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牛乳は、前から取りましょう。 〜re-use〜

この記事は、
私の過去の記事のリユースです。

結論から言います。

牛乳は、前から取りましょう。

いつもの、長ったらしい
話が始まりますよ。

御用とお急ぎでない方だけ。
暇つぶし、したいときに、
お立ち寄りください。

牛乳は、流通業のカテゴリー的には、
『日配品』といいます。
読み方は、『にっぱい』といいます。

なんでそんなとこから話するのか。
それは、私が、元スーパーの従業員、
だからです。

ちょいと、専門的な断面から、
説明いたしますよ。
(なんかムカつくな)

スーパーによっては、
『ニッパイ』だったり、
『デイリー』だったりする、
部門の商品です。

意味は、
『毎日配られる商品』です。

このうち、日・配・品を取って、
日配品、と言っている(たぶん)。

となると、毎日配られない
商品もあります。

それは、流通業一般では、
『ドライ商品』あるいは『ドライ』、
または、『加工食品』『加工品』
といいます。

そのドライ商品の配達は、
週に2回くらいか。あるいは、月に数回、
スーパーの店舗に届く感じの商品です。

代表的な商品でいうと、
カップラーメンなどの乾麺、
小麦粉などの粉類、調味料類、
などです。

日配品の話に戻ります。

なんで、毎日配られるか。

賞味期限が短いからです。

短い、といっても、
数日~数週間です。

またとっ散らかるといけないんで、
話を牛乳にしぼります。
(牛乳なんで!)

牛乳に限らず、スーパーで
並んでる商品、基本的に、
賞味期限の短い順に、前から
並んでます。

専門用語で、
『先入れ、先出し』です。
(さきいれ、さきだしと読む)

意図的に、賞味期限の短いものを、
手に取りやすい前に、わざわざ、
並び変えてるんです。

大事なことなんで、
もう一度言います。

牛乳は、前からとって、
買ってください!

後ろにある、賞味期限の新しい
商品を買うのは、前の商品が
全部無くなってからにしましょう!

なんで、そんなめんどくさいこと、
先入れ先出し、新しい商品を
後ろにしてるのか。

それは、買いに来てる、
消費者のためです。

逆説的ですが、そうなんです。

消費者は、あまり何も考えてない。
(失礼!)

消費者は、一日でも賞味期限の長い、
奥の方にある商品を、商品の山を、
ひっくり返してでも、買おうとする人、
あるいは多いんですよね。

でも実は、その行為。
自分だけ得しよう、
と思ってるのか知らんけど。

少しでも新しい商品を取る行為。

それって。

自分の首を絞めていると思います。
消費者が、自らの首を。

え?

なんで?
なんでか、わからん??

ハァ、、、

これだから、、
(失礼極まりないぞ)

いいですか。

そもそも流通業って、
かなり過酷な一面、があります。

1分1秒、あるいは1円単位。
さらに言うと、
1円以下、何十銭単位で、
戦い続けています。

今の時代、『銭』という単位、
普段見ないですね。

でも、流通業では、
あるんです。今でも。

100銭で、1円です。
単位の説明をすると。
(他の業界でもあるかも)

そんな戦いを、強いられてるんです!

まずは、そこを理解しましょう。
数銭、数十銭をめぐる攻防です。

激安スーパーや、ドラッグストアで、
うどん、そば、もやし、
18円!あるいは、9円!
とか、見たことないですか。

普通じゃないです。
そんな値段、普通じゃないです。

その売価に至るまで、
まさに、血のにじむような、
銭の単位を削る、工夫をしてる人、
企業があるんです。

安けりゃいいじゃん!?
それもいいでしょう。

売らなきゃいいじゃん!?
それもいいでしょう。

だけど、簡単じゃないんです。
そんな簡単なモン、じゃない、、

ものすごい、複雑な事情、
あると思います。。。

個別に。ほんと、千差万別で。

だからこそ、一人ひとり、
よく考えましょう。。。

あかん、、また話がそれた。。。

話を戻すと。

あなたが、消費者が、買わなかった、
前に並んでた牛乳。

あるいは、避けたことによって、
商品としての価値が、無くなってしまって、
買われなくなった牛乳。

最悪、廃棄になります。

廃棄ってつまり、捨てることです。

牛乳パックを、
わざわざ、一つ一つ開封して。

生産者さんが、
心を込めて生産した牛乳を、
流しとか、下水か、どこかに捨てます。

捨てるんです。

賞味期限切れの商品は、なんでも、
基本、廃棄になるんですが。

牛乳は、牛乳に、しぼっていうと。
(もういいって)

成分が濃いので、処分の方法に
よりますが、流しで、水を
流しっぱなしで、パックを開けて、
捨てることになったりします。

もったいない、だらけです。
水も経費だし、貴重な資源ですからね。

当然、誰か、スーパーで働いてる、
アルバイトさんか誰かが、
閉店後か、翌日に、処理、
することになります。

処理、ですよ!?
ひどくないです??

その人件費、廃棄費用が、
まわりまわって、スーパー全体の
経費になります。

そうなると、スーパーの経営体力が
削られ、あるいは、牛乳自体の
売価が1円、2円、場合によっては
数円、上がったりします。

そうしないと、
元が取れないからです。

もう、分かりますか?

賞味期限内に、まぁ、使うやろ、
っていう牛乳は、古い方から
買った方がいいってこと。
みんなが、です。

SDGsです。

自分一人が頑張ったって、
意味なくない?

それも、いいでしょう。
一つの、考え方。ひとそれぞれ。

選挙に、行くか行かないか、
に似てるかも。
自分一人でどうなるもんでもないし。

どうせ、そうなんでしょう?
というあきらめ。

まぁ、それもいいでしょう。
でも、チリツモ、積もり積もったら、
大きな力になる。

物事が、それによって、決まる。

一人ひとり、一つひとつ、
で決まるのが事実。

カッコつけて、SDGs、
語ってる人。

虹の、丸い社章みたいなん、
つけてる人。
よく見かけますが。

まずは、スーパーで牛乳買うとき、
手前にある、賞味期限が、
短めの牛乳、買うようにしましょう!

まずは、そこから始めませんか?

カッコいい、SDGsバッジ、
つけるのは、それからにしません??

あかん、、、SDGsバッジ、
ディスり記事、になってもうた。。。

牛乳。。。おいしいよね。。。
(白目)

この話。
ご主人さま(妻)に、話してみました。

そしたら。

少し日付けの古い牛乳なら、
20%引き、とかのシール貼ったら
いいやん?

それなら、買うよ?普通に。

なるほど!!

解決🥛!!
(でいいのか??)



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