見出し画像

PRS SE Custom 24のバックパネル製作

中古で購入したPaul Reed Smithにはバックパネルがついていなかった。

画像1

純正品のバックパネルは購入すると4000円ほど。4000円を払うには、ワクワクする要素が少ないように感じたので、せっかくなのでレーザーカッターを使って自作してみることにした。

画像2

寸法がわからなかったので、本体の上にクリアファイルを固定してねじ穴の位置を描いていく。弦交換用の穴も必要だが、正確である必要はないので大体の位置だけを描いておく。

画像3

クリアファイルで作った「型紙」を元に、数値を入力して図面を作っていく。方眼紙を使えばもっと効率的だったなと後で気がついた。

画像4

図面を紙に印刷して、モックアップを作る。印刷するのが久しぶりだったので、原寸印刷するのに大分苦戦した。(裁ち落としに注意…)

画像5

図面をもとに、アクリル板をレーザーカッターで加工する。せっかくなので彫刻も試してみることにした。彫刻を綺麗に表面に出すために、保護シートを貼った状態で加工する。素材的にも時間的にも効率的に使うために、二枚分のデータを互い違いに配置して加工した。

画像6

完成したバックパネルを本体に取り付けて見た様子。裏側なのであまり目にしない箇所ではあるが、透明なバックパネルは実際に取り付けてみると思っていたより格好良いと思った。これはお勧めできる。この状態でも満足だが今回作ってみて改善のアイデアがいくつか浮かんだので、また後日試してみようと思う。

画像7

こちらは試しに作ってみた木と集光アクリルのパネル。木はレーザーカッターで加工すると切断面周辺が若干焦げて変色してしまった。集光アクリルはこの場所で使っても普通の透明なアクリルとそこまで印象が変わらなかった。

色々試行錯誤中です。もしオリジナルのバックパネル製作に興味がある人がいたら是非気軽にご連絡ください。

Instagram croquette.guitarのDMからどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?