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未来の土木エンジニアを育てるクリテックアカデミー開催報告

株式会社クリテック工業は2023年8月4日、小学1年生から小学4年生までを対象としたこども体験学習を実施しました。

クリテック工業は、橋梁建設に欠く事のできない橋梁用伸縮装置を、一気通貫で開発販売する専業メーカーです。

好評につき第2回目となった同イベント。
内容は小学生に馴染みのあるSDGsに絡めた話題に始まり、“橋には隙間が空いている?”など、建築・土木の面白さに触れるトピックスを選定。土木技
術が身近に感じられるような学びの機会を提供致しました。
マスコットキャラクター“クリテックン”を活用しながらの小学生対象イベントですが、釘や接着剤を一切使わずにつくる実験工作では、手先を器用に使う子ども達の様子が見られました。難しさのなかにも発見や新たな視点を見出し、知識の深まる活動ができました。

ものづくりの難しさや建築工学の一端に触れた子どもたちの目は真剣そのものであり、また当社社長を前に質問や感想を発表するなど、普段体験できない機会を楽しんでいる様子が見られました。

1時間半の時間を設けた体験学習でしたが、本イベントでは座学・協働・体験の3本柱で進行しました。SDGsを含め、橋にまつわる疑問をクイズ形式で学んだ座学。自分と相手の意見を織り交ぜチームで街づくりに挑戦した協働作業。そして少々難易度の高いダ・ヴィンチ橋の製作体験。全員参加型の活動を目指しプログラムした今回のイベントは、子どもたちにとって想像力と実践力が要された時間となりました。橋や道路という生活になくてはならない交通インフラについて、普段得られない学びを多く体験頂けたと思います。
参加者の感想として「難しかったけど楽しかった」「釘などを使わずに作っていてすごいと思いました」「橋が車や交通の役に立っていることが分かった」など、今回の取り組みが次世代を担う子どもたちへの啓発に繋がったことが伺い知れます。年々建築土木産業の担い手が減少する中、CSRという形で学びの場を提供することで、社会の発展に寄与する活動を今後も継続していきたいと思います。

最後に若林社長より参加記念品の贈呈。賞状と【株式会社クリテック工業“橋のこどもせっけいし”】と明記された名刺が手渡されました。賞状に加え初めて手にする名刺に、参加者は喜びを隠せないといった一幕も見られました。第2回クリテックアカデミー夏イベントは、皆さんの笑顔で締めくくられました。

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