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筋肉は裏切らない!!

よくきくフレーズに「筋肉は裏切らない」というのがあったけれど、本当にそうだなぁ。と思えるようになったので、その記録をば・・・

幼稚園の頃からずっと踊っていた。途中休止中もあったけど、何かしらの踊りをずっとしていた。歴でいえば20数年。
ある事件でパタっとやめてしまってから、20年。

そんな中、思い残しがあるダンス、アルゼンチンタンゴをちゃんとやろう!と決めたのが2019年終わり頃。(このダンス、ペアダンス故、始めては止めてを3,4回繰り返していた)
女性はヒールシューズで踊るのだが、愕然とした。
「ヒール履いたら、全く立っていられない。これじゃ踊るのだってままならない」
そこで気づいたのは、圧倒的に筋肉が落ちているのだ。
20年前踊っていた筋肉は、私の記憶の中にしかなかった。

やばい!!!!

これダンス以前の問題ジャン!

と、体作り計画を始めた。
まずは、友人がそんな私にコンディショングの指導をしてくれた。
スケートの真央ちゃんもやっている。というもので、コアマッスルを徹底的に鍛える。
そこで気づいたのは、ハムストリングスや内転筋、中臀筋、広背筋、前鋸筋やらが弱っていたのだ。
おまけに、背中や首はバリバリ、肩甲骨はしっかり動かない。
自分の課題がみえた。

半年間、真面目にコンディショニングをしたら、(その間、ひどい足首の捻挫をして足のトレーニングは全然できていなかった)、練習できていないのに、アルゼンチンタンゴが上手くなっていた!(先生もびっくり?!)
そっか~、コアマッスルって基礎の基礎よね~。と実感。

次に取り組んだのが、バレエのバーレッスン。
バレリーナのあの強靭な筋肉を作っているのはバーレッスンだ。と知っていたので、バーレッスンを解剖学的に教えてくれるスタジオへ。
最初は週1回。毎回レッスンおわったらクタクタでその日はもう何もできなかった。
それが体が慣れてきて、レッスンの後のお出かけも出来るようになった頃は、ちょっと筋肉がついてきて、だいぶ軸がとれてきた。

そして、回数も週2回に増やした頃。
タンゴをヒールで踊るには、ヒールが履ける体を作らねば!
と次の目標ができた。
同時に、ハイヒールを履ける体=トゥシューズが履ける体
という事もわかった。
結局の所、引き上げができていないと足への負担がかかる。ということで同じなのだ。
バレエの先生に目標としてトゥシューズ履けるようになりたい!と伝えると、「もう履いていいよ」ということで、筋トレとしてトゥシューズレッスンをお願いした。

これがまた何ともいえないほどエグい
そんじゃそこらの筋トレよりキツイ。
トゥで立つって、全身の筋肉が必要なのだ!
5分もしたら息絶え絶え・・・

そんなこんなでバーレッスンを続けて1年が経過。
体はだいぶかわった!
課題だった部位の筋肉がついてきたのを実感するのは、
レッスン中だけでなく、日常の姿勢や歩き方がかわったのだ。

「歩く」という誰でもしていることでさえ、実は正しく歩けなくなっていたらしい私。
整体の先生にも「正しい歩き方」「立ち方」を指導してもらうと、それは、
トゥシューズで立っている時の上体が必要なのだ。ということがわかった。
というわけで、日常「歩く」ときさえ、筋トレなのだ。

実は週2回のバーレッスンだけをしていたのではない。
先生に注意されたことに加え、家でもできるバーレッスンの一部や、筋膜リリースやコンディショニングなど毎朝のエクササイズとして続けた一年だった。
「ヤルときめたら粛々とヤル」ただそれだけだ。
まさに、継続とは力なり・・・
一年続けた結果、自分が思っている以上に筋肉は育ってくれた。

そう!筋肉は裏切らないのだ!

実は、心のトレーニングも同じこと。
内面の成長や変革をお手伝いする仕事をしているが、自分の意識をどう使うか?は、筋肉をどう使うか?と同じなのだ。
筋肉を鍛えるのを粛々と行うのと同じように、自分の内面を変えたい(意識の使い方を変えたい)ならば、筋肉と同じように粛々と行えばよい。
そのことをしっていた私は、筋肉にも応用してみた。
ただし、心の成長は、筋肉の成長ほど単純には行かないのがたまに傷。