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【 CREATOR INTERVIEW 】#016 クリエイター アマネ・メイさん

CREPOSは、VRやARなどのXR制作を応援する「CREPOS XRサポートプログラム」と、NFT制作を応援する「CREPOS NFT支援プログラム」を運営しています。
このコーナーでは、XR/NFT クリエイターさんのインタビューを行っています♪


#016は、クリエイターの アマネ・メイさんにお話しを伺いました。
2023年10月に初のジェネラティブコレクションをリリースし、1,000体以上のお迎えに繋がるなど、NFTの世界で大活躍中のアマネ・メイさん。

今回は、そんなアマネ・メイさんの作品誕生のルーツについて、詳しくお聞きしました。

【PROFILE】
アマネ・メイ さん(@amane_mei
クリエイター/静岡県生まれ/てんびん座
子どもの頃から絵や物語を書くことが好きだったが、それを主軸とした人生は歩まず、大学卒業後は、専業主婦・会社員を経て2011年にパートナーとIT会社を起業。これをきっかけにクリエイティブな仕事に携わるようになり、2022年1月にNFTコレクションをたちあげ、本格的にクリエイティブ活動に専念するようになる。 保育士経験もあり、3人の娘がいる。

■受賞歴
Nコレ大阪大賞・NFTmu!コンテスト受賞

■尊敬するクリエイター
いわさきちひろさん・安西水丸さん

■普段よく使用しているツールやソフト
SAI XP-PEN

Q1.現在のクリエイター・アーティスト活動について教えてください。

NFTコレクションでは、「amanemei」と「amanemei book collections」の2つのコレクションを展開し、ディスコードにて「Amane Land」というコミュニティを運営しています。

その他、グッズや、旅館グループ「一の宿倶楽部」とのコラボ、他作品制作など、フィジカルな方面にも活動を広げております。

▼NFTコレクション「amanemei」

▼NFTコレクション「amanemei book collections」

▼コミュニティ「Amane Land」

Q2.制作している作品のコンセプトやテーマがあれば教えてください。

大好きな猫と子どもをモチーフに、「自分の個性を大切に」というテーマで制作しています。

私自身の成長過程で自分自身の個性を見失い、心の声も聞いてあげることができなかった経験に基づくものがルーツになっています。

「このコこんなこと考えていそう!」「自分に似ている!」「そういえばこのコみたいなことしてみたかったんだった!」など、見ていただくのも選んでいただくのも楽しくなるような作品になるよう、そして、PFP(プロフィール画像)としてご自身の分身のように使っていただけるような作品となるよう制作しています。 

私が生み出すたくさんのコたちは、きっとお迎えいただいた方を笑顔にし、パートナーとなって素敵な場所へ連れて行ってくれることと思います。

Q3.クリエイター活動を本格的に始めたきっかけはなんですか?

現在のパートナーが初めてのプレゼントでくれた、木箱に入ったたくさんの色鉛筆です。思えば、それが私のクリエイティブな情熱を呼び起こしたきっかけとなりました。

 前述の通り「自身の作品を世に出したい」「社会貢献したい」という感情を心の奥にもってはいたものの、クリエイティブな生き方を主軸としてこなかった長い年月には、目標らしい目標もなく時にしんどいものでした。

娘たちもどんどん大きくなり、それぞれの夢をみつけていく中で、成長した子どもたちに「母親としてあげられることは何だろう」と考えた時、 自分自身の夢を叶え、楽しんで生きる背中を見せることしか残されていないのではないかと思いました。

そんな時に出会ったのがNFTであり、夢を叶えるきっかけとなりました。

Q4.制作の上で信念や大切にしていることがあれば教えてください。

作品にはマイナスな感情を絶対に乗せないようにしています。

それは、私の作品を見た時に「少しでも明るく温かい気持ちになってもらえたら嬉しい」と思っているからです。笑顔の表情でない作品も同じくです。

 また、1つ1つの作品が子ども同様であり、作品のコたちがそれぞれの感情と個性を持つものであり、そう捉えた扱いとして制作をしています。

Q5.初めて本格的に活動をした時の作品はどのようなものですか?

「amanemei」コレクションです。初期作品はパーツごとに描き分け、手動で組み合わせて彩色するという手法で制作していました。

Q6.NFTに興味を持ったキッカケやエピソードを教えてください。

入り口はとても不思議なところからでした。

占いの類が好きで、とても信頼し懇意にさせていただいていた方がいたのですが、その方からのメッセージがきっかけです。 

ある時、「あなたの会社は将来広い土地が必要になる」と言われました。

加えて、「これからやっていくことは、まだこの世に存在していないことだからうまくは説明できないけれど、パートナーと2人で歯車回してがんばってね」と。 

いつも的確なアドバイスをくれるのに、IT会社に土地という不釣り合いな話に首をかしげながら帰り、そのまま数年の月日が経過しました。

そしてその方も亡くなってしまい、2人とも忘れかけていた頃、パートナーが「仮想空間の土地がNFTという形で売っているらしい」という話を私にしてきました。 

心踊った気持ちは今でも忘れません。 まだNFTもweb3の概念もない頃に、田舎の70を過ぎたおじいちゃんが教えてくれた話です。

Q6.クリエイター活動を通して、自己実現できたことや問題解決できたこと、達成できたことはありますか?

