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無意識レベル(反射)の行動を変えるには・・・(中級編の学び)

顕在意識と無意識だと、はるかに無意識領域の方が広い。
というのは、聞いたことがある方も多いだろう。

意識化するというのは、顕在意識上にあげることなのだが、日常の「習慣化」されたことはほとんど無意識領域で行っている行動だ。
朝起きてからの動きというのは、ほとんどの方はルーチンでボ~っとしながら(無意識で)動いている。
それを、「朝のルーチンを変えましょう!」と言われ実行しようとした途端、無意識ではいられない。すべて意識的に行動しようとする。
その意識的行動が2週間位(個体差はあるが)すると、だんだんと無意識化におちていき、習慣化として定着していくのだ。

ということは、自分の「行動」を変えたいときは、「意識」を使って変えることができる。ということだ。

これまたよく聞く、ウィリアム・ジェイムズ(心理学者、哲学者)の言葉とだが
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

この、心が変われば、の「心」を「意識」とするのがわかりやすいかもしれない。
(私見では、後半の習慣が~、人格が~の部分は賛同しないけれども)

自分が、無意識にしている行動をそのまま続けていたら、自分というものは変化しないし、成長もしない。
「今」を変えたいならば、「自分」を変えるのが一番早道だ。というよりも、それしか変化の方法はない、とでもいえよう。
そのため、現状打破が必要なクライアントさんのセッションでは、
コンサル中に提案するエクササイズがある。
このエクササイズは、まさに「意識を変えるエクササイズ」である。

その方により、必要なエクササイズは違うので、固定されたものではないが
その方の「意識」をかえていくために、エクササイズをしていく。
つまり、自分が無意識でどう振舞っていたのか、思考していたのか、キャッチしていたのか?などを意識的に理解してもらう。
この理解をするためには、意識的に自分の行動をみていく必要がある。
これにより、無意識での行動は、意識化にあげられる。
そこで、意識化にあげられた行動の中に含まれた「意識癖」を当方で分析し、その癖を違うものにしていくための、エクササイズをお渡しする。

このエクササイズをやってもらうと、自分のこれまでの「癖」が暴走したり、「できない!」と諦めそうになったりする。という期間を経て、気づけば、新しい意識で行動し始めるようになる。

取り入れてもらう新しい「意識」は、その方が変化、成長するために必要なものであり、どんな人にとっても「自己を磨き上げ、成長を促す」ものであるため、身につけたら一生物になる。

実は、自分のこれまでの「思考癖」が、本来の自分らしさを発揮できなくしている大きな要因でもあるのだ。

その「思考癖」は、これまで自分が生きていく上での1シーンで有効だったため、シメシメと思って採用したままになっているものがほとんどだ。
そのシーンを乗り切るために使ったならば、それ1回きりにしておけばよかったのに、そうもいかないのが、人間の弱さでもある。
しかし、その「思考癖」が自分を解放できない方向に向けているならば、喜んで手放そう!

提供しているセミナーやセッションは、実践を伴う。
なぜならば、上記のような理由があるからだ。
「エクササイズを実践していくことで、変化を実感できる!机上の学びだけではない」のは受講生さん全員が口をそろえて言う言葉だ。

学んだだけでは変わらない。
無意識領域からガツガツと変化させていこう!