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11月1日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

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本日も、大変お疲れ様です。

さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

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■昨日のポイント

 1.日経平均は先物主導で急動意、750円強の大幅高を演じる
 2.衆院選は自民党が単独で絶対安定多数確保し市場心理改善
 3.米株市場では主要3指数が揃って最高値を更新し意気上がる
 4.業種別では証券株を除きほぼ全面高、個別も9割近くが上昇
 5.物色意欲旺盛で売買代金も膨らみ、3兆3000億円弱と高水準

日経平均値上がり銘柄数214、値下がり11、変わらず0

■東京市場概況

リスクオンの流れが加速。日経平均株価は先物を絡め700円を超える大幅高に。

 前週末の米国市場ではNYダウは前日比89ドル高と続伸し、3日ぶりに過去最高値を更新した。マイクロソフト<MSFT>やシェブロン<CVX>が決算を好感され指数を押し上げた。

東京市場は、衆院選で自民党の議席数が想定よりも減らず、単独で絶対安定多数を確保したことが買い安心感に繋がり、東京市場は、朝方から大きく買い優勢に傾き、日経平均は700円を超える上昇をみせ、一気に2万9600円台まで水準を切り上げた。

■個別銘柄状況

◯買われた銘柄

断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高となったほか、東京エレクトロン<8035>も値を飛ばすなど半導体製造装置関連株の強さが際立つ。ファーストリテイリング<9983>が大きく買われ、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども上昇した。伯東<7433>が値上がり率トップに買われ、ストライク<6196>も急伸をみせた。このほか、保土谷化学工業<4112>、クレハ<4023>、旭有機材<4216>など化学株の一角にも買いが目立っている。

●売られた銘柄

日本郵政<6178>、村田製作所<6981>が冴えず、野村ホールディングス<8604>も売りに押された。エイチ・アイ・エス<9603>、NEC<6701>も軟調。関西スーパーマーケット<9919>、メンバーズ<2130>がストップ安に売られ、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>も急落した。アイネス<9742>、双信電機<6938>なども大幅安。

■日経平均寄与度ランキング

プラス寄与度上位5銘柄:ファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、ダイキン <6367> 、SBG <9984> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約304円。
マイナス寄与度上位5銘柄:KDDI <9433> 、エプソン <6724> 、太陽誘電 <6976> 、野村 <8604> 、村田製 <6981> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約10円。

業種別株価指数変化率

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 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は証券商品先物のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)精密機器、(2)機械、(3)電気機器、(4)食料品、(5)海運業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)空運業、(2)電気・ガス業、(3)石油石炭製品、(4)サービス業、(5)情報・通信業。

値上がり率上位10傑:(1)伯東 <7433> 、(2)ランド <8918> 、(3)ストライク <6196> 、(4)ポピンズ <7358> 、(5)小松マテーレ <3580> 、(6)ニッカトー <5367> 、(7)イーグランド <3294> 、(8)クレハ <4023> 、(9)保土谷 <4112> 、(10)セック <3741> 。
値下がり率上位10傑:(1)関西スーパ <9919> 、(2)メンバーズ <2130> 、(3)IRジャパン <6035> 、(4)アイネス <9742> 、(5)双信電機 <6938> 、(6)アズワン <7476> 、(7)冶金工 <5480> 、(8)トランスコス <9715> 、(9)アバント <3836> 、(10)GセブンHD <7508> 。(Kabutan市況ニュース)

■値上がりTOP  精密機器 日中足

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■値下がりTOP  証券業 日中足

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WTI原油先物と空運銘柄比較

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現在のWTI原油価格は、+0.38(+0.45%)の83.95と小幅に上昇。

昨日の、航空2銘柄は、前場は軟調な展開になりましたが、後場14:00頃から買い戻しが入り小幅に上昇で引けとなりました。ANAは、+15の2668。JALは+6の2457。JALは、11月2日に決算発表を控えていますので注意が必要です。

バルチック海運指数と海運銘柄比較

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現在のバルチック海運指数は、-111(-3.06%)の3,519と続落。

下落が止まらないバルチック海運指数ですが、海運3銘柄は上昇しています。この上昇は、いつまで続くかというところですが、まだまだ割安圏にいる間は買い優先ですが、基本的にはバルチック海運指数が続落していますのでこまめな利確で対応していきたいと思います。11月4日に郵船(12:00発表)川崎汽船(11:30発表)が決算発表を予定しておりますが、どの程度市場が織り込んでいるかというところで、どちらに株価が動くのか注意が必要です。

SOX指数と半導体銘柄比較

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現在のSOX指数は、+55.01(+1.59%)の3,506と引き続き上昇。

東京市場半導体銘柄は、揃って大きく上昇。東京エレクトロンは、、目標株価引き上げで+2,260の55,110。アドバンテストは+560の9,890。レーザーテックは決算発表で減収減益と発表されたが+1,665の26,695。本日は、急激な上昇による一旦の利確で売り優勢となる場面から押し目買いが入るのか確認したいと思います。

