38歳、ぽんこつ処女道 ～出会い編⑤～

前回なぜ「おや…？」と思ったか、

それは37歳の時に初めて行った熊野詣に関係がある。

 
当時の私の願いは完全に「彼氏欲しい！」である。
 
熊野くんだりまで行くのだから、もっと高尚なお願いをしたかったが、
 
取り繕っても神様にはバレるだろうし、そこは開き直ってお願いした。
 
 

熊野三社を巡り、那智の滝でおみくじを引いたら

「縁談　身の程を知れ」という、グッサー！くるお言葉を頂き、

神様、辛辣ぅ～～と若干へこみながら、

熊野三山の奥の宮とも呼ばれている玉置神社へ向かった。
 


超絶山の奥で、車で登っている最中は、

とんでもねー所に来てしまった…と思っていたのだが、
 
着いたら、本っ当に素敵な神社だった。
 
少し霧が出ていて、参道に入ると空気が全然違う！！Σ（・□・；）
 
まさに神域という肌感覚を、初めて感じた。

10月とか肌寒い時期だったのに、大杉のそばにキレイな青い蝶が。
 
すごーい、神様おる～、神秘的～～♡♡と大感激だったのだが、
 
そんな厳かな神社で何をお願いしたかというと、、

「神様、私、この歳で処女なんです…（泣）」（←バカ）
 
 
 

神様もさぞ困惑したと思うが、神様には取り繕ってもバレるから！

とりあえず、相手の条件は３つぐらいに絞った方がいいと聞いたので、
 
よし、３つにするぞ！と意気込んでお願いする。
 

１．私を大切にしてくれる人
 
２．夢を持って仕事に取り組んでる人
 
３．私が処女でも受け入れてくれる人

 
 
４．私がコミュ障なんで、一人飲みでも友達作れるほどオープンな人

５．できれば顔は整ってる人がイイナー
 
６．そうそう、恋人とは手を繋いで歩けたら幸せです

７．あ、あとお互いに成長できる関係になれたら…
 
 
 
 
めっさ増えた…。
（こんなんだから「身の程を知れ」と言われるのだろうか…）

こんな感じで神様にお願いした後だったので、
 
前回、あのタイミングで友人に招待され、それがトリさん家の隣駅で、
 
しかも友人とトリさんの苗字が同じって…
 
もしやシンクロ？神様からのサイン？
 
これは、神様が持って来てくれたご縁か…？
 
とよぎって、「おや…？」となったのだった。
 
 
 
とはいえ、それで好きになるわけではない。
 
もし万が一サインだとしても、好きじゃないもんは好きじゃないし。

なので、ひとまず、このシンクロも保留にしておくことにした。