飛行機が苦手ですか？

様々な理由で
飛行機に乗る事が苦手な方々が
いらっしゃいます。

「飛行機が、どれほど安全な乗り物であるか」


たとえ専門家に
統計や データ付きで説明を受けたとしても

怖いものは怖い…

それでも
旅行、仕事、勉強、会いたい人々に会うために…
飛行機乗る日が…
いつか訪れるのです。

欧米では「飛行機が苦手」である事は

“Fear of Flying  ”と呼ばれ

一般的に認識されています。

飛行機に乗ることが苦手な方は

チケット予約やチェックインの段階から
航空会社にそれを伝えておくと

事前情報として
キャビンクルー全員に周知され
便によっては
パイロットが出発前の地上滞在中
自ら、そのお客様の座席に出向いて
お客様と言葉を交わす光景を
目にしたこともあります。

私の経験上
本当に飛行機が苦手な方が
搭乗後、先ず第一になさるのは …

顔を合わせたクルー、1人1人に
「飛行機が苦手なの…」と申告されることです。
それはクルーにとって
とても有り難いこと。

事前情報のお陰もあり
数百人というお客様にサービスする間も
クルーはチーム一丸となり
特定のお客様への
目配り・気配りを
続けることが出来るのです。

機体が揺れた場合は
近くに居るクルーが「大丈夫！」のサインを送り…

お休みになれない様子であれば
お話したり飲み物を届けたり…

それでも怖いと
私達の手を握りながら
涙されるケースもありますが…

次第にその涙が
大丈夫だと解っているのに泣いてしまうという
泣き笑いに
変わっていくのを見ると
私達も一安心。

安全と快適なフライトは、お客様と一緒につくるもの

何事も大事に至る前に、建設的な申し出をして頂くことは大切。
躊躇なさらず、一声お掛けくださいね。

飛行機は私達の人生の幅を広げてくれる安全で優秀な交通手段です

怖くても大丈夫！

私達が支えます！

機内でお会いしましょう。