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ウクライナ戦争の長期化!大砲のウーバーGIS Arta( アルタ)システムwithイーロンマスク

ロシア軍の占領により、ウクライナ東部のロシア化が進んでいます。劣勢が伝えられていたロシア軍は、その後戦略を立て直し、全勢力を投入して効果的に東部の街を攻撃し、ウクライナ東部の州の制圧に成功しています。

ロシアにエネルギー源を依存している国々が多いために、ロシアの石油・天然ガスの収入をを断ち切ることができません。経済制裁を徹底する西側諸国にも、足並みの乱れがあります。

このままウクライナ戦争は、プーチン氏のシナリオ通りに進み、他国の武力侵略は正当化されていくのでしょうか。。。中国や朝鮮に、新たな武力行使の道をひらくのでしょうか。

ロシアでは、極東のウラジオストク沿海地方の議会で27日、野党議員が、公然とウクライナから撤退すべきだと訴える一幕があり、国内で、軍事侵攻に対する不満が広がっています。

プーチン大統領に宛てたとする文書を突然、読み上げ、「軍事作戦をとめなければさらに孤児が増える」「国に大きく貢献できたであろう若者たちが軍事作戦で亡くなったり、負傷したりしている」「軍事的な手段での成功は不可能だ」として、ロシア軍の即時撤退を求め、同じ共産党に所属する別の議員1人が拍手しました。ろs

ウクライナのポドリャク大統領府顧問はロイターのインタビューで、停戦に合意する可能性を排除し、領土の譲歩が絡むいかなる合意も受け入れないと言明。「(譲歩しても)戦争は終わらない。しばらく休止されるだけだ」とし、「ロシアはより残忍で大規模な攻撃を新たに仕掛けてくる」との見方を示した。

ここ最近では、オースティン米国防長官やイタリアのドラギ首相が即時停戦を呼び掛けている。


“敵位置把握から約1分で砲撃可” ウクライナ軍支えるシステム

ロシア軍が掌握を目指すウクライナ東部では、欧米の軍事支援を受けるウクライナ軍の反撃でロシア軍の勢いが失われているとみられています。

ロシア軍の“渡河作戦”失敗とイーロンマスクの支援

ウクライナ軍が、5月11日ごろ、東部のルハンシク州を流れるドネツ川を渡ろうとしていたロシア軍を攻撃して進軍を阻み、ロシア軍の戦車や装甲車など70台以上を破壊することに成功したとのことです。

ウク軍の背景に“大砲のウーバー”

この攻撃で威力を発揮したのが「GIS Arta(ジーアイエス アルタ)」というシステムです。

このシステムは、偵察用ドローンやGPSなどから送られた戦場のデータによって敵の位置を特定すると、計算ソフトが処理してその地域にあるどの兵器が攻撃に最も適しているかを判断するということです。
これまで敵の位置を把握してから発射するまでに20分以上かかっていた時間を1分程度に短縮したとされています。

システムは、ウクライナ人のプログラマーがイギリスの企業と開発し、砲兵部隊で広く使われているということです。

ウーバーが最も近い運転手と乗客をマッチングすることになぞらえて“大砲のウーバー”とも呼ばれています。

イーロン・マスク氏が支援も

このシステムには、イーロン・マスク氏の宇宙開発企業の衛星を使った高速インターネット接続サービスが活用されているということです。

アメリカは、ロシア軍に抵抗するウクライナ側を軍事面だけでなく、民間企業による通信技術などの面でもサポートしています。


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