「自身の個性を取り戻し、それを活かす道で多くの方に喜んでいただけている」という経験は、何よりも幸せであり「これまでだいぶ遠回りをしてきたと思っていた全ての道のりが必要なものであった」と理解しました。

Q7.活動の中で苦しかったこと、挫折などはありますか?

純粋に作品に向き合うだけではないことが、私としては苦しいと感じることがあります。 

すべてが新しい毎日でありチャレンジであり、慣れない状況や現実的なことと向き合わなければならないことも多く、「気持ちのゆらぎを乗せないよう、高いマインドで作品を描くことが難しい」と感じることがあります。

そんなときは、回復までかなりの時間を要することもありますが、絶対にペンは持たないようにしています。 

また、悪い癖で、喜んでもらいたい気持ちが強くなると、自分軸でものごとを考えられなくなることも大きな課題でした。

せっかく自分を取り戻しての活動なのに、考えがぶれてしまうことは、根本的な自分との戦いのようでもあります。しかしそんな時、決まってどなたかが「アマネさんの好きなようにやってください」という言葉をかけてくださるため、その言葉に助けられ、ハッと中心に戻すことができています。

この言葉に限らず、日頃からの温かいお言葉や、嬉しいお声がけ、また、話題にあげていただいたり、いいねやリプやリポストをなどをいただいたり、そして作品のお迎えと、私が膝をつかないで活動できているのは、応援くださるたくさんの方々と、クリエイターやファウンダー仲間のおかげと感謝しています。

Q8.クリエイター活動を通して、生活が変化したことなどはありましたか?

「活動前は前世であったのでは」と思うくらい、何もかもが大きく変化したと実感しています。

会社の業務の見直しから家事などの役割分担に至るまで、大きな変化に対応する必要がありました。 とにかく家族の協力なしでは成り立っていません。 

娘たちが私の活動を喜んで見守っていてくれることに感謝しています。

Q9.現在力を入れている活動があれば教えてください。

私は『世界平和を目指すプロジェクト』としてすべての活動を行っています。

世界平和とは、「遠く漠然と望むものではなく、個人からつくるもの」だと考えています。世界も国も個人からつくられたもの。個人の心の平和の積み重ねの上に世界平和が実現すると信じています。 

「今ある自分の中に幸せを見つけること」が大切だと考えています。 私の作品を通じて、これらの思いに触れていただく機会をつくりたいです。

 誰しもが心穏やかに過ごせる世界、ひいては戦争のない世界を子どもたちにプレゼントしたいです。

▼先日リリースされた、世界平和を目指すPJ ジェネラティブコレクション 「Amanemei Book Collections」への想い
プロジェクトに至った背景や運営チームの紹介は、下記ツイートのリプ欄にあるスペースをお聞きいただくと詳しく知ることができます。

Q10.これからやってみたいことはありますか?

当初からの強い思いがある絵本制作やミニ漫画など、考えが生まれる動きのある作品にも取り組みたいです。

また、保育士だった経験も活かして、保育園や幼稚園の子どもたちに自身の絵本を読み聞かせをしてまわる活動もしてみたいです。 

個性を大事にすることの原点にあたると考えられる、親子関係に着目した活動もしていけたらと考えています。 コミュニティに集ってくださる方々との交流を楽しみながら、いろんな価値観や幸せのカタチを学び、作品に乗せる感情を蓄え発信して行きたいと思います。

Q14.PRがあればどうぞ

活動、作品、私自身、どこかしらに少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです! 

▼アマネ・メイさんの公式ウェブサイト


今回はクリエイターのアマネ・メイさんにお話を伺いました。

アマネ・メイさんが作り出すキャラクターは、どのキャラクターも可愛らしく、前向きで、キラキラとした雰囲気を持っており、見ているだけで元気をもらえます。

今回お話をおうかがいして、さまざまな想いをもって一人ひとりのキャラクターが生み出されてきたのだなと分かり、胸が熱くなりました。
素敵なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

他のクリエイターのみなさまにも、このインタビューがぜひ参考になれば幸いです。

今後もこちらのコーナーでは、NFTやXR作品を手掛けるクリエイターさんやCREPOSで活躍するクリエイターさんをインタビューしていきますので、次回もお楽しみに。

【 NFT/XR CREATOR INTERVIEW 】バックナンバー

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