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唐揚げ

鳥肉の安さの裏側を知りたくなったので少々調べてみる。
で、少し調べると中々驚愕。

そもそも野生の鶏が家畜となったのはマレー半島と言われているようだ。
発端はどうもアメリカの食肉不足を補うために台頭。
ブロイラーにはチャンキー・コッブ・アーバーエーカなどの品種があるらしいのだが、その大半はチャンキー種であり、正式名称をロス308という。

スーパーなどで売られる若鳥とはほぼブロイラーで8割以上が、チャンキーなのだそう。

で、ブロイラーの生育スピードはえげつなく、明治以前からいる日本の鶏が今スーパーで売られている若鳥程度(2-3kgくらいの大きさ)になるためには100日以上掛かるのに対し、ブロイラーは4-50日で出荷適性品になるという。
そのためには平米当たり16-22羽の飼育をし、工業製品のようなスケジュール管理を行い、また餌は鶏の食欲などお構いなしに強制摂取させる。飼料の100%を吸収させるために抗菌剤を混ぜるそうだ。
それ以外に出荷までのこの短期間に数十回のワクチンおよび抗生物質が投与された結果、近年の研究で6割が抗微生物薬耐性菌が検出されたそうだ。

と、これだけ知ってしまうと、若鳥を買うのが嫌になってしまう・・

若鳥もも肉の唐揚げ

そんな記事の後にモモ1.5枚分の唐揚げを作る。

高知の生姜、青森のニンニク、特級品の国産材料のみの薄口醤油、国産米と国産材料のみの味醂、清酒でつくった漬けダレに浸し半日冷蔵庫に寝かせて、キャノーラ油でカラッと。

美味しいのだけど、この若鳥は人にどんな影響を与えるのか、非常に気になった早朝の唐揚げづくりでした・・

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