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#74 白物家電と黒物家電

家電にも大きく分けて種類があるのご存知でした?

白物家電と黒物家電という種類があるのですよ。

ます白物家電とはなんなのか?
白物家電に該当するのは、
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジ・炊飯器などです。
これらは主に日常生活で用いられ、家事の負担を減らす役割を果たしていることから「生活家電」とも呼ばれます。
白物家電と呼ばれている理由は単純で、
普及し始めた当初に白い製品が多かったからです。

いわゆる生活必需品に入る家電の総称ですね。

では黒物家電とはなんでしょうか?
黒物家電に含まれるものには
テレビ・レコーダー・カメラ・ゲーム機などがあります。
これらもやはり、普及当初は黒っぽいものが多かったため、
白物家電と対比する形で黒物家電と呼ばれるようになりました。
生活の利便性や家事の負担軽減よりも、
趣味や娯楽に使われるものが多いため
「娯楽家電」とも呼ばれています。

イヤホンなんかも黒物家電ですね。

なので
「色が黒いからといって、黒物家電ではありません笑」
そんなことしたら、バルミューダの出すプロダクトは
全て黒物家電になってしまいますからね。

私はプロダクトデザインの仕事をしていて
家電のデザインの仕事がしてみたくて
何社か中小企業の家電メーカーの企画部の人とお話ししたのですが
白物家電を軸に開発販売している会社は
ほとんどデザインを外注していない傾向にありました。

生活必需品なので、特にデザイン性を高める必要もなく
故障などに強い方を求めているのかもしれません。

事務所を持っている、先輩デザイナーに話を
聞いてみたところ
『黒物家電の企業はデザインを外注するところもあるよ』
と言っていました。

確かに嗜好品なので、機能だけでなく
スタイリングなども気にするユーザーが多いので
需要があるようです。

または、OEMで商品を作り
販売するのがとてもうまい企業が
OEMよりも凝った自社商品を作る際に
プロダクトデザインを依頼することはがあるそうです。

グラフィックやWEBのデザインの話はかなり
一般にも広く認知される機会が増えましたが、
実はあなたが使っている
家具や雑貨、家電もデザインしている人がいるんですよ笑

なんとなく『使いやすな』と思ったり
『この色いいなー』と思ったりするのは
開発で使っている人のことを考えてデザインしている
『プロダクトデザイナー』の努力の結晶なのです。

今度、様々な業界のデザイン基礎を紹介する
記事もここで書こうと思うので楽しみにしててください。
デザイナーじゃなくても、読んでもらえると少し普段の日常が面白くなるかもしれませんよ!


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