つれづれなるままに①テレビって優しいかも
たわいもないテレビ番組を眺めているとなんだか、ひととき安心できる。
少し前までは、テレビを見ることは時間の無駄であり精神面においての成長を妨げるものとして、出来るだけ控えようとしていた。
テレビの代わりに自身に推奨していたのは、読書であったり、音楽を聴くことであったり、映画を観ることである。
けれども、そういった芸術性の高い作品と向き合うことができるのは、それなりに心に余裕がある時だけだ。
日々、頭の中は、”考えたくないこと”でいっぱいだ。調子の良い時の方が現状、私には稀だ。そして、”考えたくないこと”から逃避するために、YouTubeや、最近はTik Tok(依存性が高くて辛い。。。)の動画を視聴し続けるループに嵌ってしまう。
インターネットで触れるコンテンツは、自分の好みで四六時中選び放題であるし、選ぶことすらしなくとも履歴の傾向から勝手におすすめが出てくるため、好きなものを存分に楽しめるという利点はある。
ただ恐れているのは、配信動画でない限りネットの世界では現実世界の時間軸から切り離されてしまうことと、これまで興味はないと思い込んでいたけれど意外とめっちゃ好きかも!という新しい発見の機会が減ってしまうことだ。
その点、テレビをつけていれば、全くもって好みじゃない内容のものもたくさん流れるけれど、時々、今まで興味なかったジャンルだけど何これ超良い!なんて出会いが期待できて、自分の世界を広げていくことができる。
また、なんとなく、朝の爽やかな感じや、昼のまどろみ、夕方の気配からの夜ふかしする感じ。。。もテレビでは体感できるので、ネット中毒で体内時計が狂ってしまったら、テレビの助けを借りると良いかもしれない。
バラエティ番組も、休日の楽しみ方が下手な日本人にとって、家族団欒したり、のんびり過ごすには有難い存在だよなぁ、って30過ぎて思う。
もちろん、偏向報道や、人を傷つけるような内容の番組には憤りを感じるけれども。
とまぁ、こんな理由で、以前は考えられなかったけれど、近頃は意識的にテレビをある程度見るようにしている。
そして、寝る前はなるべく本を読みたい。。。。
Tik Tokの見過ぎで頭が痛い。。。
今日こそ本を読みながら寝るぞ。
何も無しで目を瞑って入眠を待つことは一生できない。。。
気がする。
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