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今週(11/1〜)の相場振り返り

いつもあなたを応援する、パピーぬです!

いつもご覧頂き誠に有難うございます。

今週も一週間お疲れ様でした。

早いものでもう11月。今年も残すところあと2ヶ月を切ってしまいました。本当に年月が経つのは早いですね。

今週思った事

パピーぬが今週思った事は、「人の積極性を引き出すのは難しいなぁ」ということです。組織には、色々な性格や能力をもった人間がいます。

中には、今のペースで仕事をしたいからあまり積極的に動きたくないタイプ。もっとよくするために積極的に周りの人を取り込みプロジェクトを遂行していくタイプ。あくまで我関せずを決め込むタイプ。組織としては積極的に周りを取り込みプロジェクトを遂行していくタイプは評価されていくわけですが、それは、上手にアピールできているからという見方もあります。たとえ、プロジェクトに失敗したとしてもチャレンジ精神を買われ、成功すれば、その手腕を買われるので、個人としても企業としても win-winになります。

しかし、そのようなタイプはあまり多くは居ません。どちらかというと、マイペースに仕事をしたいタイプや我関せずを決め込むタイプの人の方が多いのが現状です。このタイプの人たちを、いかに積極的にするかが強い組織作りの上で大切なことになってきます。積極性の見せ方、引き出し方はたくさんあるので、プロデュースする側がもっと勉強しなくてはならないと感じました。

さて、今週の相場の振り返り、早速行ってみましょう!

日本市場3指数の確認(週間)

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■今週の相場ポイント(Kabutan市況ニュース)

1.日経平均は2週連続上昇、週間700円強の上昇
2.週初は前日の衆院選で自民党が想定以上に健闘し、市場は好感
3.2日(火)は祝日前でFOMCの結果発表も控え、買い手控えムードが強まる
4.休み明けの4日(木)はFOMC通過後の米株高を受け、リスク選好の展開に
5.週末は買い気盛り上がらず、2万9000円台後半は強い戻り売り圧力

■週間市場概況

11月 1日(月)  続急伸、衆院選の結果受けリクスオンの流れが加速

日経平均 29647.08(+754.39) 売買高12億8590万株 売買代金 3兆2825億円

11月相場入りとなった週明け1日(月)は大きくリスクオンに傾き、日経平均は750円あまりの急上昇をみせた。前日の衆院選で自民党が単独で絶対安定多数を確保したことから、空売りの買い戻しを誘発し、先物主導で大きく水準を切り上げた。

11月 2日(火)3日ぶり反落、前日急騰の反動で利益確定売りが優勢

日経平均 29520.90(-126.18) 売買高11億8356万株 売買代金 2兆7777億円

2日(火)は反落。前日の急騰の反動が出たほか、3日に予定されるFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から持ち高を軽くする動きが強まった。ただ企業の決算発表が本格化するなか、個別に好決算銘柄を買う動きが全体を支え、下げ幅は限定的だった。

11月 3日(水)文化の日のため休場

3日(水)は文化の日で休場。

11月 4日(木)反発、米株高を受けてリスク選好の動きが優勢

日経平均 29794.37(+273.47)売買高14億8277万株 売買代金 3兆6854億円

4日(木)は再びリスク選好の流れに傾いた。注目されたFOMCではテーパリング開始を正式決定したものの、パウエル氏がインフレは一過性との見方で利上げについて慎重な姿勢を崩さなかったことで安心感が広がり、前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が揃って最高値更新を続けた。この地合いを東京市場も引き継ぐ格好となった。

11月 5日(金) 反落、為替の円高進行で利益確定売りが優勢

日経平均 29611.57(-182.80) 売買高12億6664万株 売買代金 2兆9916億円

5日(金)はまたも売りに押される展開に。前日の欧州株市場は総じて上値指向となり、独・仏の両市場が最高値に買われた。また、米国株市場でもNYダウが小反落したとはいえナスダック総合指数やS&P500指数は最高値更新が続くなど強い動きを続けた。ところが、日経平均の2万9000円台後半は戻り売り圧力も強く、アジア株安を横目に東京市場の買い気は盛り上がらなかった。

業種別株価指数変化率一覧(週間)

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■全33業種中、23業種が上昇
東エレク <8035> など電気機器が値上がり率トップ。
HOYA <7741> など精密機器、SMC <6273> など機械、スズキ <7269> など自動車といった輸出株が高い。
ファストリ <9983> など小売り、リクルート <6098> などサービス、ZHD <4689> など情報・通信業といった内需株も堅調。
ANAHD <9202> など空運は大幅高
金融株は三菱UFJ <8306> など銀行が上昇もかんぽ生命 <7181> など保険、日本取引所 <8697> などその他金融、野村 <8604> など証券はさえない。郵船 <9101> など海運、日本製鉄 <5401> など鉄鋼が売られた。

投資主体別売買動向(週間)

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東証が5日に発表した10月第4週(25日~29日)の投資部門別売買動向(現物)によると、衆院選を控え方向感に欠ける展開だったものの、日経平均株価が前週末比87円高の2万8892円と小幅ながら2週ぶりに上昇したこの週は、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が2週連続で買い越した。買越額は646億円と前週の546億円から拡大した。個人投資家も2週連続で買い越し、買越額は188億円と前週の416億円から縮小した。投資信託も2週連続で買い越し、買越額は320億円と前週の377億円から減少した。

