感想はネタバレありきで書くべきなのか?
ぼくはブログに書評や映画の感想など書くのだが、この手の記事はネタバレありきで書いた方が良いのか、見てない人向けに書くのかで結構毎回悩む。
この問題について、最近ようやく答えが出たのでここでこっそりと話そうと思う。
まずネタバレありきで記事を読む人の考え方をあげてみる。
1.自分も読み終わり他の人の感想や評価などが気になる
2.自分は読んでないがネタバレを見て気になったら作品も読む(観る)
3.自分は読んでないがネタバレを見て満足する
ネタバレ記事の需要は大別するとこんな感じになるだろう。
一番多い層は1だろう。2は結構少数派だと思う。3は割と多くて特に書評は読む時間が無駄だという理由で書評サイトしか見ないという人も結構いるらしい。(統計はないのでぼく個人の予想でしかない)
次にネタバレなしの記事を読む人の考えをあげてみる。
1.作品は知っているが内容をザックリと知りたい
2.ジャンルや流行りなどから探している
3.アニメや映画のおすすめ作品を知りたい
1はイメージ的には多そうだけど、実は少ないんじゃないだろうか..。2と3は似ているが「恋愛おすすめ映画」などから探しているパターンが2。3は「アニメ、映画、漫画」などのファンでカテゴリーから探している人。「今期のアニメ何が面白いんだろう?」的な探し方。
2も3も過度なネタバレを含むと見る気をなくす人が多いはず。実際に「おすすめホラー映画を紹介」などの記事を書く場合はあまりネタバレには触れないほうが喜ばれるだろう。
ザックリとネタバレありなしの記事を読む人の思考を予想してみましたが、結論からすると作品そのものを紹介する記事だと、ネタバレ含む感想しか需要がないと分かりました。
『作品名+ネタバレなしの感想』というのは実はまったくといって良いほどに需要がありません。
つまり、漫画とか映画とか見て感想をブログなどで書きたい場合、ネタバレに触れずに感想を書いてもそもそも見てくれる客層が少ないということです。(俗にいうペルソナ)
漫画の最新話や公開したばかりの映画の内容をベラベラ話すのは少し抵抗がありますが、需要のあるないでいえば、作品をタイトルに書く場合は読んでる前提で記事を書かないと根本的に誰にもマッチしていないということになります。親切のつもりで内容に触れないというのは基本的には無意味です。
『ネタバレ』の検索需要についてしばらく謎ではありましたが、冷静に考えてみると、むしろブログ記事ならネタバレありきでないと需要はないと言えますね。
以上の事実に今更ながら気がついてしまったので、今後はネタバレなしの感想は書かないようにします。
エスジェイ
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