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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station ㊸『令和の怪物プロ初勝利千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希投手の投球内容分析』(851文字、動画42分09秒)

 本来令和の怪物佐々木朗希投手の投球動作分析を行う予定でしたが、プロ初勝利をあげましたのでその時の内容を前回のように分析したいと思います。

 では簡単に、この日の内容を紹介したいと思います。

 まずは初回ですが3人終わる上々の立ち上がり。

 そして2回、先頭の大山選手にセンターへ2塁打を打たれます。続くサンズ選手はセンターに抜けるかという当たり、それをショートがダイビングで捕球するんですが間に合わず1-3塁に。

 次の打者は令和の怪物対決、ルーキー佐藤輝と対戦しますが、レフト前にクリーンヒットでタイムリー、1点を失います。さすが佐藤選手。そして9番投手のアルカンタラ選手にナイスボールだったんですがライト前にタイムリーを打たれます。

 3回は先頭を四球で出し、牽制をファーストがミス、パスボールと味方守備が足を引っ張ります。そして5番サンズ選手にライトへタイムリーと3点目を献上します。

 4回は小幡選手にレフト線へヒットを打たれますが、無得点で抑え、最終イニングとなった5回は30球を投げる苦しいイニングとなります。

 2番中野選手、3番マルテ選手を内野ゴロで打ち取り2アウトを取るのですが、そこから4番大山選手に四球、5番サンズ選手にライトオーバーのタイムリー二塁打で1点を追加され4失点目。佐藤選手を申告敬遠し、2アウト1-2塁とし、最後は梅野選手をショートゴロで5回を終えました。

 これが初勝利となった佐々木朗希投手の成績でした。5イニングを投げ、94球、被安打7、5奪三振、3四球、4失点(自責点3)、という内容でした。

 結果的には不十分な内容に見えますが、内容は前回よりも良いと私は分析しました。勝敗に関しては味方打線に委ねるところもありますので置いといて、今回勝ったからとかではなく、ちゃんと内容的にも良かったと言える投球でした。

 ではその投球内容を分析していきたいと思います。

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