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私のイチオシ | 春の連続投稿チャレンジ (4)

「春の連続投稿チャレンジ」に挑戦して4日目。
今日のお題は「私のイチオシ」を選びました。

投稿チャレンジに参加しようと決めた時、このお題については書く予定はありませんでした。
しかし、昨夜に偶然観た映画があまりにもよかったので、その作品を「私のイチオシ」として、取り上げることにしました。

一晩経っても興奮が冷めておらず、それ以外のことが考えられない。というのもあるのですが。
またうまく言葉にできるかどうかも不安なのですが、お付き合いください。

私のイチオシ作品

私が昨日観た作品は「BLUE GIANT」です。
詳しいあらすじは公式サイトや、Prime videoから抜粋した箇所をご覧ください。

ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大。雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会う。「組もう。」大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。

©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 石塚真一/小学館

Prime videoより

もともと涙腺が弱い私が言っても、あまり説得力がないのが、作品に対して申し訳ないのですが、感動して泣きました。
作品を観終わったあとも、ぼーっとなってしまいました。

色々なことを感じているにも関わらず、言語化できないこのもどかしさ。
でもこの感動をなんとか伝えたいと思い、記事を書くことにしました。

自分の好きなことに熱中する姿に憧れる

この作品を観て思ったことは、「自分の好きなことに熱中する」ということはこういうことなのだ。ということ。
その姿はとてもまぶしく、またその「好きなこと」を、若い時に見つけていることを、とてもうらやましく感じました。

私は学生時代、自分の好きなことがわからず、ただ日々起こることに反応しながら、受身的に過ごしていました。

こうなったらいいなぁという目標はあったけれど、その目標に対して本気で取り組むこともなく、目の前の楽しそうに見えていることに、あまりよく考えずに飛びついていたように思います。

そんな自分の学生生活を無駄だったとは思いたくはないのですが、大人になってからも、ずっと後悔をしていました。
いや、後悔してとは違うかもしれません。
悔しく思っているのです。

自分の好きなことを見つけることができなかった自分に。

大人になってからも、いつか自分の好きなことを見つけたら、本気で取り組みたい!ってずっと思っていたのです。

夢や目標を達成するために努力している姿に憧れる

ずっと自分の好きなことを見つけたいと思っていた私ですが、数年前、やっと打ち込みたいと思うものができました。

それは「編み物」です。

毎朝、自分時間を確保して編み物をしています。
毎日編んでも、飽きることはなく、
もっともっとうまく編めるようになりたい。
色々な作品が編めるようになりたい。
そう思っています。

しかし、かと言って、「BLUE GIANT」の主人公たちのように大きな夢や目標があるわけではありません。

今はまだ、何を目指すのか、上達するために何をすればいいのかがわかっていません。
だけどそれが見つかった時は、この作品のことを思い出すでしょう。
そして同じように、がむしゃらに努力できたら、辛いだろうけど、楽しいだろうなぁと思うのです。

そして私には子どもがいるのですが、親の視点でも作品を観ていました。

子どもが本当にやりたいことを見つけさせてあげるためにはどうしたらいいだろうか。
またやりたいことが見つかったのなら、どのように支えてあげることができるだろうか。
そんなことを考えながらも観ていました。

自分のやりたいことをやり、人生を楽しんでいる姿を見せたい。
そして子どものやりたい気持ちを応援する、応援できる親でありたいと思ったのでした。

関連作品

この作品には原作であるマンガの他に、もうひとつの物語として、小説『ピアノマン』があるとのこと。
しかもKindle UnlimitedやAudibleでも利用できるそうです。
この後、早速ダウンロードしようと思います!

#私のイチオシ

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