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ネパール訪問記① 〜初めてのネパール〜


ごあいさつ

こんにちは!
「WAKUWAKU×ルーツ」スタッフで、大学院生のてんとうです。

私は、2024年3月にネパールを初めて訪れました。首都カトマンズ、バグルン郡ガルコットという村、リゾート地として有名な第二の都市ポカラの三地域に、合わせて10日間滞在しました。とっても楽しかったので、その様子をシェアします!

カトマンズ・トリブバン国際空港へ

私は、マレーシア・クアラルンプール経由でネパール唯一の国際空港であるカトマンズ・トリブバン空港まで飛びました。ちなみに、東京-カトマンズ間の直行便も週3本あるようで、便利でいいですね。次回からは私もそうしようと思います。

クアラルンプールからの便は、ネパール人に見える乗客がほとんどでした。ロビーで近くに座った方々は、オーストラリアのシドニーからとメルボルンからの帰郷と話してくれました。コロナ禍でずっと帰れなかった人も多いようです。

飛行機では、カトマンズ近郊出身でメルボルン在住のお姉さんが隣でした。自己紹介の後「私は今からちょっと休むね」と言われたので、「私は今からネパール語の勉強をするね」と返したら、なんと寝ずにサバイバルネパール語を教えてくれました😭🙇‍♀️。

紙に書いて教えてくれました(日本語は私)。

カトマンズ着

空港に着いたら、観光ビザを申請します。15日間のもので、30米ドル。日本円でも払えました。

空港からの移動は、ゲストハウスのオーナー、ビジャヤさんに迎車を頼んでおきました。
まず、後部座席にはシートベルトがない!道がガタガタなので体が安定しないんだけど大丈夫かな??(と初日の私は思いましたが、次回からもっとすごい交通手段が出てきますので、お楽しみに😎)

車窓から見える、たくさんのバイクとドアのないマイクロバスの列…。ちょうどその日は祭日で、サリーで着飾ってお寺に行く人々が多かったこともあり、初めての景色に心躍りました。

もっとバイクに囲まれていたんだけど、いい写真がなかった。

ゲストハウス

カトマンズでお世話になったのが、Be Here Now Guest Houseです。
家族経営のゲストハウスで、WAKUWAKU×ルーツスタッフのLIUさんが12月に滞在し、おススメしてくれたところです。

ゲストハウスと、オーナーのビジャヤさん(私のスーツケースを持たせてすみません😅)

私の滞在中には、アメリカ人、ドイツ人、フランス人、のちに中国人が泊まっていました。オーナーのビジャヤさんも含め、多国籍な異文化交流ができて楽しかったです。
街中では露天商のおじさんたちがたくさん声をかけてくるのですが、ドイツ・フランスの女子二人がスイスイ歩いて行く中、アメリカ人のフレッドだけは無視できずにセールストークに捕まることが頻発。ドイツ人のロザンヌは「どうせ買わないんだから、初めから聞かないのがお互いのため。無視するべき」という意見で、お国柄を感じて面白かったです。どちらの気持ちも分かりますね。あと、フレッドはまだネパールルピーを持っていなかった私にお金を貸してくれてありがとう😭

ちなみに夜はまだ寒い時期で、私のタイミングが悪く、一度も温かいシャワーを浴びられずなかなか厳しかったです…。ビジャヤさんは、階下のシャワーは電気給湯器が付いていて温水だから使いたかったらいつでも言ってと言ってくれましたが…。

スワヤンプー寺院

2日目午前に行ったのが、近くにある仏教寺院、スワヤンプー。ビジャヤさんがガイドしてくれて、ゲストハウスのみんなで行きました。

私は結構辛かったですが、現地の人っぽいみなさんはつっかけサンダル率高し。

山の上にお寺があるというかお寺が山というか…まずはひたすら上っていきます。煩悩の数、108段あるらしい(もっとあったような気がする)。
登山に慣れている他三人と違って、ジェシ(フランス人)と私は、階段の途中で何度も立ち止まってゼェハァ言っていました。絆が深まった気がするよ泣。

これが頂上。

白と金色の建物を背景に、お経が書かれた五色幕が翻って、綺麗ですね。
同じ仏教のお寺でも、国が違うとこんなに違うものなのですね。

ぐるぐる〜。

タメル

「カトマンズと言えば」の中心部、タメル地区。二日目午後、ネパール語が話せる日本人学生に案内してもらって、ネパール人女性の普段着であるクルタを買い、お散歩しました。

結構似合っていると思う

初日は白人と一緒だったので、「ザ・外国人観光客グループの一員」でしたが、ネパール語が分かる人と一緒だとまた違った景色が見られるのだなと感じました。すぐに店員さんと距離が縮まるのがとても楽しかったです。私もネパール語を話せるようになりたいなー(と思いつつその努力をしていない…)。

お店がたくさん

日本語学校

三日目午前は日本語学校へ。時間がなかったのですが、ちょっとだけでも見てみたく、ハチ公日本語&文化センターのカトマンズキャンパスにお邪魔しました。まだ日本語の勉強を始めたばかりというみなさんとお話できて楽しかったです。20歳ごろの女性たちがたくさんいましたが、大半が結婚しているということで…人生の先輩ですね…。

授業の様子

次回はメインキャンパスの方にもお邪魔したいと思います。お忙しい中、ありがとうございました!

科学・文化博物館

日本で知っているネパール人大学生が「お父さんたちが、村の生活体験ができる観光スポットを始めた」と教えてくれたので、MDS サイエンス・アート&カルチャー博物館を訪ねて行きました。お姉さんが英語で案内してくれました。

生物学専攻のスジャン(お姉さん)と、日本語と歌、太鼓が上手なラムさん(お父さん)。

村での伝統的な生活の体験ブースのほかに農業エリアがあり、また屋内にはネパールの各民族・宗教の紹介と科学に関する展示が充実していて、学校が休みの日は子どもがたくさん来るそうです。学校の生徒が協力して作った模型がほとんどということで、手作り感があって素敵でした。今振り返ると、私としては、この後向かう村に向けて予習ができたのでありがたかったです。

次回予告

訪問記その2では、ガルコットに向かいます!日本にたくさんの方が働きに来ている村で、学校にお邪魔したり、先生のお宅に泊まらせていただいたりしました。

次のnote記事もぜひぜひ読んでくださいね☺️

謝辞

「WAKUWAKU×ルーツ」の活動は「赤い羽根ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン」外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を受けています。
皆さまからのご寄付によって、私たちの活動は支えられています。感謝申し上げます。

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