展開もありそうですが、特にNYダウは上昇トレンドに入ったかと思わせるチャートになっています。これに続いて、昨日大幅高した日本市場も追随すると思われます。
しかし、一目均衡表上の株価は、雲の下にありこれからいろいろなポイントで抵抗を受ける可能性があるので、節目で確認しながらチャンスがあれば入っていきたいと思います。


それでは、本日もよろしくお願いいたします。

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。


自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?