レーザーテック第1四半期決算短信(連結)※HPより

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レーザーテックは、決算内容を読めば、買いに行けると思います。

3指数日足一目均衡表

日経平均

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大陽線で引け。雲の上に頭を出す形となりました。転換線は基準線を引き続き上抜けし、遅行線やMACD、RSIも上向きになり買い優勢の流れになりました。明日は、雲の上に抜けられるか注目です。

TOPIX

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こちらも日経同様ですが、転換線はまだ基準線の下にあります。

RSIは50%ラインを超えてきました。

マザーズ

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マザーズは雲の上で押さえつけられた形に。しかし、遅行線は、株価を上抜けしそうな状況で転換線は基準線を引き続き上抜けしております。明日は、雲を抜けられるか見ていきたいところです。

日経平均CFDの今は!?

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現在の日経平均CFDは、-89円と小幅に下落しております。昨日の日経は+754と大幅に上昇しましたので、本日は利益確定売りから上昇一服と見ています。

米国市場3指数最新

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■米市場概況

きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。きょうから11月相場入りで、序盤は買いが先行し、ダウ平均は最高値を更新して始まった。一時3万6千ドル台まで上昇し、取引時間中の最高値を更新したが、その勢いは続いていない。一時マイナスに転じる場面もみられた。

 7-9月期決算は順調に通過しそうな雰囲気で、株式市場も支援されている。11月、12月は比較的強い月ともされているが、10月相場は決算がインフレと景気減速というマクロ環境の不透明感を覆い隠していたが、決算を通過すれば、市場の関心が再びそちらに向くのではとの懸念も聞かれる。

 市場は今週のFOMCの結果を待っている。資産購入ペース縮小のアナウンスが期待されているが、いつから開始になるのか、そして、終了までどの程度の期間を想定しているのか、そのタイムラインに注目が集まっている。また、市場には来年の利上げ開始見通しを前倒しする動きも出ている中で、今回のFOMCで予想外にタカ派なトーンが強まった場合、株式市場はマクロへの懸念を復活させる可能性も警戒されているようだ。

 エネルギーが買われた一方、銀行や産業はまちまち。医薬品は下落。IT・ハイテクについては、半導体などハイテク分野は上昇したものの、IT分野は利益確定売りも見られた。

■個別銘柄状況

ダウ:ボーイング<BA>が上昇したほか、マクドナルド<MCD>、アムジェン<AMGN>、セールスフォース<CRM>が堅調。一方、ホームデポ<HD>、ユナイテッド・ヘルス<UNH>、マイクロソフト<MSFT>が下落した。

ナスダック:テスラ<TSLA>が勢いを加速し、最高値を更新していることが指数をサポート。フェイスブック<FB>、AMD<AMD>も上昇。一方、アマゾン<AMZN>やアルファベット<GOOG>は下落。

 住宅金融のローンデポ<LDI>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、営業収益とも予想を上回った。同社が行ったキャンペーンが奏功したと説明。

 ワクチン開発のノババックス<NVAX>が大幅高。同社のワクチン候補の承認に向けてカナダ保健省に段階的申請を完了したと発表した。

 医薬品のANIファーマ<ANIP>が約50%急伸。FDAが同社の「精製コートロフィン・ジェル」を多発性硬化症(MS)、関節リウマチ、ネフローゼ症候群などの適応症向け補足新薬申請として承認した。来年第1四半期初頭までに本格的な商用化が見込まれる。

 ハーレー・ダビッドソン<HOG>が上昇。トランプ前政権が導入したEUへの追加関税に対し、EU側が報復措置を講じていた通商紛争を停止することで合意した。同社のオートバイはEUの報復関税の対象の1つとなっていた。(Kabutan市況ニュース)

気になるテーパリング期間

米国FOMCの結果は、11月3日(日本時間4日午前3時)に発表される予定です。テーパリング(量的緩和の縮小)が決定されることが、ほぼ確実と考えられています。

 テーパリングが決まること自体は株式市場で織り込み済みと思われます。ただし、(1)テーパリング完了までどれくらいの期間をかけるか、(2)その後利上げはいつごろ行われるかについて、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長がどのような示唆を出すかが注目されます。

本日の市場は!?

本日のスケジュールでは、日銀金融政策決定会合の議事要旨(9月21~22日開催分)、10月のマネタリーベースなど。海外では、豪中銀が政策金利を発表するほか、FOMC米連邦公開市場委員会が3日までの日程で開催される。また、国内主要企業の決算発表では、花王<4452>、Zホールディングス<4689>、日本製鉄<5401>、三井物産<8031>、日本航空<9201>など。

それでは、本日も頑張っていきましょう!

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