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ロシアの統治インターネットとは?FSBとDPIシステムによるネットの検閲管理体制

ロシア国民の83%がプーチン氏を支持し、また、58%が、ウクライナ侵攻を支持しているといいます。

国民は、主に国営テレビからニュース情報を得てり、プーチン氏は、独立系メディアやTV局などの閉鎖に乗り出しています。

情報統制では、インターネットによるコントロールがあり、今回は、国家によるネット情報管理に焦点をあててみました

下記の記事は、情報機関FSB(ロシア連邦保安局)匿名通信を可能にするソフトウェア「Tor」を抑圧するDPI、モスクワのネット管理センターなどについて紹介しています。

プーチン氏の高い支持率を理解するのに、ロシアのインターネットに関する記事を要約しました。

ロシアのデジタル発展省アンドレ・チェルネンコ副大臣は、外国のインターネットサービスに対し、「3月11日までにすべてロシア国内のホスティングサービスに変更する」よう命じた。


ホスティングサービスとは、サイトを公開する際にレンタルして利用するサーバーで、オンラインのインターネットサイトの拠点といえるものだ。
ロシア政府は、そのホスティングサービスをすべて国内に移管させ、管理しようとしている。

インターネットを徹底的にコントロールしていることで知られる中国は、インターネットが普及し始めてすぐ、検閲などを含め幅広いコントロールに着手していた。

ロシアのインターネット統制の歴史

プーチン氏は、2014年のクリミア侵攻で、ロシア最大のSNS「フコンタクテ」の制限に動き出し、

2018年に、国内プロバイダーのユーザー通信データを、情報機関FSB(ロシア連邦保安局)に提供することを法制化。

2019年からモスクワ川沿いに「管理センター」を置き、『統治インターネット』により、ロシア政府が気に入らないインターネット通信を抑圧。

管理センターでは、デモや混乱が起きた際には、国内の特定地域をまるまるインターネットに接続できなくしたりすることが可能なる。

情報統制のハードウェアとソフトウェア

中国企業「レノボ」のサーバーを導入しており、中国とも関係があるアメリカ企業「スーパーマイクロ」のサーバーも使われている。ちなみに米「ブルームバーグ」によれば、以前米軍が調達していた「レノボ」のラップトップのマザーボード(基盤)にチップが埋め込まれていて、中国にデータが不正に送られていたという。

ロシアはハードウェアに埋め込むチップの他に、インターネットの通信の流れを監視するDPIと呼ばれるシステムを導入している。

DPIは、匿名通信を可能にするソフトウェアの「Tor」を抑圧し、ツイッターなどのSNS通信をスローダウンさせることに成功している。

モスクワの管理センター

モスクワの管理センターには、国内全てのインターネット・サービス・プロバイダーが接続され、検閲も行われているという。

この「統治インターネット」は、2021年から本格的に運用が始まっており、ウクライナ侵攻後に、ホスティングサービスへの規制を強化

ロシアや中国のネットに対する考え方

ロシアや中国は、自国のインターネットは自分たちの主権のもとに、国がそれぞれ統治すべきだと彼らは主張。

自由な議論が飛び交う情報ツールであるインターネットを、国民の自由にさせておくわけにはいけない、と、検閲などで、当局によりコントロールするわけだ。

国民が自由に、世界で報じられているロシアによる残忍なウクライナ侵攻の情報を得られれば、プーチンに対する支持率もまた変わる可能性がある。





“ロシア軍 被害大きく大規模部隊の確保は困難”

シンクタンクは、ロシア軍がこれまでの戦闘で大きな被害を受けているなどとして、今後数か月にわたって、ウクライナ東部で大規模な部隊を確保するのは困難だと分析しています。

ウクライナ東部 大規模な車列が移動 衛星画像が公開

人工衛星を運用する「マクサー・テクノロジーズ」は、ウクライナ東部でドンバス地域に向けて大規模な車列が移動している様子を捉えた衛星画像を公開し、ロシア軍が軍事作戦の重点を東部に移しているようです。

ブチャから避難の女性「ロシア兵の行為 人間のものとは思えず」

ガルクーシャさんは、「移動している途中、前方から炎上しながら道を逆走する車を見ました。乗っている人は生きていないようで、彼らを救うことはできませんでした。自分たちも同じ目にあわないよう無事に避難できるよう祈りながら移動しました」と話しました。

そしてブチャの状況について、現地に残っていた住民から聞いた話として「住民たちは長くシェルターに隠れていたため食料や水がなくその場で多くの人が亡くなりました。また、亡くなった人の遺体に爆弾がしかけられていることもあり、遺体を埋めようと持ち上げただけで爆発し、犠牲になる住民もいました」と証言しました。

さらに、「ロシア兵が子どもたちの目の前で親を撃ち殺すケースもありました。彼らは『ロシア側の主張を認めれば命は奪わない』などと子どもたちに迫ったといいます。残された子どもたちはこれからどうやって生きていけばいいのでしょうか。ロシア兵の行為は人間のものとは思えずまるで獣のようです。人の命を軽んじているとしか思えません」と語り、ロシア兵の残虐行為に対し怒りをあらわにしました。

ウクライナ内相“多くの家に爆発物 恐ろしい状況“

ウクライナの公共放送は動画投稿サイト、ユーチューブで現地の状況を連日、英語で国内外に発信しています。9日に公開された放送では、東部ドネツク州のクラマトルスクで、8日、鉄道の駅がミサイル攻撃を受け、子ども5人を含む少なくとも52人が死亡したことについて取り上げています。

また北部のチェルニヒウ州ではロシア軍から銃撃を受けた複数の遺体が見つかったとしていて、両手を縛られていたり後頭部を撃たれたりしているケースもあると伝えています。

さらに首都があるキーウ州では専門の部隊がこれまでにおよそ1万にのぼる爆発物の処理にあたったとしています。現地を視察したデニス・モナスティルスキー内相は連日、4000を超える爆発物を発見しているとしたうえで「多くの家に爆発物が仕掛けられている。恐ろしい状況だ」と話しています。


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