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新卒2年目、生きたのは知識ではなく経験でした


飯田 航己
22年に新卒で入社。現在はプロスポーツのWebコンテンツ運用、経営者向けの記事コンテンツ制作進行、メールマガジンの運用サポート、時に取材やライティングなどを担当。出身は神奈川。大学では身体論を専攻。


きっかけはゼミの先輩の紹介

就職活動で唯一受かったのは大手メディア事業会社の営業でした。はたから見れば「成功」と言われるかもしれません。しかし、車で家に訪問して契約を結ぶ…そんな自分の姿が想像できませんでした。中途半端に学歴があったためか、面接で聞かれたのは「高校時代に野球の副キャプテンをやっていた」エピソードばかり。

「大学時代は絵を描いたり音楽作ってたりしてました!頑張りました!根は文科系なんです!なんならオタクです!」(空振り)

体育会系が欲しかったんだろうなぁ…(苦笑)

ここに入ってもすぐにやめてしまうだろう。まぁ就職活動うまく頑張れなかった自分が悪い。入るからには頑張ろう。半ばあきらめながら過ごしていたときに、これまで面識のなかったゼミの先輩から人材募集の知らせが。

 それがWebもクリエイティブも未経験な自分が、クリークを知ったきっかけです。

Youは何しにWeb領域に

小さいころから絵を描くのが好きで、大学では音楽を作り始めたりと、何かとモノづくりに関心があった自分。上記のメディア会社も、制作に興味があって応募したのでした。

そのゼミの先輩と何度か話すうちに、クリエイティブに関われること、クリエイターを大切にしていること、好きなコンテンツに携われること…クリークという会社を次第に知りました。ゼミの先輩ということで興味関心の領域も似ているだろうし、Web面接では気さくにいい面も悪い面も話してくれたのは、自分としては安心材料でした。

とはいえ、不安材料ももちろんあります。

「ウェブのウの字も知らん…」 

大学ではPCで音楽を作っていたくせに「メモリ?ストレージ?ファイル?フォルダ?」頭に浮かぶはそんなレベルのハテナばかり。学部も文系、中でも文学部の派生学部だったので、特にWeb領域は疎かったんです。(文学部は悪くありません) 

こんなのでやっていけるのだろうか…周りは専門的に学んできた人ばかりなのでは…。クリークという会社に興味は出てきたものの、同時に不安も募らせていました。もしかしたらこれを見てくれている方にも、同様の悩みがあるかもしれません。 

結論、問題なし!もっと言えば、むしろよし!
(後半はそう自分に言い聞かせています)

全ての経験が味方になる…かも

まず面接中、スキルについてはほとんど聞かれませんでした。学生時代の話や、趣味の話…何なら自分の描いた絵を見てくれたりと…。人として見てくれているというのが伝わりました。またWebと言っても領域は幅広いです。自分の同期でも飲料系、スポーツ、化粧品、教育、アニメ、Vtuber…いろんな領域の媒体に携わっています。

自分は現在、スポーツのWebコンテンツ運用を担当しています。最近では試合場に赴いて勝利選手にインタビュー、ホテルで原稿を作成する機会がありました。そこで自分は「野球やっていてよかったな」と思ったわけです。

というのも、その現場は「年功序列」「○○の媒体より先に取材してはだめ」「まずは挨拶」…良くも悪くも「体育会系」な気質がありました(挨拶は大事です!)。

小中高と野球を続けていた自分はなんだか懐かしい空気を感じつつ、すんなりと場になじめた気がします。最初は場違いな弱卒に他のベテラン記者から怪訝な目を向けられていましたが、取材が終わるころには「原稿書けているかい?」とベテラン記者が気にかけてくれるように。合う、合わないがありそうな現場だなと思いましたが、まさかこの会社に入ってスポーツの経験が生きるとは思いませんでした。また単純に、元野球少年として、プロスポーツ選手にお話しを聞けるのは嬉しいことでした。

塾でアルバイトしていた方は教育系の媒体に、飲食でアルバイトしていた方は飲食系の媒体に、その経験や知見が生きるかもしれません。アニメやVtuberが好き?旅行が好き?好きという気持ちは自分を動かし、やがてその領域で活躍できるかもしれません。もし今これを見ている方で「好きなことがわからない」という方がいれば、Web領域で幅広いクライアント、業界に携わる中で見つかるかもしれません。 

全ての経験や人間性が、見方を変えれば味方になる(ダジャレではないですよ)、Webとはそういう領域なのかもな、と2年目ながらに思います。 

自分が譲れないものを軸に

唯一受かっていた会社は給与も、福利厚生も、正直この会社より高い水準でした。しかし、会社の知名度や周りの声に惑わされず、自分の興味関心を信じてよかったなと今は思います。

今のところは、です。 

まぁ最近いやなこともありましてね…ん?あ、文字数制限ですか、そうですか…。 

企業で働くのですから、いいことだけでなく嫌なこと、やりたくないことももちろんあります。自分の希望が全て叶う企業など、そうそうあるものではないでしょう。たとえ給与が安くても絶対定時に上がりたい!労働時間が長くてもとにかくお金が欲しいんだ!人によってさまざまですが、しかし「これだけは譲れない!」ものがあればそれを軸に、就職活動、転職活動に励んでもらいたいなと思います。

いずれこの会社、この領域でみなさまに会えるのを楽しみにしています。そのときは今回書き切れなかったお話を聞いてください。


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