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寄付に繋がる不要な衣類…チャリティショップはどんな団体を支援しているの?

前回の記事では、チャリティショップとはどういうものかを紹介しました。

市民から寄付された、まだ使える物品をボランティア等の協力を得て販売し、その収益を非営利活動に活用する。それがチャリティショップです。

日本チャリティショップ・ネットワーク

でしたね。今回は、チャリティショップが収益をどのように活用しているかを紹介します!

収益の活用先は、本当に様々!

先ほど引用した日本チャリティショップ・ネットワークには、様々なチャリティショップが紹介されています。そこには住所や電話番号だけでなく、どのような社会貢献活動をしているかを明記しています。

KANAU:バングラデシュ、ネパール、カンボジア、フィリピンなどのアジアの貧しい農村地域への飲料水供給や子どもの教育支援などを行っている国際協力団体(公社)アジア協会アジア友の会の活動を支援しています。

セカンドハンド:主にカンボジアで、学校建設・奨学金支援、自立・医療・孤児院支援を行う

日本チャリティショップ・ネットワーク

上記のように海外への支援金として活用していたり、地元での活動に活用していたりするようでした。

クロスクローゼットではどのような団体に寄付しているの?

クロスクローゼットでは、いくつかの団体に売り上げの一部を寄付するだけでなく、服そのものも寄付したり、活動の場として活用してもらったりしています。一例ですが、下記のようなものがあります。

WACCA:困難を抱える女性やシングルマザー、子どもたちの支援団体。売り上げの一部を寄付している。
ぷれいふる:特別なニーズを持つ子どもと親の支援団体。売り上げの一部を寄付している。
KICC:神戸市に暮らす留学生や在日外国人の支援団体。夏や冬などの季節ごとに衣類を寄付している。
エーネン大阪:スポーツを通した障害のある方の居場所作りをする団体。スポーツウェアの寄付やイベント開催時の広報支援をしている。

他にも、地元の福祉事業所で作られている商品を委託販売しています。「これは寄付とは違うなぁ、なんかいい感じだぞ、そうだったのね!」という感じで手に取ってもらうこともあり、とても嬉しく思っています。

クロスクローゼットの課題は……?

このように、クロスクローゼットでもチャリティショップの考え方に則って寄付活動を行っています。普通にお買い物をしていただくだけで、寄付活動になるので「え、そうだったの?」と常連さんがしばらくしてから気付くことも(案内が弱い苦笑)。

ただ、良いことばっかりやっているように書きましたが、まだまだ課題はあります。前回の記事で書いたように、月に600-1000キロの衣類が寄付されるので、全てを販売・寄付に回すことが出来ていません。また、寄付金ももっと大きな額を用意したいと思っているけれども、なかなか達成できていません。まだまだ課題ばっかりなのです。

すぐにうまくいくわけがなので、ぼちぼちと頑張ります!

次回は、「売れない、寄付にもならない服はどうなってるの?」というところについて紹介しますね!

CROSS CLOSET(クロスクローゼット)
営業日:日曜定休・土曜不定休
営業時間:11:00〜17:00
お問い合わせ:070-1341-8468
住所:神戸市長田区腕塚町5-3-1アスタくにづか1番館南棟1F109
商品紹介:
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