 一方、海外投資家は2週連続で売り越し、売越額は1414億円と前週の1089億円から拡大した。(SBI証券)

WTI原油先物(週間)と空運、原油関連銘柄比較

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原油先物は、米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、原油在庫増加が示され、調整し、4日のOPECプラスでは、原油増産見送りが確定し上昇。

米エネルギー情報局(EIA)の週間統計

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1,567Mの予測に対し、3,594Mと原油在庫が増加している。これにより売りが発生。

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[東京 5日 ロイター] - アジア時間5日の原油先物相場は1%強上昇している。 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が追加増産を見送ったことを受けて買いが先行している。
週明けの石油関連銘柄の買い戻しが入ると思われます。また、航空関連銘柄も材料出尽くし感から、買いが入ると予測しています。

バルチック海運指数と海運銘柄

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バルチック海運指数は、連日大幅に下落していますが、若干下げ止まってきているように見えます。来週は、引き続き下値を探る展開かと思われます。好決算を出した海運3銘柄も、相関するように下落。75日線を下抜けしている状況ですので、このまま下げ続けた場合、7月30日あたりの上昇前の株価に戻りそうです。ただ、限定的とはいえ、好決算かつ割安なので引き続き注目していきます。

9月中国鉄鉱石輸入は、前月比1.9%減でバラ積み

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[北京 13日 ロイター] - 中国税関総署が13日発表したデータによると、9月の鉄鉱石輸入は前月比1.9%減の9561万トンとなった。環境に関連した鉄鋼生産管理により、鉄鉱石の消費が抑制された。昨年の9月は1億0855万トンだった。1─9月の輸入量は8億4195万トンで、前年同期比3%減少した。

中国は、鉄鉱石は世界の貿易量の7割近くを輸入しています。そのため、中国の需要動向と中国政府の経済政策は、バルチック海運指数の変動に大きな影響を与えると思います。もともと実体と乖離して上昇していた上に、バラ積みの減少となれば、指数も下落していくという流れが考えられます。

SOX指数と半導体銘柄比較(月間)

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SOX指数は、今週は右肩上がりに上昇していきました。その理由がこちら。

米クアルコムは、携帯電話や自動車などに利用される半導体需要の急増を背景に、第1・四半期(10─12月期)の利益と売上高の自社予想が市場予想を上まった結果12.7%上昇した。

ゲーム用チップメーカー最大手のエヌビディアもメタバース関連銘柄として大きく買われ12%の値上がり。

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同社は仮想空間を作り出すソフトウエアプラットフォーム「オムニバース」も手掛けている。また、ソフトバンクグループから半導体設計会社の英アームを買収しようとしているが、それが実現すれば、スマートフォンを含むさまざまな機器に使用されている半導体の設計を手に入れることができる。その中には、新たな世界のインフラに欠かせないセンサーやカメラも含まれる。

  エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは長年、AIと仮想空間の伝道師の役割を担ってきた。同社はこれら2つがハイテク業界の地図を塗り替える可能性があるとみている。

推進派が目指すのは、メタバースをエンターテインメントやゲームだけでなく日常生活にも浸透させることだ。ケリス氏は、メタバースによって仕事の進め方の多くが変わるだけでなく、デザインやショッピングの大部分がバーチャルな世界に移行し、遠隔医療も実際の医師による診察に近いものになる未来を描いている。

  かつてアップルやルーカスフィルムにも在籍していた同氏は「50年前、インターネットをベースにした事業が世界のトップ企業になると誰が考えただろうか。向こう数年でトップ企業はコネクテッド・ワールドをベースにしたものになるだろう」と述べた。

原題:
Nvidia Joins Zuckerberg in Betting Metaverse Is Next Big Thing(抜粋)

日本市場でも、メタバース関連銘柄が大きく注目されて上昇しております。中には、社名に「メタ」が着くだけで上昇しているものも。ボラティリティが高い状態なので、値幅を取りやすかったと思われますが、来週以降は、調整が入る可能性が高いので、ちょっと危険だと感じています。

3指数週足一目均衡表


日経平均

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上髭陽線で引け。遅行線は株価を上抜けし、転換線が基準線を上抜けし株価も雲の上にあることから三役好転達成です。MACDももう少しでシグナルを上抜けしそうな形です。週足で見ると、上昇トレンドに入ったかに見えます。来週は、30,000円にもう一度挑戦できるか見ていきたいところです。

TOPIX

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上髭陽線で引け。こちらも日経平均同様に、上昇トレンドに入ったかに見えます。MACDは、日経平均よりシグナルから遠い位置にありますがゴールデンクロス間近といったところでしょうか。こちらも直近高音を挑戦するか見ていきます。

マザーズ

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大陽線で引け。今週は久しぶりに強いマザーズを見ることができました。遅行線はあと少しで株価を上抜けします。転換線は基準線を上抜け。MACDはゴールデンクロス達成となりました。来週は短期・中長期金利の動向に注視しながら雲が薄くなりますので、一気に上に抜けられるか注目です。

来週のポイント

今週は週末に3万円目前で跳ね返された形となったが、来週は3万円大台乗せをうかがう展開が期待される。

 重要イベントとしては、国内では8日発表の9月景気動向指数が注目される。海外では10日に発表される中国10月の消費者物価指数と生産者物価指数や米国10月消費者物価指数に注視が必要だろう。(Kabutanニュース)

来週の市場天気

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それでは、また来週も引き続き宜しくお願い致します。

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