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クリテック工業代表 若林勇二の著書『社会人デビューの法則』

今回は、弊社の若林社長の著書『社会人デビューの法則』についてご紹介します。


著者プロフィール

株式会社クリテック工業の現社長、若林勇二は、1970年に山梨県甲府市で、3人兄弟の長男として生まれました。

幼いころから父親に「社会貢献をしろ」と幾度も言われて育ちました。

高校時代は野球に明け暮れ、2浪して大学へ進学。当時は判事を目指して法律を専攻し、司法試験に挑戦し続けます。

その後、なかなか合格に至らないまま司法試験に10年の月日を費やし、社会人デビューをしたのは31歳になったときでした。10年もチャレンジし続けていた司法勉強を辞めて、就職を決意したのは、「経世済民」という言葉を知ったことがきっかけでした。

経世済民とは…世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。また、そうした政治をいう。

そして、幼いころから父親に言われていた「社会貢献のために」という言葉を胸に、司法試験への挑戦に区切りを付けて人材派遣会社の営業職に就きます。

その後、営業職の他にスタッフ手配(内勤業務)、店頭販売、事務所移転、軽作業、事務作業などにも従事。代理店統括業務などを経て、父親が代表取締役を務める株式会社クリテック工業に入社をします。

クリテック工業に入社した当時は、なんと平社員かつ全社員のうち最低額の給与でスタートをしました。そこから愚直に仕事に励み、会社の業績にも大きく貢献をします。

会社の業績が3倍以上に成長した後、2007年から正式にクリテック工業の社長に就任し、現在に至ります。

著書からのコメント~出版の経緯や著書への思い~

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出版に至った経緯

以前、「31歳で社会人になった経営者が語るデビューのすゝめ」というテーマで講演をしたことがあります。その時、集まっていただいた20人弱の方々(学生~40代前半)と講演終了後に懇親会を開催して、飲みながら話をしました。

最初のうちは、「経営者になるような人(私)は、自分たちとは違うので、行動を変えることなどできない」と言っていた人たちの中から、数名ですが「チャレンジしてみます!」という人がでてきたのです。これは大変嬉しい体験でした。

この内容を書籍にできたら、もっと多くの人たちの行動を変えられるのではないか、と考えるようになりました。そんな時に、書籍を出せる方法があることを知り、チャレンジした結果、書籍出版をできることになりました。

私はこの本の「はじめに」に次のような文章を書きました。
一部抜粋します。

「変わりたいけど変われない」
「現状を変えたいが、どうしていいかわからない」
「これといった夢や目標がない」

あなたもこんなことで悩んでいませんか?
じつは、世の中には「自分を変えたい」と思っている人はたくさんいますが、実際には自分を変えることに成功している人は、そんなに多くはないのが実情です。

かつての私自身もそうでした。しかし、あることに気づいてから変わることができたのです。

ですから、安心してください。あなたも本書を読んで実践すれば、必ず変わることができます。

10年間続けた司法試験受験をやめるという決断

改めてですが、私は株式会社クリテック工業という道路橋梁用伸縮装置の総合メーカーの代表取締役をしております若林勇二と申します。今でこそ、私は会社の経営者をしていますが、かつては10年間もの長きにわたって司法試験浪人をしていました。

このときの10年間は、「本当に合格できるのだろうか?」という不安と、「今年こそはなんとしてでも合格しなければ」という焦りの入り混じった日々でした。特に、後半の5年間は、プレッシャーがどんどん大きくなり、精神的にかなりキツイものがありました。

そんな中で、私は31歳のときに人生最大の決断をします。それは、司法試験受験をやめて、就職活動を行うというものです。
詳しくはプロローグの中で紹介しますが、このときの決断は私にとって非常に勇気のいるものでした。


しかし、この決断をしたからこそ、私は長いトンネルを抜け出し、人生を大きく変えることができたのです。


苦労の末に3社から内定を獲得

実を言うと、31歳にして初めて行った就職活動は散々でした。履歴書を送っても送っても書類選考で落とされ続け、運良く面接に進むことができたとしても、合格することはありませんでした。

正直、何度も心が折れそうになりました。しかし、就職活動をやめようとは思いませんでした。なぜなら、就職することが、当時の「なりたい自分(=経済人になる)」に直結していたからです。

その後、私は面接の答え方を工夫したことで、3社から内定を獲得することができ、無事に就職することができたのです(詳細についてはプロローグ参照)。

10年間司法試験浪人を続けていた私の人生が、大きく変わった瞬間でした。


あなたもきっと変われる!

今思うと、あのとき勇気を出して、司法試験浪人をやめるという決断をして本当に良かったと思っています。その後の就職活動では苦労しましたが、それでもなんとか就職することができました。


そして今では、経営者になることもできたのです。

こんな私でも人生を変えることができたのですから、あなたもきっと「なりたい自分」になることができるはずです。もし、あなたがまだ「なりたい自分」になれていないとしたら、それは変わり方を知らない可能性が高いと言えるでしょう。


そこで本書では、あなたが「なりたい自分」になるための方法についてご紹介することにしました。

こんな経緯と想いで書いた本です。

共感していただける部分があったら、是非、手に取って読んでみていただけると嬉しいです。


司法試験に10年失敗し、31歳で社会人デビューした私が見つけた社会人デビューの法則。人は何歳からでも、リスタートできると信じています。

ぜひこの本を手にとって、あなたも一歩踏み出してみて下さい。


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