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きらきら星変奏曲(アコーディオン&ピアノのための編曲版初演)モーツァルト/内田祥子編曲:

フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)

この曲はモーツァルトが作曲したピアノのための作品で、主題は当時パリで流行していた「ああ、お母さん聞いて」という歌曲から引用されています。この歌曲は後に日本では「きらきら星」として知られる様になったため、「きらきら星変奏曲」という名前で親しまれています。 ハ長調のシンプルな主題と12種類の変奏で構成されており、華やかな装飾音やアルペジオ、リズム、調性、音域、拍子などの変化を加えて発展していきます。

今回アレンジするにあたり、12種類の変奏それぞれの特徴が2つの楽器のどの様な組み合わせで演奏すればより効果的かを最も考慮し、再構成していきました。 ピアノは音が減衰する楽器ですがアコーディオンは密度を保ったまま音が伸ばせるのでそれが活きる変奏、元々のピアノの技巧的な演奏を活かすためアコーディオンは協奏曲のオーケストラの様な役割を担う変奏、音色を変化できるアコーディオンの特徴を活かした変奏など… 2つの楽器の組み合わせで、これまで何度も耳にしてきたこの曲の世界が何倍にも広がることを望んでいます。

内田祥子

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