20代女子が紹介するイチオシ昭和歌謡(80年代編)
私の愛してやまない「昭和の楽曲(昭和歌謡)」を紹介する記事、第2弾です。
日頃年代を意識して聴いてないので80年代かな〜?と思ってた曲が90年代初頭のケースが多くて少し苦戦しました。またしてもドメジャー曲ばかりです。
第1弾はこちら
村下孝蔵『初恋』(1983)
作詞・作曲:村下孝蔵 編曲:水谷公生 コーラスアレンジ:町支寛二
歌詞(歌ネット)
メロディがいいなぁと思って聴き込んでいたら歌詞が文学で衝撃を受けた1曲。「五月雨は緑色」「夕映えはあんず色」だなんて誰が思いつくんだ!すごい!この書き出しの小説読んでみたいです。
サビの展開(3フレーズ)が美しすぎて聴くたびに感心してしまう。大サビのコーラスアレンジも天才・・・。歌詞、メロディ、歌唱、村下孝蔵氏の全てが天才ですね。シンガーソングライターって凄い。
早見優『夏色のナンシー』(1983)
作詞:三浦徳子 作曲:筒美京平 編曲:茂木由多加
歌詞(歌ネット)
ポップなイントロからのサビ歌い出しが強い!5秒で心掴まれる。そこからコーラス終わりまで流れるようなメロディ展開。80年代の女性アイドル夏ソング!って感じでとっても好き。
「去年とはくちびるが違ってる…」に衝撃を…。たった一行でドキッとさせられる。すごい。
曲とは関係ないですがジャケットの早見優さんが綺麗すぎてビビりました。芸能人ってこういう人がなるものなんだな〜という感想。
THE ALFEE『星空のディスタンス』(1984)
作詞:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦 編曲:ALFEE
歌詞(歌ネット)
前述の通り「絶対的にいいメロディ」の曲を好きになる傾向なんですが、この曲は本当にメロディがいい。
作曲を担当した高見沢は、前作「メリーアン」のヒットを無駄にしないために「絶対に売れるための曲」を意識して何度も曲を書き直した
星空のディスタンス - Wikipedia より引用
このエピソードに大納得。サビよりAメロの方が惹かれる印象なのはツカミを大事にしたかったのかな〜?なんて思います。
もちろん歌詞もロマンチックで素敵。「たとえ500マイル 離れても」は日本人に刺さりそうな切なさを感じるし、そもそもタイトルが最高ですね。
サザンオールスターズ『夏をあきらめて』(1982)
作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:若草恵
歌詞(歌ネット)
サザンを入れるのはズルだと思いつつ入れてしまいました(?)
いきなりアウトロの話になってしまいますが、終わり方がとても好きな1曲。
「このまま君と あきらめの夏」というアンニュイな歌詞に何か含みを持たせたメロディがあまりにも良い。
全然爽やかじゃない、ジメッとした夏の空気を感じる曲で大好きです。研ナオコさんのカバーもまた違った印象で好きなので載せておきます。
山口百恵『さよならの向う側』(1980)
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄
歌詞(歌ネット)
全アイドルが引退する際に歌って欲しい曲ナンバーワン(私調べ)
これ本当に何年も言ってるんですが、こんなに完璧で美しいラストシングルを私は他に知らない。歌詞が最初から最後まで完璧でなぞっていったら全部になってしまうのだけど、挙げるとすれば
「何億光年 輝く星にも 寿命があると 教えてくれたのは あなたでした」
「約束なしの お別れです」「今度はいつと言えません」
残酷すぎてボロボロ泣いてしまいます。誰かのオタクをしてる人は全員刺さるはず。
私にとっては永遠に『あなたに夢中』が完璧なデビューシングルで『さよならの向う側』が完璧なラストシングルです。
近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』(1981)
作詞:伊達歩 作曲:筒美京平 編曲:馬飼野康二
歌詞(歌ネット)
コーラス含めTHE・アイドル〜!なイントロ。サビ前のメロディ、どういう構造になってんの!?って動揺するくらいにキャッチー。大サビで不意に転調するのも意味が分からなくて最高。そして意味の分からない、けれど惹かれるタイトル。
久しぶりに曲聴きながら書いてますが、マッチの絶妙に外していく歌声すっごいですね。カッコ良ければ何でもいい!というのは現代のアイドル像に繋がっているのかもしれない(多方面から怒られそう)
少年隊『仮面舞踏会』(1985)
作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀
歌詞(歌ネット)
少年隊のデビュー曲!またしても筒美京平氏(80年代じゃなくて筒美京平氏縛りでも良かったかもしれない)一体どんな思考でこのイントロが生まれるのか、不思議にすら思う。人類の不思議。
『さよならの向う側』の歌詞が最初から最後まで完璧と書きましたが、この曲はメロディが最初から最後まで完璧だと思ってます。
年末の「今でしょ!講座」の筒美京平氏特集で東山紀之さんが大サビの「いっそ X・T・C〜」部はジャニーさんの要望で足されたと話していて、天才の周りには天才が集まるんだなと思いました。凡人の感想。
光GENJI
『STAR LIGHT』(1987) 歌詞(歌ネット)
作詞:飛鳥涼 作曲:チャゲ&飛鳥 編曲:佐藤準
『ガラスの十代』(1987) 歌詞(歌ネット)
作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準
『パラダイス銀河』(1988) 歌詞(歌ネット)
作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準
CHAGE and ASKA提供のシングル3部作が一連で好きなので3曲まとめての紹介です。もう何とは言わない、ASKA氏の作るメロディが好きです。以上!
オフコース『言葉にできない』(1982)
作詞・作曲・ストリングス編曲:小田和正 編曲:オフコース
歌詞(歌ネット)
イントロ→歌い出しでいきなり転調する構成に驚いて何度も聴き直した覚えが。シンプルで美しいメロディに心打たれます。
歌詞の内容、構成も実にシンプル。「哀しくて」「くやしくて」と来て、「嬉しくて 言葉にできない」は出来過ぎているのに全く陳腐に感じないのがすごい。
あまり語るのも野暮ですね。いつ聴いても目の奥がじんわりする1曲。
短くまとめようとしているのにまた長くなってしまいました。この記事を読んでくださっている方の1970~80年代お気に入りソングがあればぜひ教えてください。共感があればスキもらえると喜びます・・・!(スキ♡とっても嬉しい事だなと、note歴2週間で実感しています)
次回は90年代編です!よろしければまたお付き合い頂けると嬉しいです。
(もう昭和歌謡じゃなくなるけど!)
つづく(たぶん)
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