アナログ人間のWebディレクター
山谷 愼
22年に新卒で入社。未経験からWebディレクター職へ。現在は、Webメディア記事制作における進行管理業務を担当。外部ライター・カメラマンのアサインや調整、スケジュール管理、記事校正などを行なっています。
みなさん、初めまして。
クリーク・アンド・リバー社の山谷 愼(やまや まこと)と申します。
新卒2年目になります。
本記事では、入社2年目である私が、改めてなぜWebディレクターという職種を選んだのか、振り返りながら、その理由を書かせていただければと思います。
ぜひ最後まで読んでいただき、少しでもWebディレクターに興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
「なんか、かっこいいな」で都内の就職活動を開始
本記事のタイトルにある通り、私はアナログ人間です。
趣味はボードゲームで、家に150個以上所有するほど、デジタルよりもアナログが大好きです。また、デジタルにちゃんと触れたのは学生時代に支給されたPCでの履修登録からになります。
私は地方の芸術大学に在籍していました。
ただ、なぜか就職活動の際は、都内のデジタル系の職に就きたいと考えていました。
理由は、「なんか、かっこいいな」とふと思ったからです。
今までアナログな生活をしてきた反動もあるせいか
「東京でデジタル系業界に就いていたら、自分かっこよくない?」
と漠然としたイメージを持ったまま、未経験で都内のデジタル系に絞った就職活動を積極的にしておりました。
いざ採用面接を受けると周りの人はWeb系の資格・スキル等を身に着けた人が多く、自分みたいな、甘い考えで就職活動をしている人は誰一人いませんでした。
一旦、落ち着いて自分の武器を考えてみる
芸術大学に在籍していたこともあり、「なぜうちにきたの?」と聞かれても、先ほどの浅い理由しかないため、上辺だけの回答ばかりしていました。その後は、みなさんのご想像通り、内定をいただくことは一度もありませんでした。
それでも、私は東京に強い憧れがあり都内でデジタル業界への就職を諦めることができず、どうにかして東京でのデジタル系の職種で働きたい想いが強くありました。そこで、勢い任せの就職活動はやめて自分の売り込み方を考えました。
「自分の持っている武器(強み)は何か」そして「デジタル業界に、その強みをどう還元できるか」私個人が周りの就活生と比べ、圧倒的な強みもしくは個性といえるモノはなにか。
「あっ、ボードゲームだ。」
そこからは、私がなぜボードゲームを150個持っているのか、ボードゲームを通して得たものはなにか、あらゆる視点で深掘りするようにしました。
好きは武器になる
私は「なぜボードゲームが好きなのか」考えました。
なぜ私はボードゲームが好きになったのか
私がボードゲームを買い始めた理由は大学生の2年からです。もともと私は人とのコミュニケーションがとても苦手で、仲の良い友人としか過ごしていませんでした。ですが、大学生活での遊びは一生の一度のイベント。1年生時に何もしていない夏休み過ごしたときに、『もっといろんなところへ出かけたい』、『いろんな人との輪を広げたい』と思うようになりました。しかし、いきなり話しかける勇気はありません。
そこでコミュニケーションツールとしてボードゲームを見つけました。
<ボードゲームの良さ>
人と会話しながら遊べ、盛り上がること。
遊ぶことで相手のパーソナリティを知れること。
年齢問わず、みんなが対等に遊べること。
私は遊ぶにつれて、人の好みに合わせたボードゲームを提供することが楽しくなりました。「この人ならこのボードゲームが好きそうだな」「この人は人読みができるから、心理戦のゲームとかどうか」など考えていました。
『相手の事を考え、相手の想像以上のモノを提供すること』に喜びを覚え、だから私はボードゲームが好きなんだと気づけました。
自分の芯になるモノ(好きなこと)は仕事に活きる
就職活動では、コミュニケーションをとりながらパーソナリティを知れるなど、ボードゲームの楽しさを全面に押し出していきました。
その就職活動したおかげか、今はご縁があってクリーク・アンド・リバー社のWebディレクター職で働かせていただいております。
Webディレクターとして業務を行なっていますが、ボードゲームで培った『相手の事を考え、相手の想像以上のモノを提供すること』は今も活きております。
例えばですが、外部ライターやとのコミュニケーションをとりながら、人となりの性格を知り『どうしたらこのライターとの制作進行がスムーズになるのか。』、『この何をしたらこのライターが安心して仕事ができるのか。』などあらゆる面で考え、相手の先回りをした提案をするよう心がけています。
毎回、成功しているわけではありませんが、自分がこのような行動で相手から「ありがとうございます。非常に助かりました!」と言われた時は、とても嬉しく思います。
未経験でも知識がなくてもWebディレクターはできます
最後に皆さんに伝えたいことがこれです。
地方の東京のデジタル系に就職したいと思った、ボードゲーム好きのWeb未経験の大学生が、いまWebディレクターとして働いています。
経験と知識は、これから積めばよいのです。
大事なのは、今の自分がどう動くかだと思います。
クリーク・アンド・リバー社はその人の個性・考え方を尊重する会社です。
自分が興味を持っていること、得意なことを活かしながら未経験の領域で働きたい・挑戦してみたいと思う方が活躍できる環境だと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもみなさんがWebディレクターという職種に興味を持ってくださったら幸いです。
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プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。
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