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【読書感想文】アイヌ神謡集

'22.04.29読了

翻訳者:知里幸恵
出版社:岩波書店
honto(丸善ジュンク堂書店)商品ページ:https://honto.jp/netstore/pd-book_03544024.html

アイヌ文化における神謡(ユーカラ)、その中でも神々が体験した事を語る「カムイユカル」が13編まとめられたものです。
アイヌ文化について知るは小中の校外学習や大学の講義くらいなものだったので、一度位読まないとダメかなぁなんて思いました。
アイヌ語の発音をアルファベットに起こしたページと大和言葉訳のページが対になっている構成でした。
和英翻訳の詩と同じ形式でした。
発音の方はさらっと目を通しただけですが、大和言葉訳の方を楽しませて頂きました。

よくアイヌ文化においては動物が神であるという言われ方をしているのですが、私がこの本を読んだところ動物=神ではなく、神が人前に表れる時に動物に憑依するのだと思いました。
読み間違いや解釈不足なのかもしれませんが、(私の中の)新たな発見でした。
ウポポイに行きたい、行きたいと言っておきながら行くのが大変過ぎて未だに行っていません。
白老にいくのも大変ですが、ウポポイの入場券および予約の手続きが億劫で......
今年こそと思っているのですが、どうなることやら


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