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権力の真実

“日本で一番悪い奴ら”というタイトルの映画を観る。

内容は壮絶。勿論面白おかしく脚色されているところもあるが、名前こそ変えてあっても粗方は北海道警察の中で起こったつい20年にもならない前の不祥事の実態だ。
ヤクザに覚醒剤、拳銃に風俗。
あらゆる害悪の限りが詰め込まれ、歯止めの効かない権力の中でさらなる捏造とヤラセがこのリアルな日本を形作っていた。
でもこんなこと日々、権力のどこかで繰り返されている、それがこの国の権力の真実だと理解して間違いない。恥ずべきことであるのに、平然と部署間で融通し合いそれがニュースになって世間に知れ渡る。しかしそれ自体が全てやらせの出来レース、報道やジャーナリズムは何をしているのだ?

こんなものが実際に出るとこの国のあらゆることが信じるに足るものではないと言えてしまう。道警だけの問題か?いや、そんなわけがない。これはこの国のあらゆるところで公然と行われている裏、そしてさらに我々が知り得ることは永遠にないだろうと思えるその裏が山ほどあるのだろうと見るのが適切であることを痛感させられる。

こんなクソみたいな話を当事者呼んでヒーローのように書き上げることも、そもそもいかがなものだろうか。
メチャクチャした挙句、捕まって景気終えたら何の罪滅ぼしか道警に立ち向かうとはどの口が仰っているのかよくわからない。
まあ、稲葉圭昭以外には誰一人逮捕者がいないというのもまた歪だが、これもいつもの話だろう。
しかし、警部ともあろう幹部がこれでは碌な組織ではなかろう・・残念ながら。

何度でも言いたい。
この国は大丈夫なのだろうか?と・